空の軌跡 その10
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空の軌跡FCの最終章「王都撩乱」に入った所からである。
■終章 王都撩乱 ツァイス
大いに楽しんだこの空の軌跡FCも、ついに最終章となってしまった。
毎度のことながら、この世界から近々お別れしなければならないと思うと、侘びしさがわき上がってくるのを押さえ得ないのである・
発着場に行くと、軍の検閲があるので定期船は数時間遅れるそうだ。
それだけではなく、軍の警備艇が着陸してくる。
急遽予定を変更し、定期便はキャンセルして徒歩で王都に向かうことにした。
リッター街道を北上し、セントハイム門から王都グランセルを目指す。
セントハイム門にも軍の手が回っているようで、怪しい遊撃士がいるという情報があるので、調査すると言われ、困惑しているところにアルパ教授が現れた。
そして、この二人は私が依頼した遊撃士で怪しいものではありませんと保証してくれた。
こうして3人は王都に向かうことになったのである。
エルベ周遊道経由で王都グランセルに入った。
■王都グランセル
遊撃士協会ではカルナたちと再会、彼らがグランアリーナの試合に参加することを聞いた。
例年は個人での闘いなのだが、今年は公爵の意向で団体戦に変更になったそうだ。
試合を見ていると、ジンが一人で4人を相手に闘い、見事に勝利を収めたが、本戦では一人ではきついので、参加者を求めているらしい。
ジンを探して共和国大使館に行くと、ジンは修行のためエルベ周遊道に行っているそうだ。
■エルベ周遊道
エルベ離宮への道に入り、行き止まりの地点で女性声を聞きつけた。
駆けつけるとシスター・エレンが魔獣に取り囲まれているので、魔獣を退治した。
そこへ特務兵が現れて不審尋問をされたが、ジンがおれは試合の出場者というと、納得して去っていった。
■王都グランセル
こうして、ジンチームにエステルとヨシュアの参加が決まったのだが、翌朝居酒屋で打合せをしていると、オリビエが現れて強引にチーム入りをしてしまうのである。
アリーナに入り控え室に行くと試合開始となる。
ジンチームの本戦第1戦の相手は、レイブンエリートである。
当然楽勝かと思っていたが、彼らは意外に腕を上げていたので、楽勝とまではいかなかった。
勝ち残ったのは、空族チーム、ロランスらの特務兵チーム、それに遊撃士の2チームである。
試合後、そのレイブンチームが現れて、ロッコから地下水路の鍵Aを貰ってしまった。
これで鍛えて優勝しろという、禿増しのつもりらしい。
変われば変わるものですな。
今日はもう遅いので、まずギルドに報告し、地下水路探索は明日とすることにした。
ホテルに戻るとナイアルが現れて、食事に誘われた。
ナイアルのいきつけの店だが、絶品のカレーライスをゴチになってしまった。
彼の狙いは勿論ネタさがしである。
そこで二人は、軍はロランスらの特務兵グループに弱みを握られ、モルガン将軍は監禁状態、親衛隊はテロの濡れ衣を着せられているなどをナイアルに教えた。
そしてその代わり、リシャールやロランスらの経歴を調べてくれるよう、依頼したのである。
翌朝、西街区の入口から地下水路へ入った。
■地下水路
この地下水路は暗い上に方位がわかりづらく、初めての時は迷いに迷った。
但し、敵は余り強くないし、数も少ないので、現在のパーティーなら楽勝である。
一通り歩き回って外に出た。
■グランアリーナ
今日の対戦相手は、同じ遊撃士のカルナチームである。
空の軌跡 その11へ続く