2024年8月17日。
ウクライナ軍によるロシア・クルスク州への越境攻撃が続いています。
周辺地域のロシア軍部隊に弾薬や食料を渡すために使われていたクルスク州グルシュコボにあるセイム川にかかる橋がウクライナ側の攻撃によって破壊されました。
ロシア側では住民ら18万人の大規模な避難が進められていますが、ウクライナの越境攻撃は想定外だったようで、食料などの物資が不足しています。戦争中なのに避難や疎開の支援物資など事前に準備していなかったということですね。あらゆることを想定しておかないとけないのに、すぐにウクライナが降参すると思っていたら、もう侵攻開始から900日を超えています。
AP通信によると今日、ウクライナのスムイ州ではロシア軍のドローンやミサイルによる攻撃により、2人が負傷したほか、車や建物が被害を受けるなど国境沿いでの戦闘は激しさを増しています。
ロシアの政府系の世論調査団体によりますと、当局の行動に不満を感じると答えた人は25%と、先月下旬より7ポイント増えました。