リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

第1回目終了

2007年12月01日 23時51分10秒 | 音楽系
「バロック音楽の旅」講座第1回が無事終了しました。何人かご都合で来られなかった方もみえましたので、43人の参加となりました。ご参加いただいた方には、感謝申し上げます。一番遠いところですと、松阪からおこしの方もいらっしゃいました。桑名市以外の方の参加もオーケーですので、名古屋市や四日市からおこしの方も何人かいらっしゃいます。

初めて使う会場ですので、準備にいろいろ手間取ってしまいました。例えば、名古屋市のミューズサロンあたりですと、よく使わせて頂いているので、ここに電源があって、ここからテーブルを持ってきて、スクリーンの高さ調整は・・・という具合に大変スムーズに準備ができますが、初めてのところですと、いろいろとまどうことも多いものです。

40分前に行ったんですが、途中で忘れ物をしてウチに取りに帰ったこともあって(笑)(往復10分くらいでしたが)結局始めることができたのは、開始予定時刻の1時30分を少し過ぎたころでした。(準備を手伝って頂いた、N君、共演のKさん、どうもありがとうございました)

今日のテーマはバロック音楽の幕開けということでしたので、ルネサンス音楽を概観して、初期のバロック音楽を聴くという趣向です。演奏していて思ったのは、もうちょっと響く会場だったらなぁということでした。もし会場の参加者と演奏者ごと、例えばバーゼルのレオンハルト教会の礼拝堂までワープさせて、そこで講座を開いたならば、参加者はどんな感想を持ったことでしょう。音の響き、雰囲気など場の問題はなかなか日本ではかなえられませんが、大変重要なことではあります。とはいえ、会場の精義公民館は、建物はきれいだし、交通のアクセス至便、会議室のサイズも手頃というなかなか得難い会場ではあります。

次回12月22日は、チェンバロのSさんをお迎えして、ビアンカ・ローザのメンバーのIさんと共にフランスのバロック音楽をテーマにお送りする予定です。