上の図はわが家のオリジナル段ボール箱の一面に印刷しているもの。わが家の裏山の木がなければ、きっとこんな風に筑波山や手賀沼が望めるであろうという光景を図案化しています。
その手賀沼べりの田んぼでは、この週末から今日までの3日間で半分近くで稲刈りが終わりました。ちょっと青いかなと思えるイネでも、明日から秋雨前線が停滞するという予報ですので、無理して刈り取ったところもあったようです。近くの農家では、今日刈り取った籾を乾燥機にいれるために、夜なべ仕事で乾燥機に入っていた籾の籾摺りをすると話していました。
雑誌『現代農業』2006年9月号の特集記事「技あり!袋と段ボール」の中でわが家の箱が「お客さんの家の中でも目障りでないデザインの茶箱」と紹介されています(p106)。上の眺望図や下のウサギの絵や千葉県の地図など図案やメッセージは結構うるさいのですが、茶箱にコゲ茶と緑で印刷という色調で落ち着いた雰囲気になっているのではと思っています。友人のデザイナーにお手伝いいただきました。
千葉県の形を印刷しているのは、地図が好きな園主の趣味。もし、この箱が物置などで第二の“箱生活”をすることになって、さらに子供たちがこれを眺めることがあったなら、きっと千葉県の形は覚えてくれるでしょう。
「味が自慢の千葉のなし」は県果樹連のキャッチフレーズです。流用させていただいています。住所は柏市になっていますが、版を改めなければならないものですから、箱デザインはまだ沼南町のままで失礼しています。
柏市になったこともあり、そろそろデザインを変えてもと考えているのですが、一方で「ウサギの絵のナシ屋さん」という評判も伝え聞きます。どうしたものか、しばらくこの悩みを楽しみたいと思います。