柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

均並

2019-05-04 09:05:44 | Weblog
天皇制(この言葉は戦後に共産党が作った造語だそうです。もっとも、戦中戦前にはまさかこんな単語使えませんわね。不敬!天皇機関説で捕まる時代ですから)承前。今朝の中国新聞(東京新聞系です)に以前報道ステーションにコメンテーターでよく出ていた憲法学者木村草太が書いてます、「天皇の人権も意識したい」との見出しです。表現の自由、思想の自由、職業選択の自由などほとんどの自由が制限される地位に拘束される天皇は人権の理念からは大いに問題だと。この人は文内で、天皇制を維持するには合理性があると単純に反対するのではないという態度を見せておいて、ただし現行制度には天皇の地位にある人の自制や良識に多くを依存するという問題点もある、だから上記のあれこれの自由が制限されるのだが、と進めて、だからと言ってこれだけの制限がいつまでも許されていいのか(ここまでは書いてませんが)と言います。つまり退位の自由が許されていいのじゃないのかと言うわけです、先帝の例に沿って。事実先帝はご自分の意志で退位されましたからね。人権とは即ち天皇様(はじめ皇族方)も一般人と同等の自由を与えられるべきということで、保守勢力側に言わせるとこれこそ天皇制瓦解への方便だとなるのです。やんごとなき際から降ろすことによって権威をなくす。天皇の人権という字面そのものに違和感があります。民草とは違う存在。だから権威となる。精神の支柱となる、国民を結ぶ太い紐帯となる。天皇家に生まれて果たしてご本人たちが職業選択の自由などをお考えになるのか。それこそ下衆の勘繰りではないのか。秋篠宮や殿下今は亡きヒゲの殿下のように「自由」に行動され発言されている事実もあるしも、眞子様はあれだけ下世話な話題を提供されている。妹君が擁護されるように、それこそ一般人がそうであるように親が反対するなら駆け落ちしてでもという事態は、マスコミの好餌にはなれ、また前例にはなれ、皇族の権威を削ぐことにはなりましょう。女性皇族が降嫁されて一般人になられる例は数多いことですが、それなりの制限はあってしかるべきです。そういう家に育たれたのですから。天皇様も一般人と均し並みにいう考え自体が、権威を貶めようとする一策に私も思います。いかがですか。
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