ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2024年2月22日。ウクライナ侵攻から730日目

2024-02-22 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2024年2月22日。今日は一日中雨でした。

 獄死したロシア反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の母親リュドミラさんは今日、動画メッセージを出し、遺体と対面したと明らかにしました。
 埋葬のため息子の遺体の引き渡しを求め続け、司法に訴えるところまで話が進んでいましたが、今日になって密葬をすると約束しないなら遺体を引き渡せないと当局から告げられ、その条件をリュドミラさんは飲んだようです。
 遺体をすぐに引き渡さなかったり、死因特定のため14日間は引き渡せないとか言っていましたが、死亡から6日目にして対面できたようです。


 今日、リガ市議会は市内にあるモスクワ通りと、ロシアの作家や科学者の名前にちなんで名付けられた通りの名前を変更することを決定しました。
 モスクワ通りはラトビアの首都で最長の16キロメートル。1859年にモスクワにちなんで命名されましたが、1938年から1940年までの名称、ラトガレ通りに戻されるそうです。
 他にもプーシキン通りはラトビアの言語学者カール・ミューレンバッハ通りに改称、
 ツルゲーネフ通りはラトビアの芸術家ヴィルヘルム・プルヴィティス通りに改称、
 レルモントフ通りはラトビアの詩人ヴィリス・プルドニス通りに改称、
 ゴーゴリ通りはラトビアのジャーナリスト、エミリア・ベンヤミン通りに改称、
 ロモノーソフ通りはラトビアの女性政治家、ヴァレリヤ・セイレ通りに改称・・・されるそうです。
(すみません、私はラトビア語は不慣れなので、上記の新名称のカタカナ表記が間違っているかもしれません。)