そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ヒマラヤ杉の雄花を見ました

2015年11月25日 | 9~11月の草木
私の部屋の前には、ほんの小さな茂みがあります。

茂っているときは、入っていくのがためらわれるような具合なのですが、時々、木の枝が払われて、足元に茂っている草が刈られると、見晴らしがよくなります。

うれしくなって奥の方まで入っていくと、思いがけずカラスウリがありました。
いくつもぶら下がっているのに、赤くなるまで気がつかなかったのでした。

まだ枚方に住んでいた頃は、見られる場所がわかっていたので、よく見に行ったものでした。
ある時など、ドングリを拾っていると、頭の上から烏瓜の赤い皮が降ってきました。
見上げると、本当にカラスがつついていたのです。
名前どおりに、カラスが食べるのだなあ~と感心したものでした。


これはユキノシタです。

サルの腰掛に守られて、元気にしています。
来年の花のころが待たれます。


これは数日前に写したトウカエデです。
青空に映えて見事な紅葉でした。

引っ越してきた頃は若葉が、とてもきれいで、秋の紅葉を期待していましたが、期待通りに見事な紅葉・

でも今日は雨になりました。
きっと散ってしまうでしょうね・・・


そういえば、毎日通る所に、目の下にヒマラヤ杉を見ることが出来る場所があります。
少し前に、こんなものがありました。

何でしょう??

ネットで調べてみると、これはヒマラヤ杉の雄花だと解りました。
では、雌花は?
と興味がわきましたが、雌花は5ミリくらいで、しかも樹齢が40年くらいを過ぎないと咲かないのだそうです。
そんなに年を経た樹ではなさそうなので、球果やシダーローズは見られそうにないことがわかりました。
ちょっと残念です。


で、その雄花ですが、だんだんに大きくなって、色が変って来ました

そういえば、植物園のヒマラヤ杉の下には、これがたくさん落ちていたことを思い出しました。
花粉を出してしまうと落ちるのです。
植物園のヒマラヤ杉はものすごく大きかったので、球果もたくさん付いていました。
当然シダーローズもたくさん落ちていました。

ヒマラヤ杉の木は背が高いので、上から見下ろすということは今までにはありませんでした。
初めて木についている雄花を見たのでした。

住む所が変ると、色々と面白い経験が出来るものですね~




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2 コメント

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ここじゃ、ありませんが。 (小坊主)
2015-11-27 22:02:01
透かし俵、不思議なものですね。
毛が落ちるのは分かりましたが、こんなに粗くて、スカスカでは、風雨に曝されますし、外敵から身を守る役には、あまり、立ちそうもありません。
何のために、繭、作るんでしょうね?
返信する
小坊主さんへ (森のどんぐり屋より)
2015-11-28 10:39:38
先日、あるお寺の境内の裏山で、自分でも手に入れたのですが、うまく茂みの中の雨の当たらなさそうな場所にくっついていました。

アルファルファタゴゾウムシでしたか、の繭も、小さいですがスケスケですよね~
こちらに、見たときの記事があります。
他の写真も入ってますけど。
http://blog.goo.ne.jp/mori15donguri0402/e/19be958ec27ec1cda37d6eda40c42ef0

自然界は不思議がいっぱい??
返信する

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