箕面市の給食~おいしい給食をいっぱい食べましょう!

箕面市の給食は
①卵、牛乳、小麦等を調理に使わない「低アレルゲン献立給食」です
②市内産の野菜を優先的に使っています

料理のススメ その21(チヂミ)

2020年05月26日 | おすすめレシピ

「チヂミ」は、いろいろな食材と、水でといた小麦粉を混ぜ合わせ、油でうすく焼いた、韓国(かんこく)の料理です。
給食では、小麦粉の代わりに米粉を使って作ります。
米粉にもいろいろな種類がありますが、給食で使うのは「上新粉」といって、うるち米を水洗いしてからかんそうさせて、粉にしたものです。

米粉には大きく分けて、米を加熱せずに生のまま粉にした「ベータ型」と、米を加熱してから粉にする「アルファ型」があります。
ベータ型には、給食で使う上新粉の他、上新粉よりもっと細かい粉にした「上用粉」、もち米を粉にした「もち粉」、もち粉よりもっと細かい粉の「白玉粉」、うるち米ともち米を混ぜて粉にした「だんご粉」があります。
アルファ型は、もち米を加熱してから粉にした「寒梅粉(かんばいこ)」、もち米またはうるち米を加熱して寒梅粉よりも細かい粉にした「みじん粉」、もち米を加熱してあらくくだいただけの「道明寺粉(どうみょうじこ)」など。
「みじん粉」も、もち米から作られたみじん粉は「上早粉(じょうはやこ)」、うるち米から作られたみじん粉は「並早粉(なみはやこ)」というそうで、米粉にも本当にいろいろありますね。
(米粉の情報は、農林水産省北陸農政局ホームページを参照しました。)

アレルギーがなければ、小麦粉でも同じように作れます。
でも、米粉を使って作るチヂミは、こんがり焼けたところはカリッと、真ん中はモチモチして、おいしいですよ!
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

【チヂミ】

〈材料〉4人分くらい
まぐろ油づけ・・・小さいかんづめを1個
にら・・・・・・・1/3たば(35gくらい)
にんじん・・・・・1/5本
じゃがいも・・・・小1個
上新粉・・・・・・大さじ3~4
水・・・・・・・・大さじ2
塩・・・・・・・・小さじ1/5
しょうゆ・・・・・小さじ1/2
油・・・・・・・・大さじ1

〈作り方〉
1 にんじんは、皮をむいて、3cm長さの太めの千切りにする。

  じゃがいもも、皮をむいて芽を取り除き、3cm長さの太めの千切りにする。

  にらは、3cm長さに切る。

2 1と、まぐろ油づけ、上新粉、水、塩、しょうゆを全部混ぜ合わせる。
  (サラサラしていてまとまりにくい場合は、上新粉と水を少し加えてください。)

3 フライパンに油を入れ、火にかける。

4 2をスプーンですくって、フライパンに入れる。

5 弱火にし、ふたをして、2~3分焼く。
  ひっくり返して、同じように焼き、両面がこんがり焼けたらできあがり!
  (フライパンにくっついて、なかなかひっくり返せない場合は、油を少し加えてくだ
   さい。)

味がついているのでそのまま食べてもいいですし、ポンずなどをつけて食べてもおいしいです。

にんじんやじゃがいも、にら以外に、たまねぎや葉ねぎ、コーン、もやしなど、家にある材料でアレンジできます。
まぐろ油づけの代わりに、ぶた肉やとり肉、むきえびなどのシーフードを入れてもおいしいです。
シーフードを使う場合は、そのまま混ぜると水っぽくなるので、先にシーフードに大さじ1~2くらいの上新粉を混ぜておいてから、他の材料と混ぜるとカリッと焼けます。
(上新粉の量は、シーフードの量によって調節してください。)
ぶた肉やとり肉、シーフードを使う場合、肉やシーフードにしっかり火が通るようにじっくり焼きましょう。
アレルギーがなければ、粉チーズや、ごまを入れてもおいしいですよ!
カレー粉を入れたり、花かつおや青のりを入れたり、いろいろアレンジしてくださいね。

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