ランスクエスト・マグナム その1
-----------------------
細切れのクエストを積み上げて、一つのストーリーにするという、一風変わったゲームである。
メインのストーリーラインは2.3種類あり、一つはノーマルランスクエストでのランス城建設とパステル関連、マグナムでのクルックーのムーラ法皇テスト、それにアムの「導く者」にまつわるお話となっている。
また、創造主巨大クジラのルドラサウムも登場する。
このランスクエストは、6 ゼス崩壊、(番号なし)鬼畜王ランス、7 戦国ランス 8 ランス・クエスト、9 ヘルマン革命 ランス10、と続くランスシリーズの第8(9番め)のゲームである。
プルーペットに城建設を持ちかけられ、膨大な金額をむしり取られるが、リーザスやゼスがホイホイと出してくれるのだろう。
建設はアマズサ組で、アマズサ社長からは、エレベーターやら純金風呂やら、吹き抜けに巨大シャンデリアやら、金のかかるものばかり勧められるが、アホランスはほいほいとそれら全てを発注してしまう。
金銭感覚がどうのとかいうより、自分の欲望のみに支配される、単純にアホだからである。
ランスだけなら、入居3時間で落命ということになるだろうが、ランスにはコパン丼という、とんでもドエライものがついている。
コパ丼どんは、ランスには知られぬように手を回し、ドーンと欠陥などを修正させていたのである。
やがてランス城完成、265(数は適当)の客室、拷問室浣腸室完備(内容は適当)、フールに温泉、女湯の覗き部屋、その他なんでもありで、ランスは大満足(金のこと以外は・・・)。
ところが隣に建物建設開始、うるさくてかなわん。
建設者は「導く者(シュメルツカイゼリン)」で、シュメルツは痛み、カイゼリンは女帝の意味がある。
その後は香姫や謙信、勝虎、クルックー、かなみや鈴女などがパーティーに加わり、賑やかになってきた。
そしてカラーの村侵入、神官を装ってランスは女王パステルをニャンニャンし、これでリセットが産まれることとなった。
その代償として、ランスは怒り狂ったパステルに、「禁欲モルルン」の呪いをかけられた。
レベル35以上の女でないと「あれ」がタタズ、しかも相手はレベル1になってしまうので、続けて同じ女性とはできない。
さらには、長く禁欲しているとホモになってしまうという、腸恐るべき、弔男性泣かせの呪いである。
もっとも、ランスの場合にはこの呪いをかけられても、女と見れば見境無しの性癖は治らなかったようだが・・・
ノーマル版のパステル関連クエストを済ませ、ドラゴンスレーヤーと川中島からマグナムメインクエストに入った。
川中島から、導く者の噂・AL教会で景品交換・絶望集団・漆黒の王女と進んだ。
マグナムメインクエストは、ノーマル版に比べて暗い内容のものが多いようだ。
クルックーは法皇決定のムーラテストで法皇となった。
アム・イスエルは2代前の法皇であり、神の存在とそのあり方に絶望し、神を滅ぼすには人の魂を汚染して、人の魂が復活しないようにする以外ない、と考えるに至った。
そして最終クエスト「バベルの塔」となる。
70階建ての塔を、5階ずつ14階登り、最上階ではアムとの戦いになる。
その後ランス城では、リセットに請われて仲直りしたパステルに、シィルを解凍させた。
しかし、一時が過ぎるとシィルは又氷に閉ざされる。
魔王美樹がかけた呪いは、魔王で無ければ解けないのである。
ランスは各地で更なる神具を探すことを決意するが、こうしてヘルマン革命やランス10に繋がってゆく。
これで一旦ランスクエストマグナムは終了となり、クレジットが流れが、ランスクエスト自体はそのまま続けられるし、メインストーリーも引き続いて存在している。
マグナムのメインストーリーは、ノーマルより充実しているが、その分内容的には暗い。
内容はアム関連が中心になっているので、余計暗さが目立つのだろう。
クルックーは法皇となり、アムを追って倒す。
このあたりのやりとりを見ていると、ランス8910あたりの黒幕は、クルックーとしか思えない。
ともあれ、これで根幹もメインストーリーは一応プレイしたので、次からは個別に面白そうなクエストをやってみようか。
サトラレ忍者では、パステルの呪いで、かなみは内心の思考がだだ漏れとなり、悲哀にくれる日々を過ごす。
このままでは生きて行けないと、かなみはランスと共にカラーの里に侵入、首尾良くパステルに解呪して貰うことができた。
しかしランスは・・・
パステルの恨みは深い上にも深く、鼻であしらわれてしもうたよ。
ここで少し趣向を変えて、戦国ランスのアペンドである、「三匹が斬ったり突いたり燃やしたり」をやってみることにした。
部隊は伊賀の忍者の里、出場選手wは、鈴女、かなみ、戦姫の三人だが、鈴女とかなみはともかく、戦姫は忍者とは関係ない筈だが?
進行は山札ボタンを押して、出た目の数だけ進むという、ランス5dと似たようなシステムになっている。
ストーリー性は事実上ゼロで、偶然性に支配されるので、そのため飽きやすい。
1時間程で飽きてしまい、またも中断とした。
ランスクエスト その2に続く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます