大分県教委職員採用試験に係る贈収賄事件、底なしの様相です。江藤とかいう一番の手配師が、俺の直接関与したのは数例だ、多くは上層部からの指示でやったんだと言ってます。ここのヒエラルキーを知りませんから、参事の上層部に誰がいるのかわからないのですが、県教育長ですか、なんちゃら監とか役人の組織には色々ありますからね。そいつらが合否の決定権のあるこの参事に圧力かけたという図です。その上層部を脅かしたのが県議達だという、こうなるとその辺のよくある口利きそのものです。でもよくあることですよね、役場への就職依頼が典型ですが、市議町議村議を介した口利き。それが連中の仕事でもありますからね。毎日新聞はこう見出しです「バッジかさに横車」その通り、いつもの通り。今朝のNHKニュースでは合格者の半数には下駄履かせていたそうです。さらにはこの事件の発端になった、口利き依頼したどこかの校長の子供二人、長女は成績優秀だったそうですが、息子が馬鹿で高い下駄履かせて合格させたそうです、この長男の名前こそ載っていませんが母親の名前は実名で出ていますから、完璧に本人同定できます。さてこの馬鹿息子、どうするか。普通なら辞めますけれどね。コネがあって金積まないと教員採用されないって慣例。ありがちなことです。公務員採用なんて場は贈収賄の温床ですからね。そういう「人の手」が入るプロセスを除いて公平公正さを追求すると、実際の教員採用の手続きなんだそうですが、受験者の名前も性別も年齢も全て隠して、単純に点数だけで評価する(面接もしない)ということになります。するとまた歪むんだそうです、ペーパー試験で成績のいいのは女に多く、ある年度などは殆どが女になってしまったり、ただ成績のいいだけの奴というのはいわゆる教員に向かぬ奴らも多いのだそうで、そういう奴らをふるい落とせない、もっと言えば昔に言う熱血教師を拾い上げることができないという憾みがあるそうです。ははぁ、そうやって教員の質がどんどん落ちてきたかという納得です(早計ですか)。クラブを持ちたくない、9時5時教員を望む輩がどんどん増えてきてという事態だそうです。ふうむ。こんな典型的な古典的な贈収賄やられると、呆れるんですが、妙に感心するような思いも湧きます。腐っているところに長く巣食っているとその悪臭に気づかないのですね。そのあたりの陳腐な括りで止めにしましょう。日本中が腐っているんでしょう。
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