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そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

北国の霧の夜の満月が見られます

2006年09月15日 | HP&ブログ記事の紹介
北海道の自然写真家 門間敬行さんのサイト『The Gate of Nature』の“今月の一枚”というコーナーが更新されました。

霧の森を煌々と照らす月が、すばらしく幻想的で見とれてしまいます。
わたしたちの住んでいる所では、絶対に見れない光景です。

ぜひご覧下さい!

The Gate of Naiture  今月の一枚

モノレール猫

2006年09月15日 | 昆虫&生き物
モノレール猫ってご存知ですか?

加納朋子の短編小説「モノレール猫」(『ありがと。あの頃の宝もの十二話』メディアファクトリー刊に収録)に登場する猫の名前です。

ご存じない方のために、あらすじを。

「さとる」のうちに毎日のようにやってくるノラネコは、やたら太っていてあつかましい。
でも、細い塀の上に寝そべっている姿は、お腹のお肉がはみ出して、何だかとても愉快な感じ!
さとるはお母さんにナイショで、餌を与えて可愛がります。

ネコはある日から、赤い首輪をつけてやって来るようになりました。
誰かに飼われるようになったらしいのです。

さとるは、首輪の中にメモをしのばせることを思いつき、飼い主に問いかけました。
「このネコの名前は何ですか?」さとる

返事が来ました。
モノレール猫」 たかき

この返事に、さとるは大いに納得。
塀の上の猫は、まさしくモノレールの形そのものだったのですから!!

そして二人は猫を介しての「メモ友」となり、楽しいやり取りが繰り返されます。
たかきは、さとるの通う小学校の近くの、別の学校の生徒のようでした。

ちょっと生意気で、でもセンスのあるたかきに、さとるは深い友情を感じるようになっていきます。
このやり取りが、とても愉快です♪

あるとき、猫は交通事故で死んでしまいました。
そして二人のメモの交換も途切れて、、、、、

しかし、大学を卒業して就職した会社で、さとるは・・・・あっと驚く展開があります。
興味が沸いた方は、読んでみてください。
リズミカルな劇画のような短編です。



ところで上の写真は、うちの近くに住みついているノラネコなんですが、先日こうして細いフェンスの上に座っていました。
これをみて、私は思わず叫びました。
あ~~っ、モノレール猫!!」


その次の日、こんなところにもいました。それも、けっこう長い時間。

自転車のハンドルの上ですよ~~

息子も細いものの上にいる姿を何度か見たそうです。
猫って、こんな所が好きなのですか?

光の加減で色が違いますが、同じ猫です。
そても強気で、近づくと歯をむき出し、凄い声を上げて威嚇してきます。
恐や、恐や・・・