2023年11月24日。
今年9月にロシアの大学に入学したベラルーシ人男子学生のうち一部が、秋の兵役義務徴兵により、帰国し始めました。
今年の5月の法改正により、外国の大学に入学や留学した場合でも、兵役義務を卒業後に延期することができなくなりました。
この外国の大学というのにロシアや日本の大学も含まれます。
男子大学生の保護者からの反対の声も上がりましたが、予定通り秋期徴兵が始まりました。9月に入学しても一ヶ月ほど勉強しただけでベラルーシに帰国です。ベラルーシも人材不足、人手不足が問題になっているので、このような法改正が行われたのも仕方ないのかもしれません。
ちなみにロシアでは大学生は徴兵されないことになっています。
今、日本の大学に留学しているベラルーシ人男性も条件が当てはまれば、帰国させられる可能性があります。
私の知人の息子さんはこの6月に大学を卒業。大学院に進学しました。以前なら大学院で勉強中は徴兵されなくてすんだのですが、その法律も改正され、大学院生でも徴兵されることになりました。
そのためその息子さんは健康診断を受けないといけなくなり、病院へ。健康体ですよと証明されたらすぐ兵役義務に就かされると思っていたら、網膜剥離だと診断され(本人は自覚症状が全くなし)手術を受けることになり、3年は激しい運動が禁止され、兵役に行かなくてよくなりました。
徴兵されていなかったら、そのまま病気を放置し続けていたでしょう。兵役義務があって、そしてそれを忌避しなくてかえってよかったですね。(3年後に行かなくてはいけなくなるかもしれませんが・・・)
別の知人(22歳)は先日(急いで?)結婚しました。子どもが生まれたら、兵役義務がなくなります。
ここ1年の間、徴兵されたくない・・・とずっと怖がっていたので、結婚してまずその点にほっとしたようです。
(兵役逃れのため?)子どももほしいので、もっと給料の良い職場に転職して、車も買いたいと将来の夢を語っていました。
兵役を逃れる方法の一つが、若い世代の結婚促進と、出生率の上昇に繋がっています。
ベラルーシも人口減、少子化という社会問題を抱えていますが、兵役逃れがその対応策になっていますね。国からするとどちらに転んでもいいわけです。
今年9月にロシアの大学に入学したベラルーシ人男子学生のうち一部が、秋の兵役義務徴兵により、帰国し始めました。
今年の5月の法改正により、外国の大学に入学や留学した場合でも、兵役義務を卒業後に延期することができなくなりました。
この外国の大学というのにロシアや日本の大学も含まれます。
男子大学生の保護者からの反対の声も上がりましたが、予定通り秋期徴兵が始まりました。9月に入学しても一ヶ月ほど勉強しただけでベラルーシに帰国です。ベラルーシも人材不足、人手不足が問題になっているので、このような法改正が行われたのも仕方ないのかもしれません。
ちなみにロシアでは大学生は徴兵されないことになっています。
今、日本の大学に留学しているベラルーシ人男性も条件が当てはまれば、帰国させられる可能性があります。
私の知人の息子さんはこの6月に大学を卒業。大学院に進学しました。以前なら大学院で勉強中は徴兵されなくてすんだのですが、その法律も改正され、大学院生でも徴兵されることになりました。
そのためその息子さんは健康診断を受けないといけなくなり、病院へ。健康体ですよと証明されたらすぐ兵役義務に就かされると思っていたら、網膜剥離だと診断され(本人は自覚症状が全くなし)手術を受けることになり、3年は激しい運動が禁止され、兵役に行かなくてよくなりました。
徴兵されていなかったら、そのまま病気を放置し続けていたでしょう。兵役義務があって、そしてそれを忌避しなくてかえってよかったですね。(3年後に行かなくてはいけなくなるかもしれませんが・・・)
別の知人(22歳)は先日(急いで?)結婚しました。子どもが生まれたら、兵役義務がなくなります。
ここ1年の間、徴兵されたくない・・・とずっと怖がっていたので、結婚してまずその点にほっとしたようです。
(兵役逃れのため?)子どももほしいので、もっと給料の良い職場に転職して、車も買いたいと将来の夢を語っていました。
兵役を逃れる方法の一つが、若い世代の結婚促進と、出生率の上昇に繋がっています。
ベラルーシも人口減、少子化という社会問題を抱えていますが、兵役逃れがその対応策になっていますね。国からするとどちらに転んでもいいわけです。