文化庁の世論調査、語句の誤用編が各紙に載っています。これは昔からよくある奴です、情けは人の為ならずの意味は?です、最近のTVでさかんなクイズ番組(何も知らないバカを嗤う番組)と同質です。それはともあれ、今回取り上げられているのは、檄を飛ばす、足下を掬われる、憮然の意味、正誤です。檄は激に誤解されて、飛ばすという動詞と相俟って、活を入れる(喝を入れる、は誤りですよ)という意味にとられてますし使われることが多いですね。檄とは文書の意味で・・なんて辞書繰り出したらキリのないこと、言葉なんてのは使い方がどんどんかわっていくモノなんですから皆がわかって使っていれば、つまり意味が伝わればいいんですがね。でも、学者はそうは言わないし、ちょっと知っている奴らが一番タチ悪くて薄っぺらい蘊蓄垂れてくれます、あなたのそばにいる物知りくんに聞いて下さい。足下を掬われるも違うんですって、正しくは足をすくわれる。足元を見るが転用されたんだろうという解説です。足下すくわれる、のほうが語呂がいいですからね。言葉はイメージの強い方、言い易い方に変化していくんです。憮然もそうです。あなたが思っておられる意味と違うと思いますよ、辞書を引いてみましょう。こうやって言葉を覚えて、整理していかれればよろしい。そうですよね。
恐竜の子供の化石がほぼ完全な形で見つかったという報道、研究員が得々と報告している映像みました。おお、まこと。素人目にもよくわかります。なによりこの研究員(そんなに若くないですよ。いい歳したおっさんです)の嬉しそうな顔。ああ、そんなに嬉しいんだとこれも十分にこっちに伝わりました。まあ言えば金にならぬことですわ、恐竜の化石見つけにあちこち掘り返すばかりの仕事ですから。失礼ながらたくさんは貰えないでしょう給料。でも好きなんでしょうね、この顔見ているとよくわかる気がしました。声はうわずってます、自然に笑顔が溢れてくるんですね、ちゃんと話そうとしてもそんなことよりこんな凄いモノを見つけたことが何とも嬉しいって気持ちがようくわかりました。この化石の価値がすごいもんだから彼は嬉しくて仕方ないのですが、彼の嬉しい気持ちが、単純に喜んでいるのであろうという状況がそのまま伝わってきて、それが見ている者の気持ちを緩めます。こっちも思わず笑っています。これもすごいことだなと思ったことです。バカには勝てん、という謂があります。知らぬが仏とか。あれこれ知りすぎて考えすぎて策略弄しすぎて何の結果も出ない出せないことは多く経験することです。何も考えずにババっとやられる、「天然モノ」には勝てぬことよくありますよね。私のようなへそ曲がりの天の邪鬼は何でもかんでも眉唾で斜に構えて見ます聞きますから、こういう「素のまま」に会うと、勝てんのう・・と投げるしかないのです。向こうに策略や考えあらばこそ斜に見る意味もあるのですが、まんまの笑顔には剥がすものがないですから。こっちもつられて笑ってしまう。うむ、こういう風に笑いたいですね。こんな偏屈者でもそうは思うのですよ。追:誤解のないように書いておきますが、この研究員がバカとか阿呆とか言ってるんじゃありません。「天然モノ」の秀でていることは長嶋を例に挙げずともどなたも身近に勝てぬ奴がいることでご存知の筈です。好きで好きで続けている仕事で大手柄なり大収穫なりがあった時の嬉しさ、こぼれる笑顔。羨ましいと思っているわけです。
恐竜の子供の化石がほぼ完全な形で見つかったという報道、研究員が得々と報告している映像みました。おお、まこと。素人目にもよくわかります。なによりこの研究員(そんなに若くないですよ。いい歳したおっさんです)の嬉しそうな顔。ああ、そんなに嬉しいんだとこれも十分にこっちに伝わりました。まあ言えば金にならぬことですわ、恐竜の化石見つけにあちこち掘り返すばかりの仕事ですから。失礼ながらたくさんは貰えないでしょう給料。でも好きなんでしょうね、この顔見ているとよくわかる気がしました。声はうわずってます、自然に笑顔が溢れてくるんですね、ちゃんと話そうとしてもそんなことよりこんな凄いモノを見つけたことが何とも嬉しいって気持ちがようくわかりました。この化石の価値がすごいもんだから彼は嬉しくて仕方ないのですが、彼の嬉しい気持ちが、単純に喜んでいるのであろうという状況がそのまま伝わってきて、それが見ている者の気持ちを緩めます。こっちも思わず笑っています。これもすごいことだなと思ったことです。バカには勝てん、という謂があります。知らぬが仏とか。あれこれ知りすぎて考えすぎて策略弄しすぎて何の結果も出ない出せないことは多く経験することです。何も考えずにババっとやられる、「天然モノ」には勝てぬことよくありますよね。私のようなへそ曲がりの天の邪鬼は何でもかんでも眉唾で斜に構えて見ます聞きますから、こういう「素のまま」に会うと、勝てんのう・・と投げるしかないのです。向こうに策略や考えあらばこそ斜に見る意味もあるのですが、まんまの笑顔には剥がすものがないですから。こっちもつられて笑ってしまう。うむ、こういう風に笑いたいですね。こんな偏屈者でもそうは思うのですよ。追:誤解のないように書いておきますが、この研究員がバカとか阿呆とか言ってるんじゃありません。「天然モノ」の秀でていることは長嶋を例に挙げずともどなたも身近に勝てぬ奴がいることでご存知の筈です。好きで好きで続けている仕事で大手柄なり大収穫なりがあった時の嬉しさ、こぼれる笑顔。羨ましいと思っているわけです。