先日25日夜の寒冷通過による強風で一夜にしてナシの黄葉は丸裸
今年の後始末にもう少し時間があるかと思っていたのですが、一転、大慌てに
まあ、これも自然のことわりといえばことわりなんですが
23日のEテレ「達人達」は現代を代表する思想家 内田たつる氏と
世阿弥の子孫 観世流家元のかんぜ清和氏の刺激的な対談でした
合気道師範でもある内田氏は日本文化の原点は中世にあるといい
武芸と能楽と鎌倉仏教として引き継がれているとおっしゃっていました
それらはいずれも自然を一度身体の中に取り入れていることが共通していると指摘
かんぜ氏は650年続く能楽がどうあるべきかを考える時
650年先までの歴史の中でいまどうあるべきかを考えていると答え
内田氏をびっくりさせていました
農業もまた自然を内包せざるを得ず
また、数世代先まで見通したなかでいま行動したいもので
日本文化のひとつなんですよねえ
特に印象に残ったのはかんぜ氏の次の言葉
弟子に芸を教える時はいつも丁寧な言葉で教えます
息子であっても
なぜなら弟子は自分を乗り越え、芸を引き継いでいく存在ですから
わが家の後継者育成でも肝に銘じておきたい言葉です
追伸です 紹介した番組がYoutubeにアップされてます
もう一度見直してみると、細かいところが勘違いしていました