そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

やあ、皆さん ボクを覚えてくれてますか?

2013年07月09日 | マクロで写す雑草や昆虫など
と言っても、以前にUPしたのは2008年の今頃ですから、ちょっと無理ですよね?

ボクは(ワタシかも知れませんが)ハゴロモという種類の昆虫の仲間で、非常に大きな分類の仕方をすると、カメムシの仲間のベッコウハゴロモというものの幼虫ではないかと思います。

大人の姿です。


お尻に付いているハリのような物が、虹色に光っているのはストロボのせいなので、気にしないでくださいね。
このハリはロウのような物質でできていて、たまに抜け落ちたりするけれど、またすぐに生えてくるのだそうです

大きさは、体が1センチあるかないかですが、ハリのせいで大きく見えます。


実はこのような奇妙な形の幼虫は、もう一種類いるのです。
アミガサハゴロモと言います。


どこが違うかというと、お尻のハリが真っ白であることと、背中の模様が違うのと、この写真ではわかりませんが、眼の様子が違っています。

幼虫がわかりにくいので、ちょっとボケてますが大きくしました。

(頭にくっついている緑色のものは、何かの卵のようで、普通はついていません)


それやこれやを取りまとめてみると、上の写真はどうも<ベッコウハゴロモ>のような気がします。

とにかく他では見られない姿の幼虫なので、見て頂きました。
これがいかなる経緯で、親の姿に変身するのか、ぜひとも見たいところですね!!

裏藪の、日当たりが悪くて滅多に花の咲かないアジサイの茎に、数年ぶりに発見しました。
以前に見た時も、同じ所にいたのです!

今回は、アミガサ・・・らしいのは見ることができませんでした。



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コメント (4)
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