柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

食傷

2008-07-13 11:31:16 | Weblog
昨日キャバーンつつがなくライブ行ないました。多くの方々にお出ましいただきました、有難うございました。ビートルズの初期の、世界中を席巻した大ヒット曲を並べて聴いていただきました、やっている私達が一番楽しんでいたのでした。有難うございました。
 五輪が近づいてきていかに神風信仰がマスコミを毒しているか、こう書かねば売れないなんてデスク達がこれまた信じて思い込んでいるわけですが、日本人がいかに現実から離れた不可知、神秘を好んでいるかがわかる季節になりました。サッカー然り、バレーボール然り、野球もそうでしょう。特にバレーボール。昔強かったですからね男も女も。だからやればできるんだと思いたいのです、そこは理解しますが、そこのところ、こういう日本人の性癖は司馬遼太郎が多くの著作で示してきたリアリズムの欠如そのものなんですね。今日のスポーツ番組でそのままやってました、日本が今イタリアやらアメリカブラジルなどと試合しているんですが、イタリアにまぐれで勝っただけで後は全て負けてる、それでも3-0ではなく一つあるいは二つのセットをとっていることを過大評価する、あるいはいけるかも知れないなんて。いけるわけないだろう!?こっちは必死でやってる、向こうは小手調べの調整目的。日本なんて端から歯牙にもかけていない、本番では簡単に勝てるって高括ってます。その通りなんです。どう見たら、世界に勝てるという目があるというんでしょうね。サッカーもそうです、オリンピック出られませんがハンドボールやらバスケットもそうです、素人目に明らかなレベルの差、歴然です。ひょっとしたら・・そればっかり。ひょっとするとは、相手が勝手に転けること、例えば相手のエースなりポイントゲッターなりが怪我とか病気とかで出られなくなるとかそういうこと待ちなんです。神風が吹いて入らないシュートが入るというそれこそ神業、不可知、神秘を期待するのです。金何個銀何個銅何個、当たった例のない予想。挙げ句は感動をありがとうです。もう結構。食傷とはこのことでしょう。いかがですか。
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