のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

29日から福井県へ行っていました

2005年01月31日 | アグリママ
わが家の母が29日から31日まで福井県三国町のおけら牧場で開かれた「おけら塾」へ行ってました。今回の講師は秋山豊寛さん。「情報が氾濫する中、鵜呑みにせず、本当なのかよく考えよう」「すべての産業の中で農業だけいのちをつくり出す力がある」ちょっと心に残りました。
今回の会合は、3月13,14日に行われる「田舎のヒロインわくわくネットワーク全国集会」の実行委員会も兼ねていました。おけら牧場の主、山崎洋子さんの呼び掛けで、誰に頼まれたわけでもなく集まった農家女性たちが食べ物や農業の大切さを語り続けて10年。全国集会も5回目。過去2回参加して全国のヒロインたちからパワーをもらった恩返しの気持ちで、実行委員に立候補!本番までの宿題もいっぱいあって、ワクワクドキドキものです。

午前中は朝市

2005年01月30日 | アグリママ
予報通り朝から強い西風が吹いていたものですから、シティアクラブ主催の朝市はピロティ2階の集会所で行われました。収穫できる作物が少ない時期ですので、わが家から出品したのは漬け物3種(沢庵、白菜、大根の白漬け)と小松菜、菜の花、ヤーコン、ウコン、それに米。寒いし会場は変更されるしと、悪条件が重なって売り上げはいま一つでしたが、そんな中、わざわざお出いただいたお客様、朝市を運営していただいたマーケット部の皆さんに感謝。
一方で、ヤーコンを天ぷらにすると美味しいですよと薦めたところ、うちでは天ぷらはしないからと返ってきたのにはガッカリ。そういうお宅があるとは聞いていましたが、直接お会いしたのは初めて。どう反応したらよかったのでしょうか。


小梅はもう満開?

2005年01月29日 | わが家の時時
午後から雨といわれていたのに、パラパラと降っただけで晴れてきました。明日からは数年に一度といわれる強い寒波がやってくるそうです。梅の花があちらこちらで開いていて、小梅の中には満開かと思えるようなものもあるのですが、はたしてこの寒波をしのげますか。


マンション住民向けの味噌作り体験

2005年01月28日 | アグリママ
わが家の祖母が近所のばあちゃんといっしょに、我孫子駅近くの大規模マンションの住民組織シティアクラブのイベントで味噌作り体験の講師をしてきました。二人とも味噌作り歴17年のベテラン。自家用味噌と同様のコシヒカリ糀と野田産大豆、赤穂の天塩という本物の材料で寒仕込みです。参加者は5人。熟成する秋まで待つスローフード体験の半日でした。

ストーブの薪は太い方がいい

2005年01月27日 | わが家の時時
今夜も薪ストーブの前で暖まっています。
薪というと燃え易さから細かく割った方が良いと思われがちです。もちろん、着火する際には細かい方が良いのですが、一度燃えだしてストーブ自体も充分熱くなると、細かな薪よりもできるだけ大きな薪の方が面倒はありません。というのは、細かいとすぐに燃え尽きて、薪の補充がたいへんだからです。スキー場のロッジなどに行くと、暖炉のまわりに太い薪が重ねられていたりするのはそういうわけです。わが家でも直径15cmくらいの用材なら丸太切りにしただけで割ることはしません。要はストーブの中に入ればよいのですから。
ついでにたき火についての質問です。たき火をするには燃やす物と空気の他に何が必要でしょうか。私の答えは「熱」です。
キャンプファイヤーなどをみて普段のたき火でも薪を井げたに組んだりするのを見かけますが、むしろ短時間に燃え尽きないようにするために井げたに組むのだとどこか読んだ気がします。薪を同じ方向に並べた方がよく燃えます。
ストーブも同様です。薪を一本だけで燃やすのは大変です。二本の薪を並べると互いが燃える相乗効果で必要な熱が維持されるからと考えています。逆に、朝まで火種を取っておきたいような場合に太い薪を一本だけ入れておいたりします。
もう一つ、わが家の薪は、原則、広葉樹です。マツやスギのような針葉樹は良く燃えるのですが、エントツにタールがついてしまって掃除が大変ですから。

お湿り程度という予報だったのに

2005年01月26日 | わが家の時時
朝起きたら雪が降っていました。予報ではお湿り程度ということでしたが、午前中いっぱい降りそうな気配。梨の剪定作業をしようとしていたのに、残念。
1月中にここの畑を終わらせ2月から次の畑へと作業計画を立てているのに…と焦っても、降る雪には変わりはない?(お座敷小歌みたいになってしまいました)
年末から黄色い花を咲かせているロウバイの枝にも雪が積もっています。正月用に枝ものとして直売所へ出荷してしまったので、樹形はさんざんになっていますが。

こんな霜柱は久しぶり

2005年01月24日 | わが家の時時
暖冬といわれていたのに本当に久しぶりに立派な霜柱ができています。水たまりの氷を割ったり、畑の霜柱を踏み付けて小学校に通ったころを思い出します。
こんなに寒いと害虫も越冬できないのですが、天敵も同様です。春以降の害虫の現れ方にも注意が必要かもしれません。以前、大雪が降った年の夏に梨のハダニが大発生したことがありましたから。

手前味噌づくり

2005年01月20日 | アグリママ
今日は自家製味噌の仕込み作業。農協の加工場を借りて自家製味噌を作る農家との共同作業です。午後からはわが家で米を作る消費者の方々、3夫婦も味噌作り体験でお手伝い。
実は彼ら、米を作るかたわらわが家の畑で大豆も作っていました。夏の草取りやら夕方の殺虫剤散布、泥だらけの収穫作業と散々苦労しての大豆づくりでしたが、プロの大豆栽培農家同様、収量は芳しくありませんでした。
もっとも大きな問題は収穫後でした。大豆用の調整機械があるわけでもなく、選別はすべて手作業。夜毎、夫婦でテーブルに向かってひと粒ひと粒選りすぐった大事な大豆で味噌も手作りしようというわけです。熟成されるのは十月ぐらい。豆から育てた手作り味噌はさぞ格別でしょう。

くず大豆

2005年01月18日 | 今年の梨づくり
昨年から梨も米も糠とくず大豆を中心にした有機肥料にしようとしています。春を前に資材集めが冬の仕事になりました。
今日は野田市の大豆栽培組合へくず大豆を分けていただきました。昨年の大豆の作柄はちょうど熟期にあたる十月に台風に見舞われて散々だったようです。収穫前から豆にカビが生えたり、十分に熟さない豆ができたりと、例年の倍の量のくず大豆が出てしまったと嘆いていました。おかげといっては申し訳ないのですが、昨年の3倍の量の3t余りのくず大豆を分けていただきました。一年の作に使ってしまっては過ぎるのでどうしようか思案中です。
くず大豆を受け取りにいったとき、たまたま組合全員(6人)で農協直売所向けに大豆を小分けしていたのですが、皆60歳代とか。20年ほど前、水田転作奨励金を前提に大豆と麦の二毛作の耕作組合を設立した時には皆若かったのでしょうが、後継者がいないというのが心配です。
糠は以前はあちこちから少しずつ集めていたのですが、友人から紹介された町内の精米業者から必要な時に分けてもらうことができるようになりました。適当な時期に大きな袋に400kgほど入れてもらって、今日現在、8袋用意できました。2月になったら梨園と田んぼに散布することにします。

千葉のかあさん 天下一品 見本市

2005年01月07日 | アグリママ
わが家の母、朝5時起きしてだんごをつくって「千葉のかあさん 天下一品 見本市」に参加してきました。県下の農業女性の農産加工品100点余りが集められ、製造、流通、観光等の異業種のプロの方々の批評を仰ごうというイベントです。概評としては「製品としては良くても「商品」としては今一歩。素人臭くても「商品」をつくるように」
 試食会では色合いから目を引いたわが家のムラサキイモだんごも御多分にもれずその程度のレベル。知事にもムラサキイモだんごを試食いただきました。「今、農業女性が元気がいい」とは県知事のコメント。でも、一番元気だったのはご本人?

クヌギ冬姿

2005年01月04日 | わが家の時時
12月はじめまで最後の葉をつけていた大きなクヌギの樹もこのひと月ですっかり裸になって、ようやく冬仕様になりました。でも今日など東京では気温が18℃になったとか。水戸の梅も先月中に咲き出したというし、今年も春は早そうです。

モズの‘はやにえ’?

2005年01月04日 | 今年の梨づくり
新しい年になってからは穏やかな日が続いています。今日など東京では4月下旬並の18℃にもなったとか。「梨農家の正月は11月」とばかりに、正月早々から剪定作業に追われています。
昨年も(040201参照)多かったのですが、いろいろなムシが梨の樹の芽に突き刺さっているのを目にします。今日はカメムシが餌食になっていました。当然、防災網をまとめた後に何かの鳥がカメムシを捕まえて刺しておいたのでしょう。あんな臭い虫でも餌にするのでしょうか?