今日もこんなタイトルですが、「村上春樹」と「耳鳴り・腰痛」とは何の因果関係もありません。念のため。
(昨日、村上春樹の題名をつけただけでアクセス数が急増したので、また試してみたいと思いまして。物好きです、僕も)
昨日、2ヶ月ぶりに大手前病院へ行った。
耳鳴りの治療(経過観察というか、カウンセリングのようなもの)であるが、最近はあまり変化がないので、先生に報告することも多くない。でも、変化がないからいい、というものでもない。このジーンジーンと、1日24時間、1秒も鳴り止むことのない耳鳴りというのは、言葉に言い表せない苦痛がある。鳴り止んでくれたらいいのだが、鳴り止む気配はまったくない。それを「変化がない」と表現するだけで、順調な経過ということではない。だから、あとは自分でどう気持の整理をつけて耳鳴りと付き合っていくかが大事なのだ。
耳鳴りは、気にすればするほど頭の中で大きく響き、果てしない地獄の淵へ追いやられる。だから、気にしてはいけない。そのために、それがなるべく気にならないように、毎日どういう生活を送るか…というのが大事なことで、大手前病院でも、主にそういうことを先生と話し合うのである。
前回は退職直後に行ったので、「英語会話スクールへ通います」と言った。
「私も英語を習いたいと思ってるんです」とその時、先生が興味を示された。
昨日はその前回の会話の続きをしたのだけれど、
「英語、どうですか。もう話せるようになりましたか?」と先生。
「いや~、まだまだです。でも、イヤホーンで英語を聞くのに集中すると、耳鳴りも一時忘れますね~」と言うと、「なるほどね~」とおっしゃっていた。
まあ、他愛もない話かも知れないが、こういう会話が、わりに大切なのであって、耳鳴りも脳と密接につながっており、うつ病や自律神経失調のような要素を多分に含んでいるので、気持の持ち方が大切で、生活もなるべくリズミカルに展開していくように努力しなければならない。
次回の来院は、また2ヵ月後ということになった。
診察前に、久しぶりに、yukariさんとお母さんにお会いした。
しばらく待合室で話したが、お母さんのお話をお聞きすると、yukariさんも非常に几帳面な性格でいらっしゃるようで、そういうきちんとした性格が、耳鳴りを発症させたのかも知れないなぁ…と思ったりした。その点、僕は几帳面からはほど遠い人間だから、耳鳴りなんかならないはずだが、心の深層までは、自分でも見きわめることはむつかしい。
診察のとき、先生に、「僕もうつ病や自律神経失調の傾向があるのかも…」と言ってみたら、「いやぁ、そういうタイプじゃありませんよね」とのお返事。
ま、いいか。
帰途、阿倍野の旭屋書店に寄った。
大きな書店だが、あちらこちらに、
村上春樹の「1Q84」は、12日に入荷の予定でございます
という立て札が置かれていた。
まだ入っていないのか…。
ところで、一昨日から腰痛が激しくなり、腰をコルセットで固定している。
もう何年も腰痛には悩まされているが、程度は一定していて、ジョギングしてもそれ以上は悪くならなかった。しかし、一昨日の朝、起きようとしたら腰がガクガクして、上半身と下半身が別物のような違和感を覚えた。そろりと立ち上がり、ゆっくり身体を動かして、体があたたまるとようやく普通に近い動きができるようになる…という症状だ。
4月から通っている英会話スクールでは、授業の最初に講師の女性が、僕たちに「ハワユー?」と聞き、それに対して「グッド」とか「ファイン」とか「ノット・バァッド」とか返事し、ここ数日の近況を、ひとりずつ英語で報告する…というのが約束事になっている。
しかし一昨日は、僕は講師の「ハー・ワー・ユー」の問いに対して、悲しいが「バァッド」と答えなければならなかったのである。
「バァッド? ホワイ?」と講師が目を丸くして驚いた。僕は、
「アイ・ハブ・ア…、アイ・ハブ・ア… え~っと腰痛…、あのぉ、腰痛って英語でなんて言うんですか?」
講師は「オー! オケー」と言って、ホワイトボードに、
backache と書いた。腰痛は英語でバックエイクと言うのだそうである。
僕は、改めて「アイ・ハブ・ア・バックエイク」と「近況報告」をした。
先週は岐阜県・大垣市(のこたんさんが住んでおられるところ)にある芭蕉の『奥のほそみち結びの地』へ行った話をし、その前は、伊勢志摩スペイン村へ行った話をし、ずっと楽しい近況報告してきたけれど、一昨日は「バックエイク」の報告になってしまった。とほほ。
その腰痛のことだが、書店で村上春樹の本がまだ入荷していなかったので、僕は家庭医学書のコーナーへ回った。腰痛の本を探すためである。メル友さんのじゃいさんが紹介してくれた「腰痛は脳の勘違いだった 痛みのループからの脱出」という本を探した。しかし残念なことに、その本は置いていなかった。
それにしても、その本は、興味深いタイトルである。
腰痛も脳から来る…?
ふ~む。考えられないことではない。
重いものを持たなくても、腰痛になる人は大勢いる。
中には、ストレスなど、精神的な面から腰痛を引き起こす人もいるそうだ。
…ということは、脳の働きによって腰痛も良くなったり悪くなったりする場合があるわけで、その真相を究明すれば、僕が抱えている耳鳴り、腰痛、不整脈という「三大やっかい症状」は、すべて精神的なものが作用しているという結論にも達するかも…、かも…、かも…しれないのであ~る。
…とすると、精神力を鍛えたりリラックスするコツを体得すると、「三大やっかい症状」も改善されるかもなぁ。
腰痛の本の横に、「自律神経訓練法」なんていう本が並んでいた。
こんなのを買って、やってみたほうがいいのかなぁ。
でも、昨日は、yukariさんやお母さんから
「のんさんは、気持が強いから…」と言っていただいたし、
大手前病院の先生からも、
「うつや自律神経失調という感じではありませんよ」と言っていただいた。
これはまあ、うれしいお言葉である。
それを思い出したので、「まあ、やめとこう。考え過ぎもよくないしなぁ」と、自律神経の本も買わず、結局書店では、それらと何の関係もない本…「名作映画で英会話シリーズ アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』」という、映画のシナリオとDCDがセットになったものを買って、家に帰ったのである。
「1Q84」と「腰痛は脳の勘違いだった」は、また次の機会にしよう。
*あとがき 長い間パソコンの前に座っていると、ますます腰が痛い。
パソコンの置き場所を変えて、立って打つとまだマシなので、
しばらくはそうすることにします。足がだるいですけど…。
しかし、腰痛も耳鳴りも脳に関わるんですか!
そういえば、キムタクのドラマMR・BRAINも脳科学者?のドラマですね。
ほんとにあらゆる事と脳との関わりは深いのかも知れません。潜在意識やら思い込みとかで耳鳴りになっているのかー?いやいや、そんな訳はないです!
(^^;)でも、脳に働く薬が耳鳴りに有効なのは、先生もおっしゃってましたね。。うう~ん、もっと研究してほしいもんです。
そうですか、●山先生も英会話に興味を、、アメリカに渡って勉強なさるんですかねぇ?がんばって欲しいです。
村上春樹大ファンなのですかー。。私は村上龍はこの5年程以前のものはほぼ読みましたけれど、春樹さんはノルウェイ・・ダンス・ダンス・・の2作品のみで。。><)でも、のこたんさへお勧めしていた「国境の・・」を聞いて、そういえば前に友達がいいよ~!って言っていたのを思い出したと同時に読みたくなりました。早速、ゲットしたいと思います(^^)
はやくバックエイクが治りますように。。。
只今、アイスの食べすぎでお腹エイクより・・・
あっという間に、時間が過ぎましたね。
アイスクリーム、おいしいですね~。
前の職場の女の子も、夜にアイスクリームを食べなければ、
眠れない~と言ってました。あれは、クセのもんですね。
バックエイクは、朝にひどいです。
いすに座ってパソコン打つとよけいにきつくなります。
とにかく、腰をピンと伸ばした姿勢を保つことが大切なので、
いまはそれを心がけています。
キムタクの今回のドラマは、ストーリーがイマイチですね。
でも、うちの妻がキムタクの大ファンなので、毎回見ています。
モミィが泊まるときはビデオに撮ります。
まあ、イマイチと言っても、脳が主題なので、そこは新鮮味がありますね。
キムタクと村上春樹のことを、次のブログに書こうと思います。
貴殿のブログにたどり着きました。
現在、小生は”左側の慢性的な高音耳鳴り”に21ヶ月程悩まされ、枚方関西医科大学で耳鳴外来を受診中(38.5歳)です。ただ、診察は聴力検査と外耳/中耳の確認。TCI機器の問診。年1回のノイズ器の調整で、主治医の変更も頻繁です。薬は近隣の心療内科に紹介状をもらい、”デパス”を1日3回飲んでいます(睡眠薬はほとんど使っていません)。発祥当時、ステロイドを中心とした薬物療法を一週間ほど行いましたが、残念ながら耳鳴だけはずっとなり続けています。
恐縮ながら、貴殿のブログをすべて拝読させていただきました。私の願いは『昼中いかに耳鳴に惑わされる時間を少なく、生活の質を取り戻すか(順応に近づくか)』なのですが、ブログを拝見するに、のん様は英会話やテレビを楽しんだり、旅行したりと、耳鳴を持ちながらも”精神的”には安定した生活をされているように見え、うらやましく感じました。のん様は、現在は精神薬などは必要なく生活できるまで回復されたのでしょうか?
以前、別の病院で大手前の評判を聞いたこともあり、現在、主病院を大手前に変更する予定です。ひょっとしたら病院ですれ違うこともあるかもしれません。唐突で誠に失礼とは存じますが、今後ともよい情報があればよろしくお願いいたします。
#僭越ながら、コメント投稿におられる”yukari”さんも、以前”耳鳴り治したーい!”という掲示板におられた方と同一の女性ではと推察してます。
村上春樹は売れすぎですよね。
今回は最大のヒットではないでしょうか?
私はまだまだ読み始めることが出来ません。明日も仕事で、自分のブログもままなりません。
僕が耳鳴りが発症したのが一昨年9月ですから、今月で21ヶ月になります。
偶然にもメビウスさんと同じ時期に耳鳴りが始まったわけですね。
yukariさんも同じような時期に耳鳴りを発症されています。
メビウスさんがおっしゃるとおり、いつも楽しいコメントを寄せてくださるyukariさんとは、僕も「耳鳴り治したーい」の掲示板で知り合いました。
さて、僕も左側の高音耳鳴りに悩まされています。
まさか自分の人生の終盤にこんなやっかいな症状に取り付かれるとは、思ってもみなかっただけに、まだ、今でも納得ができない部分があります。これが夢であってほしいとずっと思い続けてきましたが、夢にしては長すぎますよね。
いまこうしているときにも、左の耳からは、何かが吹き出してくるような鋭い音が発せられています。ほんと、うるさいです。地下鉄に乗っていても、飛行機に乗っていても、この耳鳴り音は消えることはありません。唯一、シャワーでシャンプーするときのみ、耳鳴りの音がまぎれるときで、それ以外はどんな騒がしいところでも、消えてくれません。困ったものです。
気持を安定させるため、僕もデパスを毎日飲んでいます。
でも、よほどのことがない限り、1日1錠以上は飲まないようにしています。
夜も睡眠障害なので、ほぼ2日に1回睡眠薬を飲んでいます。
デパスも睡眠薬も、なるべく服用せずに生活したいとは思っていますが、
なかなか思うようにいきませんね。
ですから、メビウスさんご質問の「精神薬などなしに生活できるまでに回復」
はしていません。精神的には、まだまだ不安定な毎日です。
ただ、落ち込んだり塞ぎ込んだりだけはしないように…と、自分自身に強く言い聞かせている毎日です。同じ1日を過ごすのなら、楽しく過ごさなければね~。
大手前病院は、主治医の変更もなく、親切だし、いい病院です。まぁ、過剰な期待は禁物ですけれど…。
耳鳴りは「慣れることから始まり、慣れることに終わる」という考え方は、ほぼ、どの病院でも一致していると思います。自分の力しか頼るものはない、というのが、耳鳴りに関して僕の得た結論です。耳鳴りを気にせずに生きていく、というのは、とても大変なことだと思いますが…。
何の参考にもならない話を長々と述べてしまい、申し訳ありませんでした。
これに懲りず、また、お寄りください。
概要が先に紹介されていると、どういう話か読まないうちからだいたいわかるので、それがなかったらよかったのに…という当時の意見を採り入れて、今回は極秘を貫いたそうです。
といっても、それは村上春樹だからできるわけですけどね。
他の作家で、何の本かわからないものを、買う人なんて少ないですもの。
僕も最近、英語優先の生活と、あとは雑用が多く、全然本を読んでいません。
退職したら好きなだけ読書を…と思っていましたのに…。
ブログが一新される前にお邪魔しておりましたakiraです。
ごぶさたしております。
ブログを拝見しますと、耳鳴りは相変わらず離れてもらえないようですね。ゆかりさんも。
私も耳鳴りは離れてくれません。
あんまりしつこいから、頭にきて
あれから安定剤もやめて、根性で無視し続けて
現在に至っております。
のんさんは松原市の方だったんですね。
以前、耳鳴りなんて関係ないころ
松原市の寺下医院か病院だったか、かかったことがあり、
知らない町でしたので行きはタクシーを使いました。
帰りもタクシーをと思ったのですが、
あの一直線の道は、全然タクシーが通らない。
たまに通っても、乗車中で通っていくだけ。
仕方ないから八尾に向かって歩き続け
これはひょっとして、
ここは空車のタクシーが通らない?と
不安になったころ
信号機のとこで阿保という看板に遭遇して、
非常に疲れていた私は、あほがあほでさまよう~♪と
アオの町に住む方には大変失礼な呪文を唱えながら
阪高の三宅?インター付近までふらふらと歩いていました。
(あの時は知らない町で本当に疲れていたので
許していただきたい。~~;)
はたからみれば、きっと頭おかしい人物だったと思います。
結局、疲れ果てて近鉄タクシーに電話して来てもらいましたが、
こんなとこで空車のタクシー探してたんでっか?と言われました。
それ以降、八尾には頻繁に自分で運転して行ってましたので、
そのとき、いつも松原の方に出て食事とかしてましたから、
のんさんはあの町にいたんだなあと、しみじみ思う次第です。
私も大阪ですが千里の方ですし、
用事がないと、なかなか松原には行くことがありませんが、
次回、松原を訪れるときは、のんさんが人生を捧げた町として眺めてみたいと思います。
耳鳴りは連れて行きたくないですが、
多分、こやつはついてくるでしょう。(^^;
では、またお邪魔します。
一応、生きているというご報告まで。
お身体を大切にしてくださいね。
どうされているのかなぁと思っていました。
安定剤もやめて、根性で無視し続けて現在に至っている…
なるほど。耳鳴りとの真っ向勝負ですね。
がんばって~!
そうですねぇ。この耳鳴りのしつこさには頭にきますよね。
ぎゃぁぁぁぁぁあ~! と大声で叫んだらピターっと止まるかな、とも思ったりしますが、無理でしょうね。そんなことぐらいでは。
僕はこの数週間、TCIという耳鳴り治療器をほとんど耳につけなくなってきています。時々思い出したように付けているのですが、以前のように、つけなければ不安…というようなことはなくなりました。
付けていない、ということを意識すると耳鳴りが強く感じられるのは確かですが、akiraさんのように、根性で対抗しないとラチがあかないので、これまでずっと頼ってきたTCIには頼らない方法をとりはじめています。少しだけ、根性を見せています。
でも、安定剤をやめるまでの根性は、まだ備わっていません。
次は、それを目指さなければなりませんね。
akiraさんのおかげで、今後の目標と「やったろうやないか!」という気概が少し出てきました。がんばります。
松原の市役所の住所は、阿保1丁目1番1号です。
うちの子供が小学生のとき、
「お父さんは、アホの一番の一番の一番に行っています」
などと面白がって人に言っておりました。
寺下から三宅までって、かなりの距離がありますよ。
途中で市役所前を通られたはずですね。
どうもどうも、ほんとうにお疲れ様でした。
またのんブログを覗いてやってくださいね。
コメント、うれしかったです。ありがとうございました。
みなさん、耳鳴りとの格闘に頑張っておられる。
心強くなりました(^^)
また、近況報告して下さいね~!
それと、メビウスさんもこちらへこられていたのに、今拝見しました(^^;)
そうです、私がゆかりさんです。(なんじゃそら)
私は、はじめに関西医大滝井に行って嫌な対応をされたので、大手前に来てやっと耳鳴りに対してまともに対応してくれた事だけで、とても信頼できました。
確かにのんさんのおっしゃるごとく、過剰な期待は禁物ですけれど(><)なんせ、治してくれる!とかいう病気ではないですもんねぇ。。
大手前に来られるんですか?のんさんは楽しい方なので、病院でお顔を見つけられたら、是非是非お声を掛けて下さいよ~。しかし、皆さん近くに住んでおられたんですね。。世間は広いようで狭い!
「耳鳴り治したーい!」の掲示板でのゆかりさんは、みんなを勇気付けるような明るいメッセージを送り続けておられましたね。なかなかの有名人でいらっしゃる(ホントです)。
akira さんやメビウスさんと同様に、同掲示板の悠さん(でしたか?)という方からも、コメントをいただきましたが、あの方も大手前へ行っておられるということでしたね。
確かに、世間は狭いですね~。