このあいだ、午前10時半ごろですけど、妻と外出するのに家を出たら、よく知っている近所の男性が向こうから歩いてきたのであいさつを交わしました。
それが…
僕は「こんにちわ~」と言ったのですが、相手の男性は、ほぼ同時のタイミングで、「おはようございま~す」と言った。
「こんにちわ」と「おはようございます」が重なったわけ(笑)。
もう朝でもないし、と言ってお昼にはまだ早い。
どちらのあいさつも間違っていませんわね。
実は去年12月に、元職場の先輩と信貴山へ山登りをしたときのこと。
すれ違う登山者とは必ずあいさつを交わすのですが、その時、先輩は、
「オレは10時までは『おはようございます』で、10時過ぎたら『こんにちわ』と言うことに決めているよ。なら、迷わなくていいやろ」
と言った話を思い出しました。
たしかに、これを夕方に置き換えても、何時ごろまで「こんにちわ」で、何時ごろから「こんばんわ」と言えばいいのか? 悩ましいところです。
もっとも、朝9時ごろに起きた人は10時半でも「おはよう」で、朝の5時から起きている人は「こんにちわ」になるのかもね(知らんけど)。
あるマナーに関する本によると、
「おはよう」と「こんにちは」の分岐点は、おおよそ午前10時から11時あたりに設定されていました。まぁ、常識的に見てもそうでしょうね。だから10時から11時までに人と会ったときは、先の先輩のようにどちらを言うか決めておいたら悩まなくても済むかも。まぁ、悩んでいる人がどれだけいるか知れませんけどね(笑)。
ところで、その、「朝」とか「昼」とか「夕方」という言葉ですが、最近読んだ本の中に、こんな興味深いことが書いてありました。
天気予報を伝える日本気象協会には時間の定義というのがある、ということで、それはどういうことかと言うと…
「夕方に雨」と予報があった時、漠然と「夕方」と言われても具体的に何時ごろかわからない。「何時ごろから雨なの? 6時か7時ごろ?」と迷いますよね。ところが気象協会の定義によると、「夕方」というのは午後3時から6時まで、とのこと。そして次に午後6時から9時までは「夜のはじめ頃」という表現を使う。気象協会は1日24時間を3時間ごとに分けて表現を決めており、続く午後9時から12時までは「夜遅く」と呼ぶ。「夜遅くには雨が降りそうです」と天気予報が言えば、それは9時から12時に雨が降りそうだということなのですね。
さて日が変わり、午前零時から午前3時までは「未明」。
午前3時から6時までは「明け方」。
つまり午前5時は「朝」ではなく「明け方」と呼ぶんですね。
そして6時から9時までは「朝」。
9時から12時までは「昼前」。
お昼の12時から午後3時までは「昼過ぎ」。
そして3時から6時までが、前述したように「夕方」となるわけです。
…と天気予報では定義されているのだそうです。
ま、テレビなんかではこれより他のわかりやすい表現もするんでしょうけど、上記の言葉を使う時は必ずその時間だとのことです。
以上、天気予報用語の解説でした~
実はここまでが前置きです(え~っ、長過ぎるがな)。
今日ご報告するのは一昨日(7日)にコロナのワクチン接種を受けたあとの経過についてでした。
接種をした日は、「昼過ぎ」から「夕方」そして「夜のはじめ頃」まで、注射をした腕が痛む程度でした。しかし、「夜遅く」にちょっと倦怠感があり、ベッドに入ってから「未明」そして「明け方」にかけて寝苦しく、何度も目が覚めました。やはり副反応が出たんですよね。
「朝」に起きて熱を測ると38度1分でした。
食欲もあまり出ない。
しかし少しずつマシになってきている感じはありました。
次に「昼前」に熱を測ると37度2分でした。
さらに「昼過ぎ」に諮ると36度6分に落ちていました。
やれやれ、ですわ。
3回目のワクチンを打った時、高熱やら筋肉痛やら体の痛みやらで強い副反応に襲われたので今回も心配でしたが、まぁまぁ熱が出てもすぐ引いたので、よかったです。
ところで、今日は妻がワクチン接種を受けに出かけているところです。今、家に一人でいる僕はこの文章を打っていますが、時間は午後2時半。気象用語で言うと今は「昼過ぎ」で、あと30分で「夕方」に突入します(笑)。
(もう、ええわ!)
★追伸
安倍元総理の国葬の実施を巡ってさまざまな意見が出ていますが、きょう、エリザベス女王が亡くなられたとのニュースがありました。そして、何週間後かに英国で国葬が行われるそうですが、国葬というのはそういう場合に行われるべきなのでしょう。なのに、なぜ安倍元総理が国葬なんでしょうね。多額の税金を使ってまで。
もし、お二人の国葬の日が一緒だったら、とね。
でも、そんなふうにはならないみたいですけど。
今日のニュースでも、「国葬反対」のデモが各地で行われていました。
ホント。なんでこんなことで政府と国民が争わなければならないんでしょうね。