のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

今年も年末に降雪

2004年12月30日 | 今年の梨づくり
昨年同様、年末になって昨日3cmくらいの降雪がありました。今日は朝から陽が出て、埋もれたライ麦の葉の緑が雪の中で光っていました。今年のライ麦は播種時にローラーをかけたためか、しっかり発芽しています。

手賀沼トラストもちつき

2004年12月25日 | わが家の時時
今日は手賀沼トラスト年末の恒例行事、餅つき。今年は会員のS氏が夏から刻んできた自家製の臼と杵が主役です。器用な方がいらっしゃるものです。
正式発足して6年。それ以前からですと8年近く活動してきました。はたしてどれだけの成果を残せてきたのか、問われる時期になっているように思います。

長女のスキーツアー

2004年12月21日 | わが家の時時
12月19日から二泊三日で、わが家の父と長女、それに長女の友人たち4人と万座温泉スキー場へ行ってきました。当初、娘たちだけで出かけるという計画を立てていまして、それはないだろうと監視役で父が連れていくことになった次第です。
今年は雪が少なく万座も予定より1週間遅れのオープンで、人工雪でどうにか一面だけ準備できたという状態でした。1日、2日目は春スキーのようなポカポカ陽気で雪がどんどん融けていましたが、スキー初心者が過半数の娘たちにはそれの方がよかったようです。3日目になって寒気がやってきて、リフトの上で震えていました。
万座は車で4時間以上もかかるのですが、温泉と価格、食事が気に入って万座温泉ホテルをわが家のスキーの定宿にしています。なにしろ9種類の温泉に1泊2食リフト二日券付きで10,300円から。食事も健康に配慮した「まごわやさしい(まめ、ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、いも)御膳」は娘たちにも好評でした。

パワーシャベルによる抜根

2004年12月16日 | 今年の梨づくり
まだ剪定作業が始められません。急きょ具合の悪い樹を抜くことになりました。本来は11月中に行いたかったのですが、時間がなくてライ麦播種を優先しました。以前はトラクターにウインチをつけて抜根作業をしていましたが(011118参照)、今回はパワーシャベルの登場です。
大きな樹を抜くにはそれなりのパワーシャベルが適しているのですが、梨園の場合は棚があるので大きな機械は入れません。園内を動くには自重1500kg程度の機械が限度のようです。作業現場の四隅に竹のつかえ棒を立て、頭は棚線の上に出し、窮屈な体勢で作業。でも、抜いた後の整地もできるので楽ちん楽ちん。
この樹はモンパ病という根の病気に罹患し、枯れてしまいました。20年生の稼ぎ頭の世代の樹ですが、土の中に病菌があって伝染するやっかいな病気です。

ライ麦播種

2004年12月13日 | 今年の梨づくり
棚の新設作業をしていたために落葉処理(031208参照)が遅れてしまい、ようやく全園、ライ麦の播種まで終了しました。昨年は播種後に耕起しなかったために発芽率が非常に悪く(当然ですが)、その反省から今年はしっかりと鎮圧ローラーまでかける念の入りぶり。
ムギの播種適期は10月下旬から11月なのですが、落葉時期が遅れる傾向にあることからどうしてもこの時期になってしまいます。しかし、12月になっても暖冬で降霜もないことから発芽が遅れるだけ。発芽が早いと剪定期間中足下がきれいなのですが、春の彼岸を過ぎると成長の伸びも勢いを増して緑肥としては問題ありません。

苗木の植え付け

2004年12月10日 | 今年の梨づくり
梨棚を新設した園地に苗木を植えました。植える際に注意したいのは苗木を地中深く埋めないこと。どうしてもしっかり植え付けたいので、深い穴を掘ってしまいがちですが、地表に置くぐらいの感じ。その分、盛り土をして寒さに合わないようワラ等で防寒します。ここでは枯れ草で囲ってみました。

シャンソンの浪花節

2004年12月03日 | わが家の時時
父と母、新聞販売店のチケットプレゼントで美輪明宏コンサートに行ってきました(松戸市森のホール21)。
母が小学生の頃、「ヨイトマケの唄」を歌う彼が女性以上に美しいことに驚き、大学生になって彼の前半生を綴った『紫の履歴書』を読んで骨太の内面に触れ、気になる一人でした。来場者の9割近くが女性。男性陣は付き合わされたって感じですが、シャンソンのモノローグ?ひとり芝居?(彼は浪花節と言っておりましたが)ではしっかりと観客全員の心を掴んでおりました。
 コンサートのテーマは《愛》。唱歌、流行歌、そしてシャンソンと続きました。合間のトークでは「兵士たちがピンクの軍服を着て、頭に花飾りをすれば戦う気など失せる。小泉さんもブッシュさんも背中の大きく開いたイブニングドレスを着て、宝石を見に付ければ戦争する気もなくなる」とのたまい、フィナーレではエディット・ピアフの「愛の讃歌」を原語で熱唱。金色の紙吹雪が彼に降り注ぐ中、ステージにUFOらしきものが現れたのです。「私は超越した存在よ」と主張しているかのようで、またしてもやられた!

ナラの切り倒し

2004年12月01日 | わが家の時時
10年程前に苗木を植えたナラの木が根元で直径20cmくらいにまで成長してきました。シイタケのほだ木用には十分な太さです。これ以上成長すると移動や設置するのに重く、せっかくのナラが薪にしかなりません。春にシイタケの菌を植えるのですが、冬のはじめに切り倒し、枝をつけたままその場に放置しておきます。枝まで切除し、丸太状にしておくよりも、乾燥するのだそうです。
このナラは、かつて、樹液をいっぱい出し、カブトムシがやってきていました。同じナラでもどのような木が樹液を出すのかよくわからないのですが、経験的には、若い木に樹液が出るように思います。
もちろん薪としても最適です。10年もすれば高さ10m近くの樹に成長するのですから、空き地があったら植えておきたいものです。年に2回ぐらいは下草刈りをしなければならないのですが…。