正しく絶望したなら新しい希望の星を探さなければなりません
「ナリワイ実践家」という肩書の著者のこの本が眼にとまりました
“人生を盗まれない働き方”というサブタイトルは
「仕事は、自分の時間と健康を切り売りして、マネーと交換するものである」
という常識への挑戦メッセージです
中にナリワイ練習問題というのがあります
第一問
家のブロック塀が邪魔なんだけど、お金をかけず破壊する方法を考えなさい
ナリワイ的回答例
大きなハンマーで思いっ切り叩いてぶっこわす
あまりの楽しさに、自分だけでやるのはもったいないと
Twitterで呼びかけたら10人も集まった
だったらブロック塀壊しを請け負う
セミプロ集団「全国ブロック塀ハンマー解体協会」を立ち上げる
年に一回、全国大会を行うのもいい
古い塀は自身の際に危険だから社会的意義もある
第五問
家に鼠が出て困るんだけど、お金をかけない解決法は?
ナリワイ的回答例
駆除業者に頼めばお金がかかる
トリモチ粘着シートは後始末が面倒
毒薬が効かないスーパーラットという種類もいるそうだ
生き物には生き物、ネコを飼えばいい
飼えないならば借りてくればいい
そこで「ネズミハンター110番」
ネズミ狩りの能力に長けていて
知らない家にいっても人見知りしない好奇心旺盛なネコを貸し出すサービス
こんな色々な小さな仕事をつくって
組み合わせることで暮らし方をデザインすることをナリワイ的生活と呼び
「自分でつくれて人間に無理がないサイズで
やれば頭と体が鍛えられて技が身につき、ついでに仲間が増える仕事」を
ナリワイ(生業)と定義づけています
グローバル社会で生き残れるのはバトルタイプ(戦闘型)だけであり
一つの仕事だけに絞る専業化は競争が激しく
無理やり大きくする必要があって、努力の割には結果が出ない…
ランニングコストのための「ライスワーク」で稼いで
理想の仕事を「ライフワーク」で行うという考えは甘い
ライスワークの感覚がライフワークの感覚を鈍らせるから…
自分のできる範囲の労力で工夫し、考えて生活をつくる態勢を確保しつつ
必要とあらば市場経済の中に切り込んでいくのがいい…
日常生活の中で違和感をみつけ、
矛盾がある以上、それを解決することが仕事になる
違和感を見つける時、「なぜ」ではなく「そもそも」と考えることが大事
困ったことにはナリワイの種がある…
これからの時代は、一人がナリワイを3個以上持っていると面白い
という著者の提案はわが家の営みを勇気づけます
ナシもコメも農産加工も規模的には市場で生き残れませんが
それぞれ応援団がいてくれて
「やらされている仕事」ではないから、結構、面白い
毎日忙しいけど、もしいま倒れても悔いはない
これからも小さなナリワイを見つけていくことにしましょう
「ナリワイ実践家」という肩書の著者のこの本が眼にとまりました
“人生を盗まれない働き方”というサブタイトルは
「仕事は、自分の時間と健康を切り売りして、マネーと交換するものである」
という常識への挑戦メッセージです
中にナリワイ練習問題というのがあります
第一問
家のブロック塀が邪魔なんだけど、お金をかけず破壊する方法を考えなさい
ナリワイ的回答例
大きなハンマーで思いっ切り叩いてぶっこわす
あまりの楽しさに、自分だけでやるのはもったいないと
Twitterで呼びかけたら10人も集まった
だったらブロック塀壊しを請け負う
セミプロ集団「全国ブロック塀ハンマー解体協会」を立ち上げる
年に一回、全国大会を行うのもいい
古い塀は自身の際に危険だから社会的意義もある
第五問
家に鼠が出て困るんだけど、お金をかけない解決法は?
ナリワイ的回答例
駆除業者に頼めばお金がかかる
トリモチ粘着シートは後始末が面倒
毒薬が効かないスーパーラットという種類もいるそうだ
生き物には生き物、ネコを飼えばいい
飼えないならば借りてくればいい
そこで「ネズミハンター110番」
ネズミ狩りの能力に長けていて
知らない家にいっても人見知りしない好奇心旺盛なネコを貸し出すサービス
こんな色々な小さな仕事をつくって
組み合わせることで暮らし方をデザインすることをナリワイ的生活と呼び
「自分でつくれて人間に無理がないサイズで
やれば頭と体が鍛えられて技が身につき、ついでに仲間が増える仕事」を
ナリワイ(生業)と定義づけています
グローバル社会で生き残れるのはバトルタイプ(戦闘型)だけであり
一つの仕事だけに絞る専業化は競争が激しく
無理やり大きくする必要があって、努力の割には結果が出ない…
ランニングコストのための「ライスワーク」で稼いで
理想の仕事を「ライフワーク」で行うという考えは甘い
ライスワークの感覚がライフワークの感覚を鈍らせるから…
自分のできる範囲の労力で工夫し、考えて生活をつくる態勢を確保しつつ
必要とあらば市場経済の中に切り込んでいくのがいい…
日常生活の中で違和感をみつけ、
矛盾がある以上、それを解決することが仕事になる
違和感を見つける時、「なぜ」ではなく「そもそも」と考えることが大事
困ったことにはナリワイの種がある…
これからの時代は、一人がナリワイを3個以上持っていると面白い
という著者の提案はわが家の営みを勇気づけます
ナシもコメも農産加工も規模的には市場で生き残れませんが
それぞれ応援団がいてくれて
「やらされている仕事」ではないから、結構、面白い
毎日忙しいけど、もしいま倒れても悔いはない
これからも小さなナリワイを見つけていくことにしましょう