柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

エコ?

2008-07-21 10:02:01 | Weblog
ええ、今年もきっちり暑い夏のようです。あと三ヶ月続くと思うと気の重いことです。35度に驚かなくなって、体温気温も珍しくなくなって。日本全土でクーラーかけ倒して、何~にがエコなんでしょうね。市役所のクーラーを減じたところで(それも止めるわけじゃないですからね)どうなるってんでしょうね。エコ景気であれこれ書いて儲けている奴ら、夜も皎々と灯り付けてクーラーガンガンかけてるんですよきっと、馬鹿馬鹿しい。二酸化炭素がどうのこうのじゃないでしょう、本気でやるなら冷暖房と深夜放送、夜間照明と自動車ですわね。端々の小さなことばっかり槍玉に挙げて(使わぬ部屋の電灯消せとか、スーパーの袋を使うなとか)、一番の元凶には触れません。わかってやってますからね。何故かって?相手は世界のトヨタですよ。日本の輸出産業の大黒柱相手に規制かけられませんわね。向こうさんにひと睨みされて終わりです。家電業界も敵に回すには大きすぎましょう、政府与党の金蔓ですから。NHKから夜中の放送止めればいいのにしませんね。昔のように夜12時になると日の丸がはためいて君が代が流れて放送終了って。夜中のランニングコストと広告収入とを比べれば後者が優るんでしょうね、だからどこの民放も右倣えってやってる。夜間の照明も何とかなりそうですね。今夏の七夕イベントのように東京タワーなどの象徴的な建物や広告塔から夜間の消灯を始めればいいです。こういう桁違いの「環境汚染」には何にも言わずに知らん顔して、ちまちまとした弱いところばかりに規制かけていく小ずるさ。それに乗じて大笑いしながら儲けている輩。地球温暖化なるものが事実だとして(大体、この概念自体が眉唾です、歴史を否定しても何も始まりません)、ゴアを初めとした御用学者達の言い分が的を得ていると仮定しても、こんな手段で何をどういう風に改善するというのでしょうか。弱い者いじめしてお茶を濁しているだけ、マスコミもつるんで世論形成している図です。マスコミが何をつるむかって?自分たちが巨大な環境汚染源だと知ってるからです。でも「情報の迅速な提供は国民の安全に資する大事業だ」なんて大義を振り回して頬被りします。エコって何だ?
 朝日の名だたる(悪名高い)論者、若宮啓文さんの対韓論(この人の得意分野です)が載ってます。この人は前に竹島を韓国に渡してしまえなんて書いて、保守系の論者からは蛇蝎の如く非難され顰蹙買ったことがあるんですが、この文章でもそこに触れて、ちょっとは改心したのかいなと思いましたが同じことでした。嫌いなのは日本、韓国の気持ちばかりがよく分かる人、笑っているのは北の将軍ですよなんて皮肉言いながら悪いのは日本だと言ってます。人はそれぞれなんですし、右もいて左もいてそれで均衡ではあるのですが、こういう純朝日的思想を示されるとはぁ~と思うばかりです。つまり私がこっちではないということなんですが、やはりこっちには寄れぬと思うことです。
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皮肉

2008-07-20 07:53:34 | Weblog
暑くなりました。とっても。暑いのは嫌いじゃないんですが、だからといって私だけ暑くないわけでもなくて。こういう仕事ですから冷房の効いた部屋で坐ってますが、昼間に往診するとそれだけで汗みずくです。私は昔の邦画を見るのが好きで、それも戦後まもなくの頃の白黒映画が好きで、俳優達が皆若いのも(当たり前ですが)面白いのですが、その時代の空気、つまり建物、文化度、自然風景、服装、髪型に魅力を感じます。今と歴然と違うのは煙草ですか、出てくる男という男全員が煙草吸ってます、家の中で食堂で汽車の中で、ありとあらゆる場で。そして夏の暑そうなこと。女は絽や紗の着物に日傘を差して粋に歩きます、男もハンカチで汗を拭き拭き歩いています、そして家に戻っても暑いわけです、窓開け放して扇風機回して団扇の扇子のでパタパタあおぐ。その暑い暑い感じがよくわかってこれがまた時代を感じさせて良いわけです。その時代の感覚、日常過ごし方の常識、男はこうで女はこう。むろんだらしない人や所は今と同じだけあったにせよ、夏のくそ暑い時期にこそきりりと着こなす心意気みたいなものを感じるのがいいです。あれだけ着ていたら暑くて大変でしょうに、あらごきげんいかが?なんて涼しい顔してる、この心意気。風鈴と同じで、日傘というのは涼を感じさせるアイテムであり、風鈴と違うのは女を色っぽく見せることですか。クールビズなんてのは実は大野暮なんです。男も暑いときにこそきりっと着込まねばならぬのです。やせ我慢せねばならぬのです。そう思うことです。
 山口県教委が今年の教員採用試験を前に受験者に文書配布したんだそうです、当県は以前から不正のできないシステムで行なっていますって。ちゃんとやってるって意識が強いからこそこの手の文書回そうということなんでしょうが、却って疑念を持たせたりして。具体的にはこうだそうです、個人の同定のできぬようにする、つまり名前も性別も何もかも伏せて単に筆記や面接やらの結果だけで判断するというのでしょう。さも公正公平のように思いますが、これが正しいかどうかは話が別です。巷間伝えられる教員の質の低下は、教員志望する者達全体の傾向でしょうかそれとも個人の資質を消しすぎて(成績偏重、成績至上主義)不適格者を除けない弊害でしょうか。後者は適格者(昔のTVドラマ風に言えば熱血系)を拾い上げられないとも言い換えられます、尤も、適格者がいい成績挙げれば何の問題もないのでしょうが、えてして世の中はうまく行かず、こんな奴が先生になったら生徒達が幸せだろうにと思う者が成績悪いなんてのはよくある話でしょうし、先の大分のような恣意が罷り通れば好成績の適格者すら落ちてしまうことになっているのでしょう。適格不適格の線引きはどこで?という問いには明確に答えられませんが、それこそ面接での当たりとか印象とかでおおまかわかるものでしょうに。もっともその為には選ぶ方の人格常識優れていることが大前提ですがね。本来はこうだったんでしょうし、四角四面で謹厳実直な人が教員の頭になっていたんでしょう、そうじゃなくなったから今の腐りになってしまったというわけです。クソ県議の口利きを一回聞いたばかりにやくざの恫喝化したというわけです。適材適所(さらに適時適当って加えることもあります)の難しさですか。ひとえにトップの資質。原理原則を貫くことの大切さ重要さです。今の時代、イスラム原理主義の響きを嫌って、原理原則主義を危険思想のように扱う向きがありますが、臨機応変偏重こそが規範意識を壊す元凶なのです。臨機応変できるためには原理原則の十分な理解が必要です。場当たり的に思ったようにできることだけやればいいなんてことじゃ決してありません。規制緩和。小泉がお題目のように唱えてきたこの方針が大間違いであったことは今の日本の現状を見れば明らかです。資本主義の反映のためには社会主義的規制が必要だという証明であるわけです。規制規制でがんじがらめであるとの指摘は昔からあったこと、民間でできることは民間でなんて分かり易いキャッチフレーズでもって小泉が推進してきた「緩和」策は日本の文化をも壊しました。この男、万死に値しましょう。この話と、単純な公共事業を巡る役人達の贈収賄事件とをわざわざにひっつけなくてもいいのかも知れませんが、融通の利かぬ石頭の役人がやはり必要なんだと、ぐるりと一周してやっとわかる皮肉でもあります。
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恣意

2008-07-19 08:44:10 | Weblog
朝刊のコラム、三大紙と日経すべて野茂の話題です。功成り名を遂げた人を結果として賞賛するは斯くの如くとても簡単なことで、彼が近鉄と喧嘩した時とか鳴かず飛ばずの時期とかに連中どう書いてきたか、どれほど無視してきたか、そんなことお構いなしです。晩年はボロボロでした、日本で言えば野村のように。またまた野村の話になりますが、この人南海であれだけの実績があるんですが馘首になって、これはスポーツ選手の常ではありますが、長嶋のように王のようにあっさり(つまり今までの成績を傷つけないように)辞めればいいものを、ボロボロになるまでやると言ってロッテに行き最後は西武に行き現役に拘ったんです。だからただ一人三千試合出場なんて記録を作ってます。年間130試合の時代です、フル出場で25年ですわ、凄いこと。清原であれ長嶋であれ誰をもボロカスに言えるはずですよ。野茂も例えば辞めて、大魔人やら伊良部や新庄のように帰ってくる手もあったし、帰ってくれば大歓迎だったに違いないのですが、ここがこの人の潔さというか筋の通し方というか、一旦日本に不義理して(そう思っているかどうかは確かめたわけじゃないですが、当時の彼の行動は掟破りには違いなかったことですから)出てきた以上はノコノコ帰れないというけじめがピリッと効いて、アメリカ野球から外れて余所へ行ったこともあるんでしょう?こういう態度が凄いことだと思うのです。ボロボロになるまで、なんて簡単に言いますが、華々しい実績があればあるほどなかなかできぬ技でしょう、しかも小綺麗に真摯さを漂わせながら。清原がいい対照です、この男に意気地とか潔さとか感じませんものね。そしてこの人の寡黙さ。無用を喋らぬ朴訥さ。不言実行の象徴の様なイメージ。さて、今後どうするのでしょうか。これだけのビッグネームです、アメリカでも何とかなるんでしょうが、日本に帰れば生活にはきっと困りません。どう身を振るのか。これも楽しみですね。
 石原慎太郎が吠えたそうです、居酒屋タクシーのどこが悪いんだ?って。待ってました。古館は目を三角にして公金横領だ!って叫んでました、私も前にそんなに悪いことかいな?とここで書きました。いつも3万も4万も乗ってくれる上得意客にお疲れさまですと冷たいビールを出す、どこがいけないのですかね。一見さんにそんなことやらぬこと、常連上客なればこそのサービスです、おっありがとうって飲みますわね。何がいけない?タクシーの運ちゃん悪くないでしょう?でも古館はそのビールやらおつまみやらを賄賂だって言い、税金のキックバックみたいに言ってました。どっちが屁理屈って話です。深夜の帰宅、タクシー利用が常態化しているこの業界こそが浮世離れしているだけで、咎められるべきはこの慣習ですよね。ビールやおつまみ、商品券の授受をもって公金横領は言い過ぎでしょう。都知事も言ってますが具体的なキックバック(チケットは額面受け取って現金でいくらか返すとか)やらチケットを飲み屋のお姉ちゃんに配るとかのことがあれば話は別です。深夜までの労働がなくなれば労働状況の改善に寄与しますが、かたやでタクシー業界の収入を減じます。金がこっちに回らなくなります。役人の持ってる金は人の金です、しかも大金です、役人が節約する筈がありません単年度予算はその年に掃かなければならないのですから。こっちの使い道塞いでも、またどこかに漏れていきます。役人はそういう仕事です。金を回す、外に配るが仕事です。怒ったって詮無きことなんでしょう。誰が役人になっても同じことやるんでしょうから。せめて一般庶民の暮らしぶりを見ながら金使ってくれ。そういうことですか。
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すり替え

2008-07-18 08:44:13 | Weblog
野茂が引退です。どの紙面も大きく割いてプロフィールを紹介します。簡単に先駆者開拓者フロンティアなんて言いますが、当初本人も期待はあるが不安はないなんて言ってはいましたが、当時の近鉄の対応やら取り巻きの御用解説者の足の引っ張り様は素人目にも「そんなに言わずとも」といったものでしたね。でも無理矢理に行った、そして結果を出した。多くを語らず、吠えず、実績積み重ねて周りを黙らせていった。選手を外に出さないことを、レベルの差やら文化環境の差にすり替えて掣肘抑圧してきたのでしたが、その欺瞞をも見事にうち砕いたことでした。イチローが行き、大魔人が成功し、新庄は特異でしたがあいつも成功したに違いありませんし、黒田の福留のに連なるわけです。元同僚の吉井が(この人も大リーグに行きました)言ってました、ごくろうさんじゃなくておめでとうだと。あれだけの成績を残したのは、今まで誰も歩いたことのない道を開き進んでいく勇気と決断あればこそなんですね。寡黙な人であればあるだけ周りがあれこれ考えてくれます。これも野茂の人徳なのでしょう。
 ダルビッシュが五輪選手に選ばれて言いました、日本の打者に優るものは余所にいないだろうから抑えて見せようと。さて、韓国またまた噛みつきませんかね。WBCの時のイチローの発言を思い出します、あと何年か歯向かえないという気になるくらいに勝ちたいという趣旨でした、韓国がいつものように反日感情むき出して怒ってましたね。今回もきっと黙ってないんでしょうね、折しも竹島問題で国中盛り上がってますから。向こうさんのいつもの手です、気に入らぬ事があると全ての日韓行事を中止します、小学生同士の交流事業があちらこちらであるそうなのですがこれらも例外ではありません。夏休みを利用してのせっかくの「交流」なのに、しかも子供同士のことに政治を絡ませるなんて・・と、子供を純真無垢に祭り上げて錦の御旗宜しく辺りをなぎ倒す向きには格好の出番なのでしょうが、こんな時は連中黙ってますよね、まことに狡い。ま、交流なんてのがどれだけ意味があるのかそういう根本的な疑問も深いわけで、好きな人がやってればいいことなんですが、しかし大人げないと言えば大人げないことです。国民性の違い、文化の違い。寄れない人達なのでしょう。近くて遠い。まことその通り、そしてそれで結構。TVで流れる投石騒ぎ見るにつけうんざりします。こんな光景、中国でもついこの前ありましたね。どうぞいつまでも嫌っておいて下さい。こちらもその間は嫌いでいますから。
 早逝した元甲子園投手(桑田清原のPLに土を付けた投手としてクレジットされます)の息子が親父の死の翌日のマウンドに登ったという話を枕にして、こんな息子がいる一方で、子の就職試験に贈賄する親もいる、親に怒られて腹いせにバスジャックする子もいる・・という記事が載ってます。うむ、よくある比較論で言いたいことはわかりますが、贈収賄の方はあれが完全に常態化されていたんですから仕方のないことではあった筈なんです。弁護するつもりはないのですが、一族に教員がいない者なら真っ正面からいくしかない(いえ、親兄弟にそっちに目端の利く者がいれば、また世の中はそういうものだなんて染まってる者がいれば、ツテをなんとか手繰って議員に金掴ませる事例はいくらでもあることでしょうが)けれど、教員一族にとればそんな悠長は言ってられないでしょう、現実を知っているわけですから。あの議員に二百万。どこかの記事にありましたが、こんな事なんでしょう。組織ぐるみというのはどうしようもないことですから。誰が責任を負うのでしょうか、営々と何十年も続いてきた習慣の責任が奈辺に。可哀想に今の教育長やら県の課長やら部長やらがトカゲの尻尾切りにあってチョンです。間に入って(口利きして)ガッポリ金ふんだくったクソ議員達にはお構いなしです。結果も見えてます。腹立つことです。野に下れし才能達よ、願うらくは腐らず今一度世のために舞台に登られんことを。
 14歳の事件。どうしてこのガキの心がどうしたこうしたが問題なんでしょうね。子供の性善説に立つ純真無垢信奉者ばかりですか?きっと何かあったに違いないって。計画的じゃなかった、場当たりの犯行だったって、そっちの方が普通でしょうに。あのバスを狙ってジャックしたとでも言いたいんででしょうかね、これが刑事事件の取り調べの手続き、つまり故意の有無の確認であったとしても、全く馬鹿馬鹿しい報道が続いてます。親を引っぱり出して、謝らせたらいいですね。博多に行く、新幹線に乗る、夜行バスに乗る。こんなことがちゃんとできるんです、子供として保護する必要なんかありません。違いますかね。追求する方向が間違っています。問題がどんどんすり替えられて行きます。こんな国になってしまったんですわ。情けないことです。
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手玉

2008-07-17 08:44:42 | Weblog
西武が福岡ドームでの試合に西鉄ライオンズのユニフォーム着ています。やっと西武がチームとしての前身である西鉄を認知したという表現なのですが、ソフトバンクが前身の南海やダイエーのユニフォーム着たのに煽られてのことでしょう(こういうファンサービスはいいことだと思いますが、どこもかしこもやったらいいというものでもないです、東映、阪急、国鉄・・消えていったチームは数多いですから)。でも、何だか涌井辺りが着ると似合わないですか、あのライトブルーにこちらも馴れているということなんでしょう。往年の野武士軍団、なんて言われてももう50年も前の話です。豊田という生き残りスポークスマンがいればこそのファンサービス。ここまでですかね。
 談合をなくし、自由競争による「健全な」入札をという改革、宮崎の例を出して昨夜TVで特集してました。落札価格は予算の95%超から85%程度に落ちて、ここについては効果が出ているのだが、請け負った業者が次々に倒産して、昨年の台風で浸水した地区の補強工事が台風シーズンに間に合わぬという事態に陥っているという話題でした。安かろう悪かろうの典型ですか。仕事獲りにいくには安くするしかないのです、やっと獲ってもこの値段ではとてもできないという、いわば子供でもわかる単純な引き算、マイナスになるをわかっていてやるという事態。資本主義の常であるといえばその通りで、強い者が勝っていくわけです。こういうところを指してレーニンは昔からそう言っていたのだとマルクス主義の正当性を言い立てる向きがいるのですが(今朝の中国新聞)、談合というのはこの無用の競争を避けて、予算一杯を得て順に分配するという、いわば平等の精神に則っているわけです。むろん差配するドンがいて、その人が振り回す、リベートを取る、そういう関係にはなっていたでしょう、でもそれで傘下の下請けは生きてこられたのです、これも厳たる事実です。談合はとにかく悪いことだなんてのは短絡に過ぎるでしょう。多額のリベートを知事やら行政関係者が分捕るから腹立つわけです、人の収めた税金を勝手に横取りしやがって、です。ゼネコンが悪の親玉みたいに言う奴もいますが、とんでもない、彼らがどんどん強くなっていたから世界に伍する事ができたんです、傘下の下請けが潤ったんです、全体の底上げができたんです。そうでしょう?談合が悪いんじゃないんです、そこに絡んで甘い汁吸う政治屋達を消せば良いんです。でも、そうは言うけれど、どこに落とすかを人が決める以上、その人に群がるはこれも避けられませぬ。いっそのこと、順番を初めから決めておけばいいです。資本主義の欠点を補う智恵であるはずなのです、談合は。そう思われませんか?本末転倒は、そして問題のすり替えはいけません。これでは悪徳政治屋を温存するばかりです。
 悪徳政治屋といえば大分で明るみに出た教員(公務員一般と言い換えられましょう)採用贈収賄案件、これぞ政治屋の仕事との証明です。政治屋の第一の仕事は支援者からの依頼を受けての口利きです。不正合格者を解雇する!なんて威勢のいいことを言う、するとNHK初めマスコミはすぐに子供が混乱するなんていう。子供は純粋で無垢で侵すべからざる存在なんです、彼らにとれば。どうしてくれる?どうもしません、そのままはっきり言えばいいです。でも威勢がいいだけで、連中こんなことようしないでしょうね。データが皆隠滅されているそうですから。子供至上主義の連中にかかると、バスジャック事件もどんどん問題がずれて縒れてあらぬ方向(連中の思うつぼなんですが)に進みます。心の闇の解明を。小さな胸に何が起こったのか?教育委員会は早速その学校に心のケアの専門家を送るんだそうです。バカ野郎!悪いことするな!で終わりでしょうに。どうしてこの子供の心がうんぬんなんでしょうね。親はどうした?出てきて釈明したらどうだ?順序が全く違いますよね。腹の立つ事です。左翼達はほくそ笑んでいるんでしょうね。日本のマスコミは完全に手玉に取られています。情けないことです。
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月見草

2008-07-16 08:42:52 | Weblog
琴欧州ダメですねぇ、ガチガチ。あんなでかいガタイなんですから、ドカンと受ければいいものをと素人目にも思いますがダメなんですねぇ。心が弱い、精神力が弱いなんて必ず言われますが、そうですかね。単純に練習(稽古)が足りないんでしょうに。「考えすぎる」は自分を信じ切れぬからでしょう。俺にはこれしかないって思い切れれば、負けだしたら止められなくもなりましょうが、先場所のこの男のようにもなるわけです。いつも強い奴ってのは迷わない奴、周りを振り回せる奴ですよね。つまり相手が迷ってくれる、考え込んでくれるわけです。「俺は俺」と吹っ切るは、決して窮地から逃れる口実なんかじゃなく、何かを決める際の言い訳じゃなく、最高の攻め手なんです。朝青龍や古くは北の湖のあのふてぶてしさは強さの証しであったわけです。格下(の筈ですが)相手にこちらが迷っちゃ勝てません。そうですよね。
 朝日新聞が出している月刊誌「論座」休刊だそうです。月刊オピニオン雑誌は多く出ています、右寄りに「正論」(こちらは創刊35年だそうです)「諸君!」、左に岩波の「世界」、「論座」、創価学会の「潮」、そして老舗誌「中央公論」、どちらかと言えば左なのかな「VOICE」。他私の知らぬのがおそらくありましょう。岩波ほど左臭強くない(「世界」はこれぞ左翼思想って教科書でした、最近は余りの強い臭いに負けてとんと読みませんが、この手の雑誌を読み始めた頃は考え方の違いを知るいいサンプルでした)、朝日らしい「反石原」雑誌でしたが、売れ行き不振で休刊だそうです。どういうことなんでしょうね。この手の雑誌全般の不振なのでしょうか、それとも論座だけのことなんでしょうか。中央公論は親会社が潰れて休刊廃刊の危機が何年か前にありましたが、親会社の財力の違いでしょうか。とまれ、正論、諸君!に相対するべき左翼誌が一つなくなります。
 大分教員採用試験贈収賄事件、県教育長が県議に採用不採用の通知を公表に前もってしていたんだそうです。記者に囲まれて言ってます、これは口利きではない、便宜を図っただけだと。県議に個人的に通知するという事自体、口利きを受けていた何よりの証拠でしょうにね。語るに落ちるとはこのことです。馬鹿記者が「進退は?」と聞きます、ここで辞めさせたら何も出てこなくなるでしょうにね。辞めると言っても事をはっきりさせるまで辞めさせない。そうするべきでしょうに。
 朝日新聞に上方落語、漫才の連載があります、今朝は西川きよしです。横山やすしとのからみ、いきさつが載っています、はっきり言って目新しい記事ではありません、この二人を漫才の一つの極みにおいての芸能論が今の常説ですからどれも同じような流れになります。一つ週刊誌にあった記事を思い出しました、横山やすしの奥さんが最近亡くなったんです、破天荒の夫に尽くした妻という記事でしたがその最後に、西川きよしからの花輪等のお供えを家族が固辞したという一文がありました。ああ、私達に見せている部分、横山やすしが数々の事件事故を起こしその都度相方に迷惑をかけ、それを辛抱して待ってあれだけの高見に挙げたのは西川きよしのお陰なんだという定説は、こちらの家族にとってはそんなもんじゃないということなんでしょう。西川きよしが参院議員になったこともきっと面白くないことだったに違いないですしね。横山やすしの末路が哀れであった分、その間相方がそれなりに脚光を浴びていた分、こっちの家族に拒絶反応を生んでも不思議ではないことと思ったことです。やすきよと一括りにして貰いたくない、というところでしょうか。
 野村監督、監督で三千試合ですって。この人選手としても三千試合出ているんです。この人は今でこそああいうキャラクターでわざと露出を増やしていますが、選手としても凄い人、そして監督としてもそう、この人こそがプロ野球の大功労者じゃないかと思うことです。自らを月見草に喩えた名セリフも今でこそまた一段と映えます。そう思います。
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定番

2008-07-15 08:43:29 | Weblog
オールスター戦が面白くなくなったのはいつからでしょうか。いや、今も面白いと思っておられるならそれを否定するつもりはありませんし、徒に懐古趣味に昔を礼賛するのでもないのですが、見る気がしません、気をそそられません。きっとセリーグパリーグの差がなくなったこと、つまりBSだけでなくスカパーやケーブルTVでロッテ楽天戦なんかを普通に見られるようになっていることも一因なんでしょう。そしてこのチームにはこの人!という強烈な看板がいなくなったこと、ですか。この人を見たい、がなくなったんでしょう。江夏や江川の三振記録も華々しい記憶ですが、オールスターの三試合で日頃見る機会のないパリーグの選手達を知るのです、彼らもお祭り気分なんかじゃありません、だからパリーグが大きく勝ち越しているのです。楽しみに見ていた時代、パリーグの第一戦のピッチャーは毎年決まってました、先発近鉄の鈴木、次に阪急の山田、最後に西武の東尾、この三人で完封するというお定まりでした。阪急の強い時代や近鉄の強い時代それぞれに沿って選手も個性的でしたね。ロッテは有藤と村田兆治、そうですね、清原と桑田がやった頃が面白かった最後の頃でしょうか。一度広島球場にオールスター見に行ったことあります、野茂がいましたね、ああ、もう何年も前の話です。そして大リーグのオールスター。イチロー先発一番です。この人もすっかり貫禄です。張本の記録を塗り替えるは時間の問題で、当の張本は日本だけで積み上げた自分の記録の方が上等だと言い続けます、大リーグの野球は大雑把でラフに過ぎるというのがこの人の持論、イチローが記録を抜くのは歓迎するが向こうには必ず日米通算と但し書きを付けろといつも言ってます。つまり自分の記録の方が価値高いと行って憚らないわけです。ここまで突っ張られるとああそうなんだと思ってしまいます、普通は大リーグ記録の方が貴重に思いますよね、そこをそう言わないこの人の面白さというか見識があるわけです。もちろん張本もオールスターの常連でした。張本は最後は長嶋巨人に移籍して(プロ野球を隆盛に導いたのは間違いなく長嶋ですが、無闇な掻き集めで面白くなくしたのも間違いなく長嶋でした)王と三四番打ってましたが、この人の全盛は東映フライヤーズ時代です。なんて、書き出すとダラダラと。いけません。
 韓国、竹島でまた騒いでます。型通りに怒って見せないと気が済まないのか、誰かに怒られるのか。怒るために怒ってる感じです。古館が言ってましたあきれ顔で、どうしてこのタイミングなんだ?って。つまり教科書問題をどうして今出してくるんだ日本は?という論です。他にあれこれ交渉しなければならないことがたくさんあって、押したり引いたり必要なときにどうして敢えて火種を加えるようなまねするんだ?と。先日は町村さんをノンポリなんて言いました、文相の強硬論に対比しての表現でしたが、今日のTV会見では、竹島では折れないぞって言ってました。ふむ、その意気やよし。固有の領土という表現を避けたそうです。そんなことでごまかしてどうするんです、いつまでも姑息な解決しようとしていたんでは向こうをつけあがらせるだけです。韓国はどっちを向くんでしょうか、北朝鮮の射殺事件を糾弾しましょうか、それともこっち(竹島)でガス抜きするか。こっちの方が抵抗少ないでしょうけれど、向こうも見過ごすにはちとえげつない事件です。面白いですね。大統領、どうする?
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乱暴

2008-07-14 08:42:39 | Weblog
いよいよ夏本番、高校野球の予選も始まります。宇部商と夏の岩国が軸なんでしょうね例年の如く。岩国は憎たらしいほど夏には戦力整います、監督の手腕なんでしょうねぇ。そして華陵と下商がどこまで勝てるかですか。なんてね、このくらいのことは誰でもいえることでして、要は暑くなりましたねぇ、です。皆様におかれましては体調には十分ご留意のほどを。
 昨日TVで中国の環境汚染とそのGメン達のドキュメンタリー番組やってました。地方(田舎)振興策なんでしょう、川が一本あって周りは山々また山の山間地にメッキ工場があるのです、まず国が建ててそれを民間委譲する、共産主義と資本主義の折衷策というか良いとこ取りしようという魂胆なんですが(日本でもよくある手立てですが)、社会的常識というか観念というか、きっとまだ中国という国にはそういう精神的な基礎構造が揃ってないんでしょう、こうしなさいああしなさいと指示されても、つまり人への被害がどうした、製品をたくさん作って金儲けじゃという感覚、人への影響を考えない者が環境への影響を考えますか?Gメンの居丈高なこと。明治時代の警官を揶揄する表現、 オイコラ警官が当てはまります、中国語を日本語に翻訳して字にして見せますからそこの所のニュアンスがどうなのかこれは不明なのですが、字幕にはとっとと社長連れてこいこの野郎!という書き方でした、この辺りも文化文明のなせるところなんでしょう、色んな意味で面白い番組でした。基準の百倍の高濃度の六価クロム(だったか)が検出されてあえなく御用でしたが、こんなシーンは東京オリンピックを挟む10年15年の日本そのままですね。公害という概念が出来上がる時期です、水俣、富山と何一つ変わらないです。足利銅山まで遡る必要はありません、チッソのカドミウムののあの公害禍と同じことです。人ごととして笑えないのですよ。あの事件も政治的に決着ついてるだけで被害受けた人の体は元には戻りません。でも、日本は間違いなく豊かになりました。あそこの工場で生産されたものによって日本は経済成長の坂を上り続けたのですから。中国です、あれだけ人の多い国です、今でこそ北京五輪がありますからこういう問題にとても神経質にもなりちゃんと対応しているんだとアピールしているのでしょうが、五輪が過ぎれば全部隠されて、公害よりも経済成長という後進国の目指す方向は変わりません、少々死んでもいいから行け!って。さすがにそりゃ乱暴ですか。もう毛沢東はいないんでしたね。え?まだ生きてるの?まさか。
 
 
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食傷

2008-07-13 11:31:16 | Weblog
昨日キャバーンつつがなくライブ行ないました。多くの方々にお出ましいただきました、有難うございました。ビートルズの初期の、世界中を席巻した大ヒット曲を並べて聴いていただきました、やっている私達が一番楽しんでいたのでした。有難うございました。
 五輪が近づいてきていかに神風信仰がマスコミを毒しているか、こう書かねば売れないなんてデスク達がこれまた信じて思い込んでいるわけですが、日本人がいかに現実から離れた不可知、神秘を好んでいるかがわかる季節になりました。サッカー然り、バレーボール然り、野球もそうでしょう。特にバレーボール。昔強かったですからね男も女も。だからやればできるんだと思いたいのです、そこは理解しますが、そこのところ、こういう日本人の性癖は司馬遼太郎が多くの著作で示してきたリアリズムの欠如そのものなんですね。今日のスポーツ番組でそのままやってました、日本が今イタリアやらアメリカブラジルなどと試合しているんですが、イタリアにまぐれで勝っただけで後は全て負けてる、それでも3-0ではなく一つあるいは二つのセットをとっていることを過大評価する、あるいはいけるかも知れないなんて。いけるわけないだろう!?こっちは必死でやってる、向こうは小手調べの調整目的。日本なんて端から歯牙にもかけていない、本番では簡単に勝てるって高括ってます。その通りなんです。どう見たら、世界に勝てるという目があるというんでしょうね。サッカーもそうです、オリンピック出られませんがハンドボールやらバスケットもそうです、素人目に明らかなレベルの差、歴然です。ひょっとしたら・・そればっかり。ひょっとするとは、相手が勝手に転けること、例えば相手のエースなりポイントゲッターなりが怪我とか病気とかで出られなくなるとかそういうこと待ちなんです。神風が吹いて入らないシュートが入るというそれこそ神業、不可知、神秘を期待するのです。金何個銀何個銅何個、当たった例のない予想。挙げ句は感動をありがとうです。もう結構。食傷とはこのことでしょう。いかがですか。
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ノンポリ

2008-07-12 08:42:36 | Weblog
北朝鮮兵が韓国観光客を射殺したんだそうです。戦争ですか?セルビアの要人暗殺がきっかけになった第一次世界大戦のように(またまた危うい記憶のままに書きました、正確さを欠いていたらごめんなさい)。北朝鮮は例によって黙り何もつまびらかにしません、どうせ一方的に相手の韓国女性の所為にするのでしょう。さて韓国メディアがどう出るか。親北勢力の強さを測れましょうか。親米反北として登場している大統領どう出るか。日本に対しては即断且つ過激な反応する国柄ですが、観光客が殺されたとあっては穏やかじゃないんですよね、いかに同胞の国北朝鮮とは言え。どう出るか、これは見ものですよ。こちらにも落ち度があった、遺憾であるが両国の今後の関係に影を落とさぬよう努力したいなんてね、韓国大統領ンコメントが出て。それを聞いて北の将軍様が我々は同胞だなんて言うとか。なんだか芝居がかって鼻についてはいるのですが、隣人の不祥事は面白いことですから。
 で、その韓国大統領、日本に対しては強気の居丈高です。竹島のことを日本の領土だって中学校の教科書に載っている、けしからんと来ます。いつまで同じこと言うんでしょうね、どうしてこういう回路でしか物事を考えられませんかね。世論がどうのこうのなんでしょう、未だ熱しやすい(煽動されやすい)国民性は直近の米国産牛肉輸入問題で証明されましたが、ああいう土壌に生きていれば敢えて世論を刺激するようなことは言えない、自分の信条に関わらぬ事なら、特に対日政策については世論に迎合するが得策なんでしょう、まこと居丈高です。日本が大した反論しないから余計に増長しているという経緯ではありますが。で、日本です。文相は以外と強硬です、あそこは日本の固有の領土だと。で、ノンポリ町村官房長官は言います、そうは言うけれど六カ国会議はあるし・・なんて。向こうの思うつぼの発言しています。向こうは無茶なバーターで押し切ってやろうという目論見でしょう。領土問題と括っても、北から南まで、この竹島だけじゃないですよ、ロシアに中国に敵は隣国そのものです。友好?こっちが優位に外交進めているときに初めて友好ですわね。押されて押されているときに、押されている方が友好第一なんて言ってる馬鹿馬鹿しさです。喧嘩の最中に、ボコボコに殴られながら、暴力はいけないことだなんて言ってるわけです。それはそれで見識なのでしょうが、いつまでたっても一つの見識の域を出ませぬ。次から次に無法な奴らが現れます。いいんですかね、こんな態度で。安倍さん、もう一度出てきてくれないかい?
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