情熱って、愛とおんなじだ。
遊びと勉強、器用に生きてきた高校生が美術の世界に触れ、東京芸大合格を目指して魂を削る物語。眞栄田 郷敦が高校生に見えるとかは置いといて、展開から目が離せなかった。「好き」を仕事にすることの幸せと辛さ。それをみつけられるかどうか?自分の今までとこれからの人生、そして進路を決める年になった息子たちの人生と重ね合わせ、いろんなことを考えずにいられなかった。自分だけで言うと「好き」は見つかっている気がする。でもそれを仕事にできるか?それがつらくなるのではないか?50を超えてもがっつり惑っている自分がいる。でもそんなことを考えてみてほしいと息子たちにチケットを買ってみようと思う。