のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

柔な日を集めて紅きとうがらし

2006年11月30日 | アグリママ
晩秋から初冬にかけての農家の庭先というのは、けっこう賑やかなものです。種用に取り置く豆や芋が日向に並べられています。食材として保存するものもあります。このトウガラシは漬物に使うものです。

         

こちらは芋がら。「ずいき」とも呼ばれます。乾燥したものは冬の間、野菜の少ない時代の保存食材でした。水で戻して煮付けたり、味噌汁に入れたりします。独特の歯ざわりがあります。栄養的には食物繊維・鉄・ビタミンB群・カルシウムが多く、特にカルシウムは野菜の中では群を抜いて多い(切り干し大根の2倍以上)といわれます。

わが家では自家用に保存する他に、道の駅しょうなん直売所へも出荷する予定です。若い世代だけのご家庭ではあまり馴染みの無い食品かもしれませんが、ウェブサイトには調理法なども掲載されています。ぜひ、食卓に登場させて見て下さい。

小春日を流るる時のかげろへば

2006年11月29日 | 近隣スケッチ
わが家の裏を流れる小さな流れです。千葉県北部の台地に入り込んだ低地を「谷津やつ」と呼びます。まわりの台地や斜面林から滲み出た水が集まり小さな流れとなって、手賀沼に注いでいます。

この流れの前、谷津の一番奥には古刹・誓弘院(ぐぜいいん)が鎮座してます。誓弘院の境内には大きな二本の銀杏の樹があって、この秋最後の彩りを見せていました。

         

         
            雌雄なのか葉の色が違っています。

         

         
           今年は銀杏が極端に少なかったそうです。

         
           もみじも鮮やかな葉色をしていました。

         
右側に見える杉の大木には何度も落雷があって、焼けた幹の中からは桜の幼木が伸びてきています。低地にありながら、天空にもっとも近い場所のようです。そんなオーラが感じられた所だから寺院が建てられたのかもしれません。

炉ばなしにのればいささか鼻なえる

2006年11月28日 | 梨の研修
昨日、本日と続けてナシ生産者の視察を受け入れました。昨日は東京都下から、今日は山梨の生産者団体がお出でいただきました。

わが家の属する沼南果樹組合はナシ業界では減農薬栽培の先進地としてちょっと知られた存在。そこで、ここ7、8年は毎年全国から視察を受け入れてきました。多い年などは年間に10件ぐらいも受け入れたこともあります。最近は少なくなり、今年はこの2件で終わると思います。

平成4年から組合研究部で検討、試験を重ねてきて、ある程度の減農薬化の成果を上げてきましたが、ここ数年は研究部だけでなく組合全体へ波及させることに活動の重点を移しています。来シーズンまでには組合員全員が、農水省の環境に優しい農業実践者を認証する制度「エコファーマー」に登録することを目標としています。

ただ、減農薬化としては新たな展開が少ないものですから、視察に来られてもこれまでの経過ぐらいしか説明できず、申し訳なく思っています。

わざわざ視察に来られるわけですから問題意識の高い産地ばかりです。自分達の成果を持参して、ある意味「受けて立つ」みたいな他流試合的な雰囲気になることもあります。「まだまだ」って押し返すこともあるのですが、最近は「参った」「恐れ入りました」「これだけ進んでいるならわざわざお出でいただなくとも…」って思わせるだけの減農薬化の実績を積んでいる産地が多くなったような気がします。もちろん生産環境がそれぞれ違うわけですから勝った負けたはありません。様々に情報交換ができる「他流試合」は歓迎です。

他産地との「他流試合」でまだ負けたことのないことがあります。それは組合員の平均年齢。お出でになる産地の多くは60歳代が中心であるのに、沼南果樹組合は50歳ぐらいだと話すと皆さんびっくりして帰られます。

視察に行ったり受けたりすることで様々な刺激を受けます。さあ頑張ろうという気にさせられます。だからまた来年も打診があったらまた受け入れることになるのでしょうねえ。

小春日を光で飾る芋のけむ

2006年11月27日 | わが家の時時
おととい25日土曜日のことです。

手賀沼トラストでは、我孫子市の根戸城址のあるHさん宅で恒例のそば祭りを開催しました。8月下旬の種まきから除草、収穫、乾燥、調整とすべての手順を自分達の手で重ねてきた蕎麦をいただこうというイベントです。もちろん蕎麦打ちも自らの手で行います。100人以上の方々にお集まりいただきました。

今年の秋は雨が多かったためか収量は芳しくなかったのですが、収量的にも時期的にもどうにか間に合いました。(蕎麦打ちの様子はこちら

裏山では火が炊かれ、竹細工の傍ら焼き芋をしながら蕎麦打ち体験の順番を待ちます。いろいろな世代の方に参加していただきましたが、ほぼ共通していたのは「焚き火っていいねえ」という感想でした。裏返せば、日常では直接火を使うことが身近でなくなってしまっているということ。

火を使いこなすことで人間の知恵が形作られてきたという話も聞きます。火が身近にない現状を多くの方がおかしいと感じているということはまだ救いがあるといえますが…

気がつけば後頭部よりすきま風

2006年11月26日 | 柏レイソル
どうも後頭部がすうすうします。前頭部はけっこう上がってきましたが、もしや後頭部もって、いいえ、まだ夏仕様のネット帽を被っていたからのようです。明日からはニット帽にでもしましょうか。

J2横浜FCのホームページを覗くと、「We're “Back”」という文字が躍っていました。今日の試合の結果、J2優勝=J1復帰が決定しました。親会社の一方的な意向でフリューゲルスが解散し、市民チームとして再出発したのですから、これはめでたい。画期的です。みんなでお祝いしましょう。

さて、レイソルですが…

こんなコミックがあります。

かわせひろし『ケッタ・ゴール』①②③(ブンブンコミックス、ポプラ社)各390円+税

タイトルは GET A GOAL! から来ているようです。つまり、少年サッカーを題材にしています。主人公の名は玉田健太。愛称がケッタ。これがタイトルにつながっています。ヒロインの名は平山智美。え?玉田に平山?そうなんです、もう一つの主役が柏レイソル(玉田は名古屋へ移籍してしまっていますが)。著者は柏在住の知人のご子息で、レイソルサポーターとか。

柏レイソルジュニアチームと勝負するために、ケッタが東葛飾小学校FCのチーム作りをしていくというストーリーで、テーマは明快です。

ボールひとつあれば、すぐに友だちができる…
いいパスは心が伝わる。ボールでみんながつながっていく…
サッカーは人と人がつながるスポーツだ…

動物のジャガーをじゃが丸というキャラクターで登場させていますが、ギャグよりもやはりストーリーで読ませる感じ。小学校低学年向けの雑誌連載はちょっと厳しかったようだとは、知人の評。

こうなりゃ単行本で勝負です。このコミックでレイソルはさらに身近に。さあ、街づくりに生かしましょ。

(追記  このコミックはこちらでも紹介されています)


興も冷め頭に霜置く朝餉かな

2006年11月25日 | 柏レイソル
今朝は今期初めての霜が降りました。昔のことを思えば、初霜もずいぶんと遅くなったものです。

35年ぐらい前、わが家の主要作物が葉生姜だったことがあります。種生姜を成田の先の大栄や富里の農家の畑まで買い付けにいっていました。われわれ子供も戦力でしたから、11月3日の文化の日あたりを狙って一家総出で夜明け前に出かけていきました。寝ぼけながらトラックに乗り込む時、その秋、初めて周りが白くなっていることに気づいたものです。

さて、明日は柏レイソル天下分け目の決戦です。前節山形戦に勝ってさえいれば余裕があったのですが、明日のホーム札幌戦は負けられません。それにしても柏レイソルはこのところJ1J2入れ替え戦の常連になっていますが、他より2試合余計に楽しめると考えましょう。心配させる子ほどかわいいとも申しますし…

今日のタイトルは悪い結果の出た翌朝を想定したものではなく、あくまでも必勝祈願。縁起の悪いことは先に吐き出しておくということで…

キヤリする腰に鍼挿す小春日か

2006年11月24日 | わが家の時時
昨日が三日月でしたので、今夜は「四日月」です。

先日のナラの切り出しが祟ったのかもしれません。座っていて立ち上がろうとすると腰がキヤリキヤリとします。しばらく腰を屈めながら少しずつ伸ばすという状態です。立ち上がってしまえば、それほど痛くはありません。

数年前からお世話になっている鍼灸マッサージ師のMさんに見てもらったところ、疲労性の腰痛だろうとのこと。腰の周りの腱がパンパンに張っていて、もっと腰のストレッチをするように指導を受けてきました。

腰がキヤリキヤリするんだと説明したら、初めて聞いたといいます。それでも患者の実感が大事だからと、そのままカルテに書いていました。

痛みの表し方としてキヤリキヤリするとかキヤキヤするとかいいませんかねえ。妻にも判ってもらえません。わが家の曾祖母がそんなことを言っていた気がするのですが、昔の言い方なのでしょうか。それともオリジナル?

夢に浮く名句さまよう炬燵かな

2006年11月22日 | わが家の時時
北日本では雪になっているようです。こちらも夜になって寒くなったような気がします。小雪にふさわしい気候になったのかもしれません。炬燵の中、夢心地の中で気の利いたタイトルを思いついたと目を覚ますと、もうどこかに行ってしまいます。もう一度夢の中で思い出そうとしても、目を覚ますとやはり思い出しません。

あきらめて写真の説明です。スバル・レガシィです。1990年製の初代レガシィツーリングワゴンです。17年間、わが家の家族と共に走り続けてきましたが、先日、とうとう廃車となりました。それまではレオーネ・バン4WDを10年ぐらい乗っていましたので、必然的な選択でした。

還暦の祖父にも乗れるようにとマニュアルシフトです。そのマニュアルシフトが気に入って、最後の4年間は長男が乗り回していました。写真は、長男が高校を卒業して8ヶ月間農業研修していた山形・高畠町のアパート前で写したものです。

フルタイム四輪駆動で、高速道路ではオン・ザ・レールの走行感覚が新鮮でした。購入した翌夏、南アルプスの麓、山梨県早川町へキャンプに行ったときに、最奥のガソリンスタンドで「いい車ですね」と羨ましがれたのも思い出です。あちこちのスキー場へも行きました。室内は広く、荷物も積めて使い勝手も不満はありませんでした。次女が生まれて別にワゴン車を購入したものですから(当時はわが家もバブル期でした)走行距離は12万キロほどにしかなりませんでしたが、丈夫で長持ちしました。

後継車を今のわが家に探す余裕はありません。

小さめの蜜柑がうまいと鳥に聞き

2006年11月21日 | わが家の時時
わが家に1本だけ蜜柑の樹がありまして、今年もそれなりに実を生らせています。

途中で摘果もしないものですから、写真のように生っているところは小粒な実が鈴生りです。ところが、鳥(ヒヨドリ?)は甘い実を知っているようで、そういうところの実を啄ばんでいます。他の果物はだいたい大きなものが美味しいのですが、蜜柑農家によると蜜柑は商品にならないような小粒なものがよいのだそうです。

瀬戸内の農家との間で、わが家のナシと蜜柑をそれぞれのシーズンに送りあうことをここ20年ぐらい続けています。早生の蜜柑などは特に小粒なものが送られてきますが、確かに一度に4個も5個も続けて食べてしまうほど。

でも、ナシは小さいものより大き目の方が美味しいと思いますよー。

草だんご長月三十日売れにけり

2006年11月20日 | アグリママ
明日は新月、神無月が始まります。ということは、旧暦でいえば今日は9月30日。冬になろうというのに、わが家の食品加工の定番、草もち(ヨモギだんご)をこのところ毎日道の駅直売所へ出荷しています。

この秋は、ナシの出荷と後始末がひと段落着いた先月28日からはじめました。久しぶりだったものですから、最初はこつを思い出しながらの手探り状態ですが、ひと月近く経験をしてきますと、どんとこい状態です。

うるち米を使っただんごは製粉した米でつくることが多いのでしょうが、わが家は蒸した米から直接つきぬく「性学もち」。つきぬきもちの作り方はこちらで紹介しています。ヨモギを入れる草もちも基本的には同じですが、ヨモギの場合は3回餅つき機を通します。だんごづくりのポイントは蒸したご飯の水分の飛ばし具合でしょうか。段々と気温が下がってきますので、それにあわせて時間も変えていかなければなりません。

毎日朝飯前の2時間で、30パック以上ができます。今のところ何とか毎日売り切れています。あり難いことです。ヨモギのちょっとした苦味とあんこ、糖蜜の甘味の絶妙な組み合わせが多くの方の支持をいただいているのでしょうが、製造者として自信を持っているのがあんこの原材料、十勝産小豆。生産農家の節子さんから直接送ってもらっています。

寒くなって、だんごが硬くなる頃までもう少し頑張ってみようと思います。

濡れ衣背は風呂吹きの湯気になり

2006年11月19日 | 晩秋の梨畑
写真はタイトルとまったく関係ありません。スッポンタケでしょうか。雨に打たれて?横たわっていました。

朝から小雨が降っていました。この時とばかりに間伐したナシの枝やナラの枝を燃やしていました。最近は野焼きに対する目が厳しくなっていて、本当に人目を忍んで剪定枝などを焼却しています。こんな雨の日は火災の心配も少ないし、焼却の煙りも雨の霞みでまぎれるので、そういう日を選んでいます。

確かに一般ごみを燃やすとダイオキシン等の有害物質が出て環境汚染に結びつくのでしょうが、今燃やしているのはナシやナラの枝です。燃やせば二酸化炭素が発生しますが、それは植物が空気中から吸収して体の中に溜め込んだもの。それを吐き出しているだけですから、地球上の二酸化炭素の量を増やしているわけではないのですが、例のダイオキシン騒動以来、周りの見る目が違ってきました。

農産物等の残渣を焼却するだけなら法的にも問題はないはずですが、すべての野焼きは違法とばかりに煙を見た方がすぐに消防署へ連絡するような雰囲気になっています。消防署も連絡があれば出動しないわけにはいかないし、出かければそれなりに指導もしなければなりません。叱られるのはわれわれ生産者で、場合によっては罰金や始末書となるわけです。

われわれも煙や焼却については気を使っているということをご理解いただければと思います。

綿ボールオーレに蹴り出され枯れ野ゆく

2006年11月18日 | 柏レイソル
ノアザミでしょうか。白い綿毛が風にそよいでいました。

今日は日立台でレイソルVSベガルタ戦を観戦してきました。前節で勝ち点を伸ばし、スタンドも熱いサポーターたちで埋まりました。前半は得点できそうな雰囲気ではなかったのですが、GK南がPKを止めてからは選手もサポーターも勢いづき、ついには勝ち点3をゲット!横浜FC、柏、神戸の上位3チームが勝ち点1差で並びました。残り3試合。まだまだ三つ巴ですが、J1昇格の期待が高まります。

とはいえ、J1に昇格できればいいのかといえば、やはりJ1に定着できるだけの戦力とスタイルを確立してほしい。欲張りなんですけど。

枯れ枝に花実のごときくらげかな

2006年11月16日 | わが家の時時
ナシ畑の周囲で成長して日陰を作り始めていたナラの樹を伐採していました。夏にはカブトムシを寄せ、成長すればシイタケの原木や薪にもなるなかなかの有用な樹です。

一昨年、シイタケの原木にしようと、林の中で乾燥させようと切り倒したままにしておいたところ、数日後、枝だけ残されて幹はそっくり持ち出されていました。今年はすぐに玉切りし、家に持ち帰りました。まったく、気の休まらない時代になったものです。

ナラの枯れ枝にゼリー状のものが…。虫の卵かと思いきや、キノコのようです。キクラゲの仲間でしょうか。タマキクラゲ?

日向ぼこはいかがミミズのたはこと

2006年11月15日 | 梨の病気
ナシの葉が落ちる前に一仕事。今日は具合の悪くなったナシの樹を抜く作業をしました。この夏の不順な天候からか、今年は具合の悪くなる樹が多く、気の重い作業です。

白モンパ菌に罹患した樹は根が枯れてしまっていて、簡単に引き抜けます。よくもまあ、これだけの根しかなくとも果実が収穫できたものだと、ナシの生命力に驚かされます。

地面を掘り起こしていると土の番人ミミズも時々姿を現しますが、日向ぼっこは苦手のようです。

隙入らん彷徨ふ枯れ葉ガラス越し

2006年11月14日 | 梨の研修
そのおしゃれなレストランは「ベーカリーレストラン」と銘打っていて、焼きたてパンの食べ放題を売りにしていました。店内は女性たちでいっぱいになっていました。大きな窓の外では強い南風が吹いていました。


そのレストランでおなかをいっぱいにしたところで、午後から県農業総合研究センターで行われた「ちばエコなし」の研修会に参加してきました。県では「ちばエコ農産物」という認証制度を設け、環境に優しい農業を推進していますが、「なし」ではわが家も含めて7つの生産者・機関を数えるに留まっています。そのてこ入れに研修会を実施したのですが、期待ほど生産者は集まらなかった印象です。

周辺環境に与える負荷が少なくなる、経費的にも身体的にも負担が軽減される、もちろん有利に販売できる、と利点は挙げられるのですが、なにより農薬を使ったナシづくりを前提にした生産者にとっては技術的な不安が大きいのかもしれません。指導研究機関でもまだ減農薬化に取り組んでいる生産者の事例を調査している段階で、栽培技術が確立しているとはいえません。認証生産者間の情報交流も必要かと思います。

質疑では、害虫のシンクイムシ類に対する性フェロモン剤の使い方が話題となりました。幼虫が果実に被害を与えることから交尾を阻害させる性フェロモン剤を設置することで被害を抑制しようという生物農薬ですが、高価な上にその効果も目に見えない。理想をいえば、人間に無害のこの農薬を使うことにより収穫期の殺虫剤を抜けることですが、実際は、わが家も研修会で事例発表した生産者も収穫期に殺虫剤を散布しています。まだまだ検討途上の資材といえるかもしれません。

(後日、わが家に視察に来られた山梨の産地では、フェロモン剤をしっかり使いこなされていて、収穫期に殺虫剤を使わない散布体系を確立されているようです。地域によって環境が異なるとはいえ、井の中の蛙状態であることを再認識させられました)

農薬を使用するという点では、「ちばエコ」の認証を受けたからといって必ずしも化学物質の付着していない「安全・安心のなし」になるわけではありません。減農薬化の過程で生産者自身が体験し、考え、試みること。そして、それを発信することにより「物語のあるなし」になる。その物語に共感していただいたお客様と信頼関係ができる。そういうことが目指すべきことではないかと考えています。