それほど期待はないが年に1度くらいくるのを待ち望んでいる、安心して楽しめる映画。それがここ数年のジャッキー作品だ。CG全盛の時代、いまさらアクションには驚きはないけど、あれを50過ぎのおっさんがスタントなしでやっていることを考えたら本当にすごい。あともっと驚くのは20年以上全く変わらない軽妙なジャッキーのキャラクター。普通もう少し貫禄とかでるやろ。そんな彼が引き起こすちょっと暖かい人情アクション。フラれこそしないけど、やっぱり寅さんだわ。
ハリウッドにしては地味なタイトルだなあと思ってたら、内容も地味というかヒネリひとつなく、逆にビックリした。もうひとつビックリしたのは毛貧いや、ケビン・コスナー。ウォーターワールドの時は濡れると岩海苔みたいだったのが、今回はちゃんとしていた。さすが稼いでるだけ、いいヤツ載せてるわ。え、もしかしてCG?