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業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その 三国志か水滸伝か、ゲームマシン盛衰記編

2009-12-15 09:30:00 | ノンジャンル

コンシューマー機の覇権争いの歴史は、三国志演義や源平盛衰記、はたまたローマ帝国衰亡史を読むように面白い。 

遙かな昔にはファミコンに代表されるニンテンドーの天下だった。 ところが当時のファミコンは大メーカーならともかく、弱小ソフトハウスが参入するにはあまりにも敷居が高すぎる。(さんぜんまんえーん!(´・ω・)⊃) その間隙を突いてソニーがプレステとプレステ2で巻き返した。

ロイヤリティは無料で個人でも取得可(当時は)、ハードウェアメーカーのャ潟Vーの押しつけもニンテンドーに比べれば少ない。 弱小メーカーには非常にありがたいものだった。 無論周到に分析し戦略的に任天堂の弱みを狙ったものだ。 かくしてソニー対任天堂の勢力は逆転裁判、その後暫く源氏、いやソニーの天下が続く。

しかし・・・ 奢れるものは久しからず、ただHalの夜の夢の如し。 

ニンテンドー64という薪に臥し、ゲームボーイアドバンスなる肝を嘗め、臥薪嘗胆幾十年(は大げさだが)。 巻き返しを図った任天堂は、Wii及びDSという最終兵器を携えて挑戦、見事ソニーを蹴落とす。

そういえば、山内溥氏のイメージは平清盛を思い起こさせますな。(笑)

ああやんぬるかな、源氏ではなかったソニー。 その後PS3で再度巻き返しを図るも、いかんせん任天堂に比べて情勢分析とゲームそのものについての考察が甘すぎる。 ゲームとはどのようなものか、ゲームマシンとは何をするものなのか、その辺の認識が10年前とまるで変わらぬハード一本槍。 只速ければええってもんじゃおまへんで。 その速さで何をするのかが問題なのだ。

しかしっ! 又々平家の天下も僅か数年。 更に更に歴史は覆される。 あれからほんの数年で、革新的だったWiiとDSのコンセプトにも陰りが見られてきた。 携帯ゲーム機の売上げは再び逆転検事、DSはPSPに抜かれる。

さてさて、このシーソーゲーム、この先2010年代はどのようになってゆくのでしょうか。 どっちが勝とうがわっちは所詮蚊帳の外、野次馬として面白おかしくネタのたねにさせていただきやしょう。