箕面市の給食~おいしい給食をいっぱい食べましょう!

箕面市の給食は
①卵、牛乳、小麦等を調理に使わない「低アレルゲン献立給食」です
②市内産の野菜を優先的に使っています

料理のススメ その84(ヒラヤーチー)

2024年02月23日 | おすすめレシピ

「ヒラヤーチ―」は沖縄の言葉で「平たく焼く」という意味の、沖縄県の郷土料理です。
小麦粉と卵、だし(または水)を混ぜ、ねぎやにら、その他家庭にある野菜や、かんづめの食材などを加えて平たく焼いたものです。
「沖縄風お好み焼き」と呼ばれることもあり、食感は韓国(かんこく)のチヂミにも似ています。
沖縄県では台風が多いため、台風で外出や買い物ができない時や停電した時に、家庭にある食材を使って非常食としてよく作られたそうです。
簡単にできるので、休日のお昼ごはんやおやつにもおすすめ。
沖縄らしさを出すなら、にがうりやもずくを入れてもおいしいですよ。

給食では小麦粉や卵は使いませんので、給食で提供する「ヒラヤーチー」は米粉(上新粉)とじゃがいもを使って作ります。
今回は、小麦粉と卵を使った一ぱん的な「ヒラヤーチー」の作り方といっしょに、給食の低アレルゲンこん立バージョンの作り方もしょうかいしていますので、ぜひ両方とも作ってみてくださいね。
どちらも簡単ですよ!

【ヒラヤーチー】

〈材料〉2枚分
小麦粉(★)・・・・150g
卵(★)・・・・・・1個
水・・・・・・・・・1カップ(かつおやこんぶのだしじるでもおいしいです)
にら・・・・・・・・1/3たば(葉ねぎでもおいしいです)
ツナのかんづめ・・・小さいかんづめを1/2~1個
油・・・・・・・・・少々

★低アレルゲンこん立バージョンを作る場合
 上新粉・・・・・・60g
 じゃがいも・・・・1個

〈作り方〉
1 にらは、2~3㎝の長さに切る。

2 ボウルに卵を割り入れて、さいばしでほぐす。

3 小麦粉、水を加えて、軽く混ぜる。
 (下の写真のように、とろとろの状態にします。
  クレープ屋さんで焼くところを見たことがあれば、同じくらいとろとろにします。
  あわ立て器がなければ、ヘラで混ぜてください。)

〈★低アレルゲンこん立バージョンの作り方〉
★2 じゃがいもの皮をむき、1/3個と2/3個に切り分ける。
   1/3個は、せん切りにする。
   2/3個は、すりおろす。

★3 上新粉、★2のすりおろしたじゃがいも、水をボウルに入れて、よく混ぜる。
   ★2のせん切りにしたじゃがいもを加える。
   (写真のようなとろとろの生地にはなりませんが問題ありません。
    焼くともちもちになります。
    そのまま4へ進んでください。)

4 にら、ツナのかんづめを加えて混ぜる

5 フライパンに油を入れて、中火にかける。
  4をおたまで、半分くらい入れて、うすくのばす。
  (後でひっくり返すので、小さめにしておくと作りやすいです。
   半分くらいでは多いな、という場合は、量を調節してください。)

6 ふつふつと、表面に穴が空いてくるまで待つ。

7 一度火を止めて、フライ返しを使って、ひっくり返す。
  もう一度、中火にかける。
  (調理になれていたら、火を止めなくてもいいですが、やけどしないように、注意し
   てください。)

8 反対側も焼けたら、火を止める。
  器に盛り付けて、できあがり!

味付けはお好みです。
・ツナのかんづめの量を多くすると、そのままでもおいしいです。
・3または★3で、塩をひとつまみ加えても塩味でおいしくなります。
・上からしょうゆをかけてもおいしいですよ。
・お好み焼きのように、ソースをかけることも沖縄県では増えているそうですよ。
写真ではお好み焼き風に、ソースをかけて、紅しょうがをそえています。

似たような料理で「チヂミ(2020年5月26日のブログ)」や「お好み焼き(2021年3月20日のブログ)」の作り方もしょうかいしています。
チヂミは韓国(かんこく)の料理で、ヒラヤーチーとよく似ていますが、生地にしょうゆを加えて作る点がちがいますよ。
どれもおいしいので、ぜひ作ってみてください。

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