ベラルーシの部屋ブログ

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2023年5月24日。ウクライナ侵攻から455日目

2023-05-24 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年5月24日。
 ベラルーシは穏やかな日が続いています。

 ロシア主導の旧ソ連圏経済ブロック「ユーラシア経済同盟」の一連の会合が今日、モスクワで2日間の日程で開幕しました。ベラルーシ大統領も予定通りモスクワ入り。ロシア大統領と会談をします。

 旧ソ連圏経済ブロック「ユーラシア経済同盟」の会合がモスクワで開かれ、カザフスタンのトカエフ大統領は24日のフォーラムで、連合国家創設を視野に入れるロシアとベラルーシに言及。
「今や核兵器まで共有しようとしている」と述べ、経済や安全保障での対等な関係を害していると苦言を呈しました。

 元ポーランド陸軍司令官ワルデマル・シュクシプチャク将軍は、ベラルーシでの武装蜂起の可能性はかなり現実的だと考えており、ワルシャワに対しそのようなシナリオに備えるよう求めています。同氏は、ポーランドもウクライナを支援するのと同じように、これらの軍事組織を支援すべきだと付け加えました。
 またベラルーシの状況が悪化した場合、将軍はポーランドへ大量の難民が流入する可能性があると警告しています。

 この発言に反応してロシア大統領報道官は、
「当然のことながら、ロシアにはベラルーシの安全を確保する義務があり」「ロシア政府がポーランドを敵対国家と見ており」ポーランドは「文字通りロシア恐怖症のヒステリーに陥っている」と指摘しました。

 またベラルーシ大統領は、西側諸国がベラルーシへの侵略を準備しており、ベラルーシを破壊するつもりだと述べました。


 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が6月1日から2か月間、ウクライナの戦線から離れる方針です。

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