欧州研修の際の同志で国内でも屈指のバラ生産農家の後継者とか
毎月、オランダへ出張しているといいます
さあ、来年はわが家の後継者くんも独り立ちしてもらわないと
今年一年も多くの方々に支えられ、わが家の営みも成り立ってきました
ありがとうございました
来年もまた、穏やかで充実した日々が続きますようお祈りします
今年は(今年も?)穏やかな日が続き、ナシの落葉処理には良い日和でしたが
なんだかんだと毎日出ることが多く、手間取ってしまいました
もう一仕事、肥料散布とロータリーがけをしてから剪定作業に入ります
切れ目のないナシ栽培の一年の終わりであり、初めでもあります
誰かが銀杏の実を落としたのでしょう
去年あたりに庭先の踏み石のすぐ脇に銀杏が芽を出し
ど根性銀杏だ、抜いてしまうのも忍びない、そのうち誰かが抜くだろうと
家族の皆が思って一年が過ぎるうちにあっという間に大きくなりました
このまま置いておくわけにはいきませんが
気持ちの上でも実際の作業でもいよいよ抜いてしまうのが億劫になってしまいました
今日は明治大正期に活動された浄土宗僧侶べんねい上人のご命日
各地で上人忌と称する法要が営まれていますが
生家の地元の医王寺で行われた法要に参加してきました
縁者とはいえ、上人の教えを体現しているわけではなく
住職による法話の中から少しずつ理解しているありさまですが
教えの真髄は念仏三昧とのこと
普段、信仰とは縁遠い生活をしている身にとっては
お念仏は新鮮な体験
鉦、木魚を叩きながら南無阿弥陀仏と称え続けたあとは
妙に気分がすっきりしてきます
宗教家なら阿弥陀さまが目の前に来てくださったからだと
教えてくれるのでしょうが
自分なりに解釈するに一種の呼吸健康法ではないかと
南無阿弥陀仏と何回称えるかわからないほど称えるということは
肺の中の淀んだ気を吐き出し新鮮な気を取り入れているということ
深呼吸を何度もしている状態ですから
心の隅にあったモヤモヤは消え失せ、頭も爽快に
ご利益と思えばなおいっそうご利益というもの
こういう体験は宗旨とは関係なく
多くの人に広まることがよいことではないかと
座禅道場があるなら念仏道場もあったらどうだろうと
住職に提案してみました
気になって帰ってからネットで調べたらありました
べんねい上人と所縁のある宗教法人が
宗派や教義に関係なく念仏に接する機会を設けていました
わが家の今年の新米を食べた世田谷在住のKさんから絵手紙?をいただきました
ぶっかけご飯に混ぜご飯、きのこご飯、ぎんなんご飯、ぎんなんご飯にむかごご飯…
いろいろなご飯を食べていただいているようです
おいしいといっていだけるから毎年コメ作りに取り組んでいるようなものですが
今年は特に反響が多いような
いつもと違った栽培方法をしたわけではありません
わが家のような平均的な規模のコメ農家なら
適期に刈り取りなどができるという利点はあると思いますが
強いていえば海のミネラルを含んだ土壌改良剤を投入しました
知人からコメが美味しくなるからと勧められたのがきっかけです
ナシ畑にも散布しています
もう2,3年、コメの好評が続けばそのおいしさも本物でしょう