そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

春雨じゃ~

2010年04月12日 | マクロで写す雑草や昆虫など
<花びらに止まる雨粒春の色>

カラスノエンドウの花が、ちょうど良い具合の逆光の中で、明るく咲いていました。
この花は雨が平気なようですね。

ちなみに、カラスノエンドウという名前は、<カラス+の+エンドウ>ではなくて
<カラス+ノエンドウ(野豌豆)>なんだそうですね。

そして、その実の莢がカラスのように真っ黒になるので、この名前が付いたとか。
こちらに詳しいです。


 



<実になれぬ花もあるらしイヌフグリ>

これは、大きな発見でした!!

だってね、先日のオオイヌノフグリの記事に「雨の日は花を閉じてお休みする」と書いたばかりなんですから。

実際にあの頃は寒くて薄暗い日は、花を閉じて咲かないようにしていました。
なのに・・・
花を開くか、開かずに閉じておくかは、実は雨には関係なくて、明るさや気温に関係していたのでしょうか?


驚きました!!
今までは別に気にも止めていなかったのですが、今日見ると、なんと花は開いてビショビショになりながら雨に打たれていたのです、、、、
これでは花粉も流れてしまって、自家受粉も絶対に不可能だし、昆虫も来るわけがないし・・・

こうなると、咲いた花は全部実が出来るという説も、ちょっと疑問に思いますが、いかがでしうか?






<雨の中がんばっているアブラムシ>

カラスノエンドウの蕾にしがみついているアブラムシの仲間です。
前足だか触角だかに水玉をつけて・・・・

アブラムシはテントウムシに食べられますが、さてさて、アブラムシの餌って何なんでしょう?

カラスノエンドウの花の付け根には蜜腺があり、蜜を出しているので、アリはそれを目当てにやってきますが、アブラムシは・・・?




<人は来ぬ東屋に猫が雨宿り>

団地の裏の小さな公園に、あまり住民には利用されていない東屋があります。
東屋って、結構なお値段がするそうですね?

それはともかく、誰かが忘れていったマンガの本の上に、ちゃっかりと雨宿りをするノラちゃん。

私は最初、後ろから見ていたので、本といっしょに毛皮の帽子でも置き忘れたのかしら、と思っちゃいました





<雨の日もその日限定の花がある>

これは、どういう状況だと思いますか?
窓ガラスに張り付いているのではありませんよ~


これはね、
私は雨の日の撮影には、光をさえぎりにくい大きなビニール傘をさしていくのです。
その傘に散りかかったハナカイドウの花びらなんです。

ふと見上げると、きれいだったので・・・




今日の一句は、み~んな川柳っぽかったですね





にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする