柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

窃盗

2019-05-15 08:09:03 | Weblog
トランプさんが中国に対して何を怒ってるか、昨日かの「ひるおび」で教えてくれてました。ディズニーやらキティちゃんやらドラえもんやらあれだけパクっておいて平気な連中です、日本人はこれまたお人よしだから呆れて怒ってみせるだけでしたが、知的財産なんて聞くとこういう著作権ばかりに目が向きますが、アメリカは技術を盗まれてきたわけです。あの莫大な人口の大市場を目当てにアメリカ企業が工場ごと進出する、するとすぐに技術をパクッて(技術者を引き抜いて)同じものを別会社で作り出す。ずっとこの手順で盗まれ続けてきた、それをオバマは(だけじゃないです、日本も欧州諸国もどこもそうですが、この大市場を前にすると追い出されるわけにもいかないわけです)黙認してきた歴史です。おまけにファーウェイに象徴されるIT用いたパクリも精巧化してきての顛末。だからトランプは怒っていると。今朝はNHKで博多の有名なラーメン店の意匠や名前をそのままパクッてる店が紹介されてて、敵もさるもので先回りして登録しておいて法律的に責められなくしてるんだそうです。巧妙、なのですが、それよりも文化度民度ですね。パクってもいいんですね彼の国は。具体的な物品や金品の窃盗はさすがに捕まるのでしょうが、意匠とか名前形状とかはその対象ではないのでしょう。困った困ったと言うだけだった(今もそうですが)のが日本で、やっと具体的に手を挙げたのがトランプさんだったということです。ビジネスチャンスと乗り込んだはいいが、きっちりやられたの態ですか。でも、やはりここのところ、安倍さんの言う共通の価値観の通用しない国の存在を確と認識せねばならぬというわけです。
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