空の軌跡 その11
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武術大会での今日の対戦相手は、同じ遊撃士のカルナチームとなった所からである。
ジンチームは今日も快勝。
しかし、カプアチームはロランスチームに惨敗した。
特にロランス大尉は桁外れに強かった。
試合後リベール通信社でナイアルから、リシャール、女狐、ロランスの履歴を見せて貰った。
リシャールと女狐は、正規の士官学校出のエリートだが、ロランスは生年や国籍など不明で、傭兵集団の「ジェスター猟兵団」所属と、不明な点ばかりである。
そしてカノーネ大尉は士官学校でユリア大尉と同期だったらしい。
ナイアルはもう一つ興味深い話をしてくれた。
王家には「クローディア姫」という、女王の孫娘がいるが、その姫のお見合いの相手を探しているのが、リシャール大佐だというのだ。
その「クローディア姫」は、当年とってエステルたちと同じ16歳、極上の美少女の上、素直で優しい性格のお姫様である、とはナイアルは言わず、言ったのはかく申すHalさんである。
南街区の遊撃士協会へ行き、エルナンから地下水路の鍵Bを貰った。
ホテルへ戻ると、自分たちの部屋には置き手紙がある。
「今夜10時に西街区にある大聖堂へこい」と、その手紙にはあった。
しかし、現在は軍が警邏中で、見つかるとホテルに戻されてしまうのだ。
とはいえ、何度か保護指導wwwされると、次第に衛兵の数が少なくなってくる。
こうしてプレイ時間約8時間(´・ω・`)
ついに大聖堂に辿りついた。
そこにはシスターエレンがいたが、彼女の正体はユリア中尉だった。
そしてユリアからは、女官のヒルダへの紹介状を貰った。
翌朝は又地下水路である。
今回はざっと見るだけにして、早速試合会場のグランアリーナに向かった。
■グランアリーナ
武術大会も今日が最終日、決勝戦である。
対戦相手は特務兵のロランス大尉らとなっている。
ロランスチームには圧勝したが、どうもロランスはかなり力をセーブし、全力ではなかったような気もするのだが・・・
■グランセル城
王城の部屋に着いたが、晩餐会にはまだ時間があるので、向かいや隣の部屋にいるメイベル市長、クラウス市長、コリンズ氏らと歓談した。
そしていよいよ晩餐会となった。
例のトンデモ公爵とリシャールが入って来て、重大発表をした。
女王は体調不良と高齢のため、生前退位をし、国王には公爵が即位するというのだ。
メイベルらは懸念の意を表したが、女王の意志と言われればそれ以上何も言えない。
晩餐会も終わり、ヒルダ女官長の所へ行こうとすると、リシャール大佐と出会った。
彼と談話室で話したが、カシウスへの傾唐ヤりは本物らしい。
只の陰謀家とも思えない複雑な人物のようだ。
そしてメイドの控え室でヒルダと話すと、ヨシュアくんには大変嬉しいことが決まってしまった。
女王に会う為に侍女に変装するのである。
学祭でも姫様になった位だから、侍女など軽い軽い。
こうして女王と面会することが出来た。
■女王宮
女王に博士のことを話すと、女王は博士が発見した古代異物「アーティファクト」のことを教えてくれた
さらにはカシウスの帝国との戦争での活躍も、話してくれたのだ。
そして最も重要なことは、女王は次期元首として孫娘のクローディアを押そうと考えていた、という事実である。
しかし、リシャールはそれに反対し、ついにクーデターを起こしたのである。
女王は、正式に遊撃士協会への依頼として、クローディア他、囚われている人々の救出を依頼したのである。
部屋へ戻る途中吊り目の女狐にからまれたが、ジンがうまくいなしてくれた。
空の軌跡 その12へ続く