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そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

フラサバソウが咲きました

2015年02月18日 | 移り行く季節
春まだき 深山の草木は凍て 暖かな春の陽を待ちわびていた

そんな季節も いつしか移ろうて はや明日は「雨水」


雪は雨に変わり 積もっている雪や氷は解けて水となる時が来たと

暦が告げる


日脚が伸びて ほんの少しずつ土の中がぬくもり

それを感じて 草たちが動き出す


私の足元で 一番に花を見せてくれたのは フラサバソウ

細かな細い針が 葉っぱを凍てぬようにと 守っているのでしょうか

ほんの数ミリのささやかな花は 咲いてはすぐに散っていく

それでも 今日一日の命を 懸命に咲いている

そんな午後 通り過ぎる雪しぐれ

明日咲くつぼみが しっかりと空を仰いでいる

がんばれ がんばれ!!





そして明日は「あけましておめでとう!」の日でもあります。
そうです、旧暦のお正月なのです。
今頃がお正月だと、本当に「初春」という感じがしますよね♪





 

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ニャンコも春近し?

2015年02月03日 | 移り行く季節
明日は立春。そろそろニャンコたちの恋の季節も始まり、始まり~! 
にぎやかなことですね。
この写真の近所のニャンコも、交渉成立したのでしょうか??


ところで世の中にはネコ大好きの人と、イヌ大好きの人がいます。
あ、どちらも関心ないや!って人もね!
それはまあ、個人の自由であるわけですが、

私はもともとは犬派でした。
ネコには嫌われて、近づくとネコの方から逃げていくというほどの・・・

で、犬はどうかと言うと、初対面でも、お散歩に連れている飼い主の方が呆れて、いやな顔をなさるほどなれなれしく(もちろん犬のほうから!)してくれます。

昔、近所の仲良しの犬が、大事にしているよれよれの毛布をくわえてきて貸してくれたので、飼い主さんがビックリされたという事件(?!)もありました。

さてさて、ブログも犬派と猫派が色々ありますが、次にご紹介する猫派のブログは、とっても楽しいです。

こちらなんですが、単に猫の写真がいいと言うのは遥かに超えていて読み物とし愉快です!!
まーそんさんという猫が特に楽しい!

少々気分が滅入っているときでも、ここに行くと笑っちゃいます。
ぜひ一度、どうぞ。

猫ブログの中でずっとトップの座を守っているようで、多くのブログの中の「みんなが選んだブログ」というのにトップで載っています。
「日々是☆はなまる」という題です。
ブログをされている方は、あなたのブログにも載ってるかも?

猫ブログなので気にも止めていなかったのですが、最近ふとのぞいてみたら、その日は爆笑でした。
そしてハマっちゃったというわけです。

今日は冬至

2014年12月22日 | 移り行く季節
あっという間の 時の流れ

今日はもう「冬至」ですね。

ゆず湯 小豆粥 かぼちゃの煮物・・・などなど

今年の冬至は特別だそうです。
なんでも
19年に一度、冬至と新月が重なる「朔旦(さくたん)冬至」と言うのだそうです。

因みに今日の旧暦の日にちは11月1日です。
今年の旧暦の10月は閏うるう月だったので、今頃やっと11月が始まります。
なので、新月、闇夜ですね。

この日を境に日照時間は延び始め、月も再び満ちていくため、古くから縁起の良い日とされているのだそうです。

これは朝日新聞からの受け売りでした



落ち葉の窓から冬空を見る

2014年12月10日 | 移り行く季節
陰暦10月の別の呼び名を「小春」というのですね。
今日は旧暦では10月19日です。

この時期には、寒さに向かっているのに、まるで春のように暖かい日が続くことがあります。
まさに小さい春ですね
今日もそんな一日でした。

落ち葉の中に、大きな穴が開いているのがあったので、
空を見上げてみました。
落ち葉の窓から覗いた小春日の青い空!


また少し歩くと、今度はこんな葉っぱが。

ときどき見かけますが、細かな穴があいているのです。
とても手の込んだ模様で、面白いです

もう後20日ほどで今年も終わり。
当時に向けて日暮れが早くなっているし、とても気ぜわしいですね。

インフルエンザももう流行期に入ったとか。
お互いに気をつけましょう。
あの高熱はとてもしんどいですからね。






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11月の植物園

2014年12月05日 | 移り行く季節
いつのまにか一ヶ月もたってしまいましたが、11月の始めに植物園(大阪府交野市私市の大阪市立大学理学部付属植物園)を訪ねた時の写真の中から何枚かを。
早く載せないと、冬になってしまいますねえ。

上の写真は、メタセコイヤの林の入口の辺りです。

今頃はもう全部の葉が散り敷いて、ふかふかの道になっていることと思います。

ここには小さな池があります。
そこの中のちょっと盛り上がった島のようなところの木も紅葉していました。



ここの通り道よりには、大きなドイツトウヒの木があります。
今までに球果(マツボックリみたいなもの)が実っているのを見たことが無かったのですが、今年はたくさん実りました。


ちょっと近くに寄ってみましょう。


ドイツトウヒはモミの木の仲間で、スプルースと呼ばれ建築材などに使われています。 昔の鳩時計の錘にはこの松ぼっくりの形を模したものがぶら下がっていましたよね。

一つもらいたかったのですが、園内での採取は違反なので、諦めました。
この球果は2年がかりで出来るのだそうです。

そしてここから坂道を上っていくと、大きなユリノキのある広場に出ます。
黄色っぽい色がつくのですが、イチョウが色づくまえに見ごろになるので、目立ちます。


道の途中に落ちていた小さな葉っぱ。

子猫の顔みたいで、ちょっと可愛いでしょう?


最後に入り口の横のチャノキ(お茶の木)を見に行くと、花が咲き、実も残っていました。

右下に、殻が割れて実が覗いている写真を入れています。



この植物園は私のお気に入りの場所のひとつでしたが、春には引越しをしなければならないので、ここともお別れです。
きっと、時々懐かしく思い出すことでしょう・・・・



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あらま! 返り咲き?

2014年12月01日 | 移り行く季節
図書館へ本を返しに行く道すがら、ユキヤナギの茂みが鮮やかに色づいたのが目に入りました。

とてもきれいだったので、近づいてみました。
すると??
写真のように花が咲いていたのです。
もちろん、ほんの一枝なんですけどね。

ここ数日、小春日和が続いていたので返り咲きと呼んでいいのでしょうか?


ここはいつも通る所なのですが、こんな風景を見たのは初めてでした。

この日から数日して通ったときは、もう花は散り果てていました。


そのときに別の場所で・・・

写っているのは一輪ですが、ポツポツとですが、かなり広い範囲に咲いていました。

これも返り咲き?

春のように元気いっぱいという感じではなかったけれど、思いがけなかったので可愛いな、と思いました。


今夜からはこの秋(冬)一番の冷え込みになるとか、植物も人間も、なかなか大変です。
インフルエンザも早くも流行開始とか。
皆さまもどうぞお気をつけてくださいね。





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最後の彩り

2014年11月24日 | 移り行く季節
思いのほか鮮やかに染まった今年の秋

ケヤキの葉も こんなにいい色をしています

明日は雨の予報ですから

ほとんど散ってしまうかもしれません

落ち葉を濡らす雨の音に

耳をそばだてて歩くもの いいものです


これはサクラ

数日で色あせて 土に還っていきます

気に入った色の何枚かを 今年も冷凍庫に入れておこうと思っています


いつも歩いている 私しか歩かない、私の獣道みたいな道があります

ふと目に付いた 小さな赤い葉っぱ

まあ、こんな所にイノコズチが生えてたなんて 気が付いていませんでした


< 藪のなか ここにいるよとイノコズチ >





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今日は、月命日ですね

2014年11月11日 | 移り行く季節
東日本大震災に遭われた方々、いまだご家族やお友達の行方がおわかりにならない方々、悲しみは少しも薄れることなく、日々心を痛めておられることかと思います。

仮設に暮らしておられる方には、厳しい冬の生活がめぐってきますね。


地震も津波も原発も「もういいやんか」と言う人が、確かにいます。
つらい人たちのことを考ええるのは、確かにつらいです。
でも、どこかで繋がっていたいのです!!
何もできないけれど、せめて、つらさに多少なりとも共感していきたいと思うのです。
参加している団体(生協や産直の会)では、引き続いて色々な応援をさせていただいています。
決して、忘れてはいませんからね!!


この世のことは、なるようにしかならない。しかし、必ずなんとかなっていくものだ。決して絶望してはだめだよ

若い日に事故で片足を切断した親友に、父が書き送った手紙の中の言葉だそうです。
私が家を失い、明日子供に何を食べさせようかと苦しい日々を送っていたときに、その方の奥さまが教えてくださいました。
父も何かあって、必死で乗り越えてきたのでしょうか・・・


被災された方々も、どうか諦めず、焦らず、まだこれから先にまっている時間に希望をつないで、一歩一歩歩いていかれますように。

ささやかな応援、続けていますから。


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☆尋ね人☆

あの大震災のときに、ほんの数日ブログでお友達だった「森山ヒカル」さんというかた、ご存知ではないでしょうか?

あまりご丈夫ではないご様子でしたが、看護師さんだったようでした。
医療関係の応援で現場へいらっしゃったきり、ご連絡が無いのです。
ずっと心に残っているのですが、連絡するすべがありません。

ご存知の方がいらっしゃいましたら「お元気ですよ」と言うだけでも結構ですので、ぜひご近況を教えてくださいませんか。

あさっては もう立冬

2014年11月05日 | 移り行く季節
お茶の花を見ると、
足早に去ってゆく秋の背中が見えるような気持ちになります。

たくさんのおしべが、華やかにも見えますが
藪の中で咲く白い花は
やはり静かに思えてなりません。

いまごろは、蜂も蝶もめったに来ないから
タネを作るためには、いっぱいのおしべが入用なんでしょうか・・・

ツバキの仲間なので、実の様子も形も、ツバキによく似ています。
でも、このおしべの様子は、全然違っていますね。





< 茶の花の白さいとしき 夕まぐれ >








今日は霜降

2014年10月23日 | 移り行く季節
あの厳しい暑さの夏が、思い出せないくらいに涼しくなり、今日はもう霜降(そうこう)ですね。

北の地方や、標高の高い地域では、本当に霜が降りているでしょうね。
山々の初冠雪の便りも聞こえてきます。

いまだ仮設住宅にお住まいの方々は、またあの酷い湿気に悩まされるのかと、とても心配です。なんとか工夫が出来るといいのですが・・・
何か応援できることがありましたら、知りたいと思います!


さて、自然界の中では冬越しの支度をする種類の昆虫たちも、忙しそうです。
上の写真のようにね!
こんな大きな獲物を、がんばって運んでいますが、おうちに入れるのでしょうか?
穴の前で、解体するのかもしれないですね。
とにかく、すばらしい速さで引っ張っていたので、なかなか写せませんでした。
この獲物は、コウロギ?
秋の演奏会を楽しませてくれた昆虫に違いありません。


草紅葉も進んでいます。

あちらこちら、思わぬ所で赤く、黄色く染まっている葉っぱを発見します。


そして種まきが遅れたコスモスも、やっと花をつけ始めました。



夏の昆虫たちは、そろそろ姿が見えなくなってきましたが、まだがんばってるのもいます。
数年がかりで追いかけていて、今年初めて発見したツツジグンバイです。
先日の写真はよくなかったので、今回のバッチリ写せたのを貼らせてくださいね。



今日は旧暦では9月の30日です。そして9月は閏月になっているので、明日からもう一度9月が始まります。
何だか不思議な感じですね??
来月の7日は満月で、もう立冬です。


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