そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

人間がもつ強さを信じたい

2013年07月10日 | ポエム&好きな言葉
形のあるものは 壊れることがあります

生きている人は 死ぬことがあります

平穏で幸せな日々が 

ずっと続くという保証は

どこにもありません


しかし かけがえの無いものを失っても

命があれば 人は生きてゆかねばなりません


明日は11日 ふたたび心からの黙祷を捧げましょう



先日テレビを観ていたら むかし とても励まされたのだけれど

いつか忘れていた こんなうたが 流れてきて懐かしく聴きました


私の70数年の人生の いくつかの危機のたびに励ましてもらった さだまさしの書いた詩です。

男は大きな河になれ~モルダウより~

せつないことが あったなら

大きく叫んで 雲を呼べ

それでも雲で覆えぬほどの

男は大きな宇宙(そら)になれ



嬉しい時は腹から笑え

笑えば嬉しい花が咲く

心を花で埋(うず)めて見せろ

女は優しい風になれ



苦しい時こそ意地を張れ

目をそらさずに雨を見ろ

泣かずに雨を集めて そして

男は大きな河になれ



寂しいのは一人だけじゃない

歩けば転ぶ 怪我もする

そこで捨てたなら負けになる

男は大きな夢になれ



喜びは人と分かちあえ

悲しみは人に預けるな

許せる限り受け止めてやれ

女は大きな海になれ



寂しいのは一人だけじゃない

歩けば転ぶ 怪我もする

泣かずに雨を集めて そして

男は大きな河になれ

男は大きな河になれ



(曲をご存じない方はこちらで


あの日生き残ったあなた

なぜ生きているのかと 悲しみ苦しまないで下さい

あなたには 大切な勤めがあるのです

同じように生き残った人を励まし

逝ってしまった人が寂しくないように 祈りを捧げるという・・・



「ああ生きていて良かった!」と思った瞬間があったのに、時間がたてば、生きているもの同志、また諍いをすることがあります。
贅沢や物欲も顔を出します。それが人間です。

でも、そんな時、思い出して欲しいのです。

命も含めて今日あるものが、ずっとこれからも有るとは限らないということを。
今は順調でも、転ぶことがあるかも知れないということを。

>歩けば転ぶ 怪我もする

>そこで捨てたなら負けになる

転んだら、また立ち上がればいいと、さださんは唄います。

おひさまは また明日も照らしてくれます。 たとえ雲の上からであろうとも!


コメント (4)
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