のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

さみだれのきのふ一日晴れしかば今朝は色よきあぢさいの花(三ヶ島葭子)

2008年06月04日 | 梨の病気
紫陽花というのは日本原産の花だそうで、
花の色が白から紫、淡紅色に変化するために
「七変化」という別名もあるとか。



まったく今年の4月、5月はよく雨が降りました。
そのうえ6月に入ったとたん2日には梅雨入りです。

例年ですと
梅雨前のいわゆる「五月晴れ」があって梅雨に入りますので、
ナシの開花前後に病菌を気にした後の防除対象は
主にアブラムシですが、今年は病菌が活躍しています。



県の指導機関からは
ナシの疫病、ネギのべと病に対する注意報が出されています。
(朝日新聞08年5月31日千葉版でも報道)
幸いにもわが家では疫病(枝が黒く枯れてしまう)は
ほとんど見られませんが、
その代わり黒星病がいつも以上に発生しています。
薬散防除も計画よりも1回多く殺菌剤を使ってしまいました。

病菌は発生初期に抑えておかないと
対策が後手後手に回ってします。
今年は4月にちょっと油断したかもしれません。

これからの対応策としては園内を注意深く見回り
罹患箇所を切除するしかないのですが、
余計な枝や葉を切り落とし、
薬剤の通りのよい明るい園内にしなければなりません。

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