のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

ゲリラ豪雨あたり

2015年06月17日 | ネイチャースケッチ
雷三日とかいわれ、あちこちで突風やら豪雨やらの話題がよせられますが、わが家のあたりは乾燥注意報発令中。
今日も降るか降るかと夕方まで待ったのですが、花の苗移植に水やりをせざるを得ませんでした。周辺では積乱雲が盛り上がって、レーダー情報を見ても真っ赤になっていましたのに。

咲けや咲け老いも若きも果つるまで

2015年04月23日 | ネイチャースケッチ
定点観測している老大木のクヌギです。
葉もずいぶん開いてきましたが、
よくみると小さな花が房状になって
フジのようにぶら下がっています。
植物はいくつになっても
むしろ具合が悪くなると一層花を持ち
子孫を残そうとするようです。



こちらはアケビの花。
いい香りが漂っています。




萌えぐ葉にするが堪忍諭さられ

2015年04月16日 | ネイチャースケッチ
ナシ畑のライ麦が穂を出してきました。
頭上に白い花、腰まで埋まる柔らかい青い麦。
穏やかな時間を演出してくれます。

少し前まで咲く咲くと騒がしかった桜並木も
すっかり花弁を散らし葉桜の様相。




桜色一色もいいのですが、その時だけのはかなさを感じます。
萌木色はこれから緑がどんどん濃くなる予感があり、
なぜかある方が話していた
「ならぬ堪忍、するが堪忍」ということわざが連想されました。

ふるとしに春たちける日よめる

2015年02月12日 | ネイチャースケッチ
まだまだ朝は大きな霜が降りて寒いのですが
日中の陽の光はすでに春のもの
夕方も5時半ぐらいまで野良仕事ができるようになりました
暖かくなるとナシの剪定作業が気ぜわしくなります

日の入りの時間はどうかと暦のサイトをみましたら5時17分
下弦の月の旧暦の12月24日とか

ん? 立春が過ぎているのにまだ旧暦は12月?

旧暦の新年が必ずしも立春とは限らず
こういうのを「年内立春」というのだそうです
その誤差は最大プラスマイナス半月もあって
「年内立春」もよくあることのようです


『年の内に 春は来にけり 
ひととせを こぞとや言はむ 今年とや言はむ』(在原元方)

春やこし年や行けんや薄氷

2015年02月03日 | ネイチャースケッチ
先週、雪になるか雨になるかと騒いでいた翌朝の光景です
畑の水溜まりの薄氷に風の紋様ができていました



新年を迎え
いよいよ天候も移り変わりが早まるようで
明後日はまた雪になるか雨になるか
前回よりも寒気が南下しているとか
雪は降っても積もりませんように


タイトル元句 <春やこし年や行けん小晦日>芭蕉