柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

字現

2019-05-05 09:32:17 | Weblog
天皇様話題をもう一つ。月刊Hanadaの今月号(6月号)に昭和天皇の直筆文が掲載されてます。和歌のアイデアなり原案なりが書き留められていて、もちろん走り書きメモ書きです、上手に書く要はないのです、自分のこと考えれば他人を批判などできはしないのです、後で自分の字を読めないことが何度あったことか、が、が、です。是非ご一読(ご一見)願いたいのですが、失礼且つ不敬ながら、とても下手な字。字は体を現す、なんて言いますね。下手な者とすれば「そりゃ上手な奴の自慢話じゃ!」と、きれいに立派に書ければそりゃええわなと悔しく思いながら嘯いてきたわけですが、この字は・・。確かにいますよ私の周りにも。何度も言いますが私は他人様の字をとやかく言える者ではないのですが、ええ?というような字を書く人が。見目姿から想像されるものとあまりに違う、仕事ぶりと大きなギャップのある人。こんな字を書くの?の人。初めて見た昭和天皇の字がそうでした。これはかなりショックでした。他人のふり見て我がふり直せ、なのですが相手が天皇様であれば・・。昭和天皇の話し言葉の不自然さ、独特のアクセントは、たとえば札幌オリンピックの開会宣言(東京の時のは覚えてません)、皇居での新年のあいさつとかで皆気づくことですが、戦後すぐの全国への行幸の際の映像に残るあの声や喋り口の「おかしさ」は、私たち下々が使うような言葉を普段使われてないからだというまことしやかな理由を信じていたことですが、この字を見ると、ううむです。私の世代は物心ついたころから天皇陛下は爺様でしたので、ヨタヨタ歩きで口をモゴモゴさせての喋りが通常です。戦争時の(若い頃の)あの白馬にまたがった勇ましい姿は写真の中のことですし、仮にあのキリリとした陛下がこんな字を書いてらしたとは落差が大きいわけです。この本にはこれでもかと多くの直筆のメモ書きが載ってます、当然ですがどれも同じ調子です、清書のものはありません。解説している筆者は創作された時期と相照らして和歌の内容を褒め称えるばかりで、字の拙さには触れません(触れられぬのでしょう)。私とて、だからどうこうと評するほどの者ではありませんし、批評など畏れ多いことなのですが、はぁ~と思うことではありました。是非本屋で立ち読みしてください、巻頭記事です。
 北の悪たれ、またミサイルぶっ放してます。ICBMでなければアメリカは文句言わないと知ってのことなのでしょう。韓国や日本に対する示威行動なのでしょうが、一体どういう了見でぃ?!彼は彼で訳あってやってるんでしょう、他国を侵略するような行為でなければ単に軍事訓練なのでしょうが、ああやって世界の耳目を引けばいいんですかね。南の大統領はすでに籠絡したつもりなんでしょうか。あとは核を持ったまま南を呑み込んで日中露に新たな対応を求める手筈というわけですか。そうはトランプが下ろさないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする