ベラルーシの部屋ブログ

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2023年5月21日。ウクライナ侵攻から452日目

2023-05-21 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年5月21日。

 広島でのG7、ウクライナ大統領が演説。
「ロシアによる攻撃で全焼したウクライナの街は、原爆資料館で見た広島の街の光景にとても似ている」と話しました。
 広島サミットをきっかけに世界が少しでも良い方向へ変わってほしいです。

 ロシア国防省は今日、ウクライナ東部の激戦地バフムトについて、「ロシア軍の支援を受けたワグネルの攻撃で、解放が完了した」と発表しました。
 ウクライナ大統領は、バフムトが「管轄下にない」とし、事実上陥落したことを認めました。

 日本の首相は100台規模のトラックなどの自衛隊車両をウクライナへ提供するほか、ウクライナ負傷兵の自衛隊中央病院への初となる受け入れ決定を伝えています。
 税金を使って負傷兵をわざわざ日本へ連れてくることはない、という意見も多いのですが、軍隊を持っていない日本にはこういう支援しかできないです。
 私見ですが、日本の義手や義足の質は非常にレベルが高いので、手足を失った兵士に日本へ来てもらって、義肢の制作やリハビリをしてほしいです。

 ロシア外務省は今日、閉幕した広島サミットについて声明を出し、先進7カ国は「世界の安定を揺るがす破壊的な決定のふ卵器だ」と反発しました。たとえがユニークですね。
 世界の多極化を受け入れられないG7が「反露、反中のヒステリー」を起こしていると主張。G7によるウクライナ支援を改めて批判し、G7の対露制裁が「世界の食料、エネルギー危機の原因になった」などとしています。

 ベラルーシ大統領は2日連続公の場に姿を見せていません。

 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が6月1日から2か月間、ウクライナの戦線から離れる方針です。

 

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