ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (1)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 2024年3月17日、モロジェチノ中央図書館で「日本を愛する人の会」が行われました。
 2月4日にはバラノヴィチ中央図書館でも同じ名称の日本文化紹介イベントを行ったのですが、両図書館で働いている司書さん同士がお友達なのです。
 バラノヴィチ中央図書館でのイベントを聞いたモロジェチノ中央図書館外国語文学コーナー担当の司書、タチヤーナさんから私に電話がかかってきて、「うちの図書館でも同じイベントをしてください。」と頼まれました。
 あっという間に話がまとまり、今日モロジェチノへ行ってきました。

 日曜日ということもあって会場は満席。タチヤーナさんが宣伝に力を入れたため、大勢の人が集まりました。
 それとテーマも日本のサブカルチャーということで、若い世代の人たちが入りやすくなったと思います。

 どうして今回はサブカルチャーをテーマにしたかというと・・・バラノヴィチでも参加した日本語シンガー、マルガリタさん、そしてミンスクのコスプレーヤーyoskenさんとVismutさんも出演することになった他、地元モロジェチノのコスプレーヤー、yunasussygirl47さんも参加してくれることになったからです。
 そのyunasussygirl47さんがアニメのコスプレだけではなく、日本のギャルファッションも紹介できると聞いたので、モロジェチノでは、日本のサブカルをテーマにすることに決まりました。
 
 マルガリタさん、yoskenさん、Vismutさんといっしょにミンスクからモロジェチノへ電車で出発。モロジェチノはミンスクから近いので移動も楽ですね。
 そしてモロジェチノ在住のyunasussygirl47さんと合流して、中央図書館へ向かいました。

 会場ではコスプレとかアニメの話だけが聞きたい人が多かったと思うのですが、まずは私から日本の伝統的な着物文化について紹介しました。

 画像はその時のようすです。
(後ろに写っているのが、ベラルーシの図書館ではほとんどまだ導入されていないタッチパネル式の大型ディスプレイです。地方都市のモロジェチノのほうが首都ミンスクの図書館より進んでいます。
 と言いたいところなのですが、実際にはタッチしても反応が鈍いときがあったのと、古い時代の人間である私の操作の仕方に慣れておらず、もたもたしてしまったシーンもありました。
 うちの日本文化情報センターにも導入しようかと考えたときもあったのですが、ちょっと今はやめておこうと思いました。)

 着物の紹介に続けて、次はサブカルの一つであるギャル文化について、まずは私からご紹介しました。
 ギャルと言ってもいろいろな種類がありますよね。コギャル、姫ギャル、ガングロ、ギャル男などいろいろありますね。
 このように新しい文化を生み出すことができるのが日本の特色だと思います。
 
 そして私のプレゼンよりずっとおもしろいので、本物のギャルに登場してもらいました。

 (2)へ続く。
  

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