そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

鉄床雲(かなとこぐも)

2016年07月15日 | 6~8月の空
本格的な夏は、まだまだこれからですが、夏の最盛期になると写真のような雲が見られるようになります。

入道雲(積乱雲)がどんどん発達して背が高くなり対流圏界面に到達し、もうそれ以上は伸びられなくなって、横に広がった姿です。

気象用語の説明によると>「対流圏界面(たいりゅうけんかいめん)とは、地球の大気圏内にある対流圏と成層圏の境界領域である。 対流圏は地球の大気層の中で最も下にあり、気象現象の起こる層である。地表から始まり、高さの範囲は平均して両極では6km、赤道では17kmくらい(以下略)」とあります。

高さ6キロにも達しているとは、ビックリです。

開けた空が見られるところでは、ひと夏に何度か見られることがあります。
「鉄床」とは、昔に金属の加工をするときに使っていた鉄製の道具の名前だそうで、きっとこんな形をしていたのでしょうね。

もう一枚写真を持っています。


夏ならではの、勇壮な雲の姿です!!

引越しをして、広い空が見渡せなくなりましたので、この2枚は貴重な写真ということになりました。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
子供の頃、 (小坊主)
2016-07-17 23:11:42
親父が鉄工所をやっていましたので、身辺には、重たい工具がごろごろしていました。
鉄床も、お馴染みさんの一人です。
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小坊主さんへ (森のどんぐり屋より)
2016-07-18 09:53:02
まあ、懐かしい言葉! 私んちの向いも「鉄工所」でした。
あの頃は、子供も子供なりに家業の手伝いをしていたので、同級生の息子も頑張っていました。

漁師さんの息子は、お天気が良いと船に乗るので、学校へは来ません。
お天気が悪いのに欠席だと、先生はお家へ迎えに行ってました。
その間、私たちは自習をして待っているのです。よき時代でした。
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