のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

ハチのごと むらのら捨てて 子を守らん

2011年03月29日 | 農のあれこれ
きのう 東京で桜開花宣言
いよいよ春本番のようで
花弁を半分落とした花桃にミツバチが羽音をたてて群がっていました

26日土曜日の新聞にも蜂の記事(朝日新聞be on saturday e8)で
古代ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの
宮廷詩人ウェルギリウスの歌が紹介されていました


蜂だけが 子供たちを共有し 
都市の家々に共同で住み
権威ある法のもとで生を営むのである

また蜂だけが 祖国と
定まった家を知っている

夏には やがて来る冬を忘れず
労働に精を出し
収穫したものを共同のために蓄える

……

(『農耕誌』第四歌から)


まえにも
若い働き蜂は巣の近くで蜜を集め
年老いた働き蜂ほどリスクを冒して遠い蜜源を探しにでる
というような話を耳にしたことがあるのですが
なぜ働くかといえば すべて子孫のため

巣が手狭になったら 新しい女王蜂を残して
半分の一族郎党を引き連れ新しい巣を探す旅に出る
暮らす環境が悪くなれば さっさと巣を捨て
新天地を探す旅に出る

そんな習性を利用して蜂蜜をいただいているのが人間なんですが
手賀沼トラストでは今年から本格的に養蜂プロジェクトに取り組み始めました

新しい巣箱を作り分蜂してくるのを待っています

            

こちらはプロジェクトリーダーが持ち込んでくれた
ニホンミツバチが住み着いている巣箱
タイトルのハチが巣箱に出入りしている写真もこちらのもの
はたして新しい巣箱にもすみついてもらえるでしょうか

           


季節の移り変わりに引き換え
原発災害がいっこうに収まる様相はみえません

福島県内では全ての農作物の作付を凍結するという方針が出されたようです
前途を悲観し自殺してしまった有機農家のニュースも伝えられました

同じ市内の若い農家の知人が
天変地異が起きても農家が一番安心できると思っていたが
放射性物質汚染で農業ができなくなるなんて考えもしなかった
外国で農業をしますかと冗談混じりに心の内を吐露してくれました

原発周辺では
ほんとうにハチのようにムラごと転居するなんてことも
検討しなければならないのかもしれません

散る梅のひとひらごとに霜下りぬ

2011年03月26日 | 今年の米づくり
真冬並みの寒い日でした
このところの寒さでナシの開花が遅れるのは早まるよりは幸いなのですが
こうも寒いとそれはそれで心配になってきます

例年と同じころに田植えをすると
低温で活着が悪いばかりでなく霜害を受ける可能性があるかもしれません
知人はいつもより1週間 播種を遅らせるようです
ビニールハウス内もすでにビニールマルチをして
地面に蓄熱していると話していました

もっとも地震の影響により用水設備の状況がわからないこともあって
もう少し様子を見ようということでもあるのかもしれません
先日の注水試験の正式な結果はまだ出ていませんが
噂が伝わってきませんから
幸い当地ではそれほど大きな被害は受けていないようです


我が園に梅の花散る久方の天より雪の流れ来るかも<大伴旅人>

(わが園に梅の花が散っている いやこれは天から落ちる雪なのか)
という意味のようですが
北国ではほんとうに季節外れの雪になっているようです

わが家のナシ畑では
ウサギの糞のうえにも霜が降りていました

春だもの始まりはいつも黄色から

2011年03月24日 | わが家の時時
春に咲く花は黄色が多いということ聞いたことがあります
水仙、菜の花、サンシュユトサミズキ、…

ミツバチも黄色はよく見えるらしく
ナシ畑のそばに菜の花畑があると交配用のミツバチが
みんなそっちにいってしまうといわれるほどです

今朝はとんだ黄色いお騒がせやが姿を見せました

時節柄 すわっ放射性物質と思わされましたが
どうやら昨日飛んだ杉の花粉が屋根に溜まり
またたまたま降った雨が少量だったものだから
朝起きたらこんな黄色い粉状のものが残ってしまった
ということのようです

         

こちらはわが家の記念日にと購入した黄色いバラ

景気が悪くなって以来 花農家も花屋さんも元気がありません
先行きが見えないこんな時期だからこそ
明るい花でも飾ってみんなで元気に

もっと音楽を水と土の里なれば

2011年03月23日 | 散歩漫歩
「手賀の水・土・里を未来につなげたい」

わが家の加工部門の新しいキャッチフレーズです

実は「水土里ネット」というと今では土地改良区連合会の別称ですが
わが家の加工担当取締役によれば
30年も前からいろいろなところで使ってきたと主張しておりまして
どこにも断りなく使うことに


震災の余震が続いております
放射性物質の飛散だけでなく
とうとう
青菜も牛乳も水道水も気ままに口にすることができなくなりました

これからどこまで連れて行かれるのか
水・土・里を未来につなげられるのか
当地でさえそう思うのですから
現地の方々の悲しみは察するに余りあります


被災地には音楽が足りないという声があるそうです
ようやくラジオなどでは音楽を積極的に流すようになってきました

ネットニュースを見ていましたら
「イギリス出身のアーティスト、キース・エマーソンが
日本の東北太平洋沖地震と津波の被害を知り
日本の人々のために作曲した曲
「日出ずる国へ(The Land Of Rising Sun)」
メッセージをYouTubeで公開した」との記事

キース・エマーソン …Emerson Lake and Palmer …ELP
なんと懐かしい響き
初めて買ったステレオオーディオでPicture at an Exibitionを聞いて
ああ 音が右から左へ 左から右へ動く…
音のステレオ世界に初めて踏み入れた瞬間でした

YouTubeには彼らに関する40件の動画が登録されていて
一気に40年前にタイムスリップ

当時は演奏している動画など身近にあるわけもなく
『ミュージックライフ』誌を眺めながらLPレコードを聴いていました
それが40年後にその演奏画像で再び楽しむことができるとは

曲を流している間 気分だけ青年時代に戻れたのですが
近年の彼らの姿は時間の流れを感じさせるのに十分でした

彼岸まで仕事も寒さも停電も

2011年03月21日 | 春の梨畑
ナシ畑のライムギが地表面を覆ってきました
これから日に日に伸びるのがわかるようになるはずです

彼岸までに剪定作業を終わらせようと思っていたのですが
終わりませんでした
ちょうど瓦の後始末にかかった日数分足りなかった感じです

寒さも彼岸までといわれますが
今年はもうすこし寒さが続くようです
停電も放射性物質飛散もガソリン不足も
彼岸までに終わるということはないようです

あの地震がなかったら
わが家もこの連休中はおはぎづくりで大忙しだったのですが
この雨ですし
道の駅へ形だけの出荷になってしまいました

ファイトだよ戦う君のもとにコメ

2011年03月20日 | わが家の時時
19日に知人が我孫子駅近くの公園で
震災被災者向けの義援金のためのチャリティー朝市を開催しましたので
串団子を提供させていただきました
全部で6万円あまりを日本赤十字社に送金するという報告をいただきました

少しはお役に立てたのでしょうが
ほんとうにそれでよかったのかという思いも残ります

義援金なら串団子を普通に販売して利益の中から送金すればいいのではないか
柏にも避難されている被災者がいます
その方々に串団子を直接届けた方がよかったのではないか

というのは日本赤十字社の義援金は10月まで募金され
それから全額を義援金配分委員会が配分計画に基づいて
被災者の方々へ届けるという仕組みのようです
つまり すぐに被災者のもとに届けられるというわけではない
いますぐに暖かい味噌汁を飲んでもらえるのに使われるのではない
ということのようです

一方
「除草剤を使わない米づくり」のネット仲間からメールが回ってきました

宮城県の被災者から米の提供依頼という内容です

>こんにちは
> 最大震度7を記録した宮城県栗原市のSです。
> 私は無事です。ネットが不通です。公民館からです。
> ただいま 気仙沼市で自前(白米・炊飯器具・燃料・運搬
> など)で炊き出しをしています。白米が絶対的に不足して
> います。ちょっとだけ全国の皆さんから提供いただけませ
> んか?責任もって現地までピストン輸送します。
> 送り先 宮城県栗原市
> よろしくお願い致します。(3月19日)


>こんにちは Sです。
> 全国から「お米送ったよ」FAXが届いています。
> FAX 0228-52-
> 携帯 090-8256-
> 佐川急便ですと宮城県栗原市若柳店止めでお願いします。
> 白米を直接持っていくのと こちらでおむすびにしてから持っていくのと
> 二手に分かれることになりました。
> 3年前に全国から援助をいただいたのに 栗原市やJA栗っこの動きは鈍く
> 私たち有志で勝手にやってます。仲間にはヘリコプターまで手配して物資の
> 輸送をしている人もいます。
> 勝手なお願いです。もし30kg紙袋をお考えでしたら 5kgに小分けして6個を
> 一つの袋にして下さい。
> 現地で炊飯する時は便利です。一方的なお願いでたいへん申し訳ありません。
> よろしくお願い致します。(3月20日)


いま私たちに何ができるのか きまった答えはないのですが

菜の花に砂塵散らすは神風か

2011年03月16日 | ネイチャースケッチ
計画停電三日目ですが
さいわい当地ではその時間になっても停電になっていません
もともと電力消費の少ない地域で
停電にしても効果がないと思われているのかもしれません
ありがたいことです

お昼前は穏やかな啓蟄らしい日和で
菜の花の黄色が世間の騒々しさを忘れさせてくれていました
ところが一転
お昼近くになって強い西風が吹き始め
作付前の畑の表土を巻き上げ砂嵐状態

          

被災地には雪も降らせている寒気の襲来ですが
この風でガイガーカウンター数値が下がるのなら
ある意味 カミカゼ かもしれません  

手遅れになる前に跳べ茹でガエル

2011年03月15日 | わが家の時時
ビジネス社会に「茹でガエル理論」という用語があるそうです

熱いお湯にカエルを入れると驚いて飛び跳ねる
ところが常温の水にいれ徐々に熱していくとその水温に慣れていく
そして熱湯になったときには
もはや跳躍する力を失い飛び上がることができずに
ゆで上がってしまうというのです

「およそ人間は環境適応能力を持つがゆえに
暫時的な変化は万一それが致命的なものであっても
受け入れてしまう傾向が見られる
例えば業績悪化が危機的レベルに迫りつつあるにもかかわらず
低すぎる営業目標達成を祝す経営幹部や
敗色濃厚にもかかわらず なお好戦的な軍上層部など」
という説明もあります

その真偽はともかく
今回の震災によって国中がまとまって復興に励むことによって
日本が茹でガエルにならずに済んだのではないか
という話をラジオでしていました

なるほどなあと感心する一方で
福島の原発の惨事は電力会社が茹でガエルになってしまったのではないか
という疑問も

わが家の屋根瓦も然り
ただ言い訳させていただくと ひと月前に
家屋が老朽化したために改築しようと検討を始めたところでした
つぶれずに屋根瓦だけで済んだという意味では
茹でガエルにならなくてよかったということでしょう

ということで瓦の葺き替えはせずに
改築までこのままにしておこうという判断で
トタン板を使って短中期的な補修を行いました
てっぺんに鉄パイプで補強したりしたら
何か由緒ある神社建築みたいな形になりました

素人の大工仕事です
解体までこれ以上の大きな地震や大風が吹きませんように
願うばかりです


先日来 震源が南下しているのが気がかりでした
今夜 とうとう静岡で地震被害が出てしまったようです
「御前崎 お前もか」なんてならないよう
もうひとつの電力会社も茹でガエルにならないよう
強く要望します

米はある来年はわからないけど

2011年03月13日 | 農のあれこれ
農産物直売所より米の追加搬入依頼の緊急連絡

近隣のスーパーマーケットからお米がなくなり
直売所にお客様が殺到しているのだそうです
ガソリンの次はお米ですか

年末の農薬問題以来売れ行きが停滞していましたから
まだお米の在庫はあります
そんなに先を競って買い占めなくとも
昨年産米はどこにでも十分在庫はあるはずです
店頭から商品が消えたのは流通上の問題でしょう
まさか今年の米の出来栄えを見越して売り渋っている?

たしかに米作地帯の東北地方で震災被害が大きいのですから心配は募ります
中越地震後の新潟県でもたいへんでした
でも米価の低迷に歯止めはかかりませんでした

表面上は以前と変わらない当地でも
地下にある農業用水の配管にどの程度の被害がでているのかは
水を流してみないとわかりません
もしそうでも排水路から水をポンプアップしてでも米は作ります

燃料があればの話ですが

若き日に地震に津波メルトダウン

2011年03月12日 | わが家の時時
巨大地震二日目

阪神大震災の時と同様
時間がたつにつれて次から次に悲惨な状況が明らかになっています
今回は原子炉の炉心溶融まで起こっていて
どれだけ災いが広がるのか全くわからない地獄模様

わが家の娘たちも昨夜は帰宅難民になりましたが
無事に帰宅しています

交通も食料も電力も不安もあってしばらくは都内に出ない方がいい
そんな話をしました
ほんとうは
人生で一番たのしいはずの若き日にこんな話をしたくないのですが

わが家族はみな元気です
被害といえば
築60年の母屋の屋根瓦が崩れただけで済みました
以前から瓦屋さんから葺き替えた方がいいと助言されていましたので
仕方ありません

垣根から草笛吹いて魔女が来る

2011年03月10日 | 散歩漫歩
9日付けの新聞のおくやみ欄に「村野守美」という名がありました
漫画家です
代表作は『垣根の魔女』『草笛の季節』と紹介されていました

わが青春の漫画たちです
お茶目な面も持ちながら自信無げに恋する男と
控えめだけどしっかりと自分を持っている女
周りからみているとじれったくなる二人の関係に
おせっかいを焼くミドリさんが主人公の『垣根の魔女』

そこに描かれた女性たちはある種の男たちにとっては理想の女性であって
そういう女性に憧れたものでした

学生時代 彼の漫画を追いかけていました
ところがある時から姿が消えました

一年前に『垣根の魔女』がコンビニコミック?として復活していたのをみつけ
思わず購入してしまいました(上写真右端)
復刻版には「70年代の名作が今蘇る…」というキャッチコピー
マイナーな作品と思っていたのですが
やはり名作だったんだとうれしかったものでした

絶筆だったのかただ仕事を休んでいたのか
もっと夢を見させてもらいたかったなぁ…
弔いに読み直して青春時代にタイムスリップしてみましょうか

土ひらく芽鱗も立ちて陽の映える

2011年03月09日 | 春の梨畑
季節は啓蟄に入り
虫たちも芽鱗(がりん)も動き出しました

ナシの枝の剪定作業は終盤を迎えながら
雨雪の日も多くあと十日か二週間か
すでに終えている仲間もいるのですからお天気のせいばかりはできません


今夜のTV番組「クローズアップ現代」で農業経営の海外進出
つまり日本の農業技術を海外の農地に持ち込み
海外で農産物を供給するという試みを紹介していました

技術面で劣ることはなく
広大な農地などの生産環境が整えることができるなら
事業として十分成り立つであろうと

見渡す限りの土地でたくさんの人の生きる糧を生み出し
正当に評価される
そんな夢を見ないこともありません

国内の土地で国内の流通だけを考えて農業をする時代は終わり
というメッセージが伝わってきます
それは当然のことでありそうあらねばならないとも思います

が しかし
わが家の進む道かと問われれば
少なくとも今の当主夫婦は別の生き方を選択しています
次の世代はどうするか
これからの営農環境が変われば方向転換もしなければなりません

百本の針金語るカラス愛

2011年03月08日 | わが家の時時
切り倒したスギのはナシの続きです

横たわったスギの大木
そのほぼ頂点近くの枝の間に針金ハンガーのかたまりが…

そーっととり出してみると

             

百本ではきかない数の針金ハンガー
クリーニングにだしたシャツについてくるやつです
これってもしかしてカラスの巣ってやつ?

せっせせっせとあちこちの物干し台から集めてきたんでしょうねえ
ほとんど青色した針金だけどなにか意味があるのかしらん

最近はプラスチック製のハンガーになっているので
これはもう築10年以上たつのかしらん

ってことは何代にも渡ってひとつの巣を使っていくのかしらん


百年の計が粉散る杉の春

2011年03月06日 | わが家の時時
写真の白く煙っている様子
左側が青白く右側は黄っぽい感じがします
青白い方は枝葉を燃やしているときの煙です

ナシ畑のはずれの敷地境に胴周りの直径が60cmほどの
スギの大木がありました
高さは25m以上あったように思えました
すぐそばには木小屋はあるし
方向を間違えて倒したらナシ棚をつぶしかねません
隣地の方に倒れたらなおさら問題です

ちょっと素人には手に負えそうもないと思われましたので
こういう仕事を請け負っている植木屋の知人に作業依頼をしました

                         

タイトルの写真はほぼ予定通りの方向にスギが倒れたときの様子
つまり花粉が一斉に飛び散った様子です
写真を見ただけで気分を悪くするかたもいらっしゃるでしょうが
さいわいそこにいた誰もくしゃみをしませんでした

茜さすおのこぞ我等夢を持て

2011年03月03日 | 農のあれこれ
昨夜は会員になっている農産物直売所の年一回の『つどい』
年末の農薬問題に揺れ開催も危ぶまれましたが
こういう時こそ団結と目標の共有化が必要と
再び信頼を得るべく新たな一歩を踏み出すことになりました

そこで成田の方からサツマイモを出荷しているIさんと一年ぶりの再会
やはり去年の夏の暑さにはまいったとか
今年も春が早く来るかもしれないが
必ず寒の戻りがあるから早く来ない方がいいよねえなんて

それで今日の西風です
気圧配置を見るとまったくの冬型
三寒四温ぐらいならまだしもちょっと緩んだ身にはこたえる寒さ

西風に唸る鉄塔を見上げていたら
河島英五の「野風増」が浮かんできました

ネットで確認したら野風“僧”でなく野風“増”だったんですね
それでどんな意味なんだろと
さらに今流行りの「教えて」サイトに飛んでみると

「のふうぞ」とは、もともと岡山県(中国地方)の方言で
生意気なとかつっぱる(立ち向かう)という意味で使われていた
(あいつは人の言うことを聴かないのふうぞな奴だ。など)

のふうぞという方言はもともと野風俗から来たのではないか
粗野とか荒々しいという意味で・・という説もあるそうです

歌の作曲者の山本寛之は「野風増」とは立ち向かう精神であり
チャレンジする志(こころざし)を意味している
言わば「野風増精神」であると
……コピペですみません

柏の農産物直売所だけでなくわが家の心意気も「野風増」で行きたいものです