柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

感心

2010-09-04 08:23:24 | Weblog
阪神矢野引退です。城島が入ってきて出番も居り場もなくなって、怪我の所為にしておかねばならぬ、歳の所為にしておかねば過去の栄光が傷つくということでしょうか。いえ、久しぶりに優勝したあの頃に、7番8番でガツンと打つこの人の存在価値は大きかったです。JFK(今となっては何とも懐かしいような響きですが)の球を受け続けた人です。この業界に生きる人の常です、晩年の悲しさです。写真付きの記事になるうちが華でした。
 昨夜NHKのニュース番組に小沢さんが出てました。菅さんは何日か前に同じ条件で出てました。聞き比べるに、先後の利不利はあるのでしょうが、小沢さんが上手でした。政策についても結構具体的に的確にわかり易く披露してました。そしてキャスターがうまく煽る質問して、小沢さん結構焚きつけられてました。強面で奥に引っ込んでいるイメージがある、と振られると、私ほど大衆の中に出て行く者はいないでしょう?と気色ばむ。若い議員には常々言っている、大衆の中に出て行けと、とも。菅さんが数とカネで牛耳る政治はいかがなものかと批判されていることに対しては、数に奢るなと言う意味なら肯ずるが、数を目指すことを否定することは間違いだ。数で上回ったからこうして政権担当しているのだ、数で上回っているから政策を実行できているのだ、それが真実じゃないか、と。地方分権についても、地方はあれこれ文句を言うばかりなのだ、結局国からの指示や対応を待っているだけ、それじゃぁ首長さん達の怠慢じゃないのか(怠慢と表現したかどうか曖昧です、すみません)、私はとにかく予算をやるから自分たちで考えて配分なさいと言っている、と。予算をやる、です。ここは滔々たる話しぶりの中でもパッと目立ちました、ああ、予算をやるんだ、という感心です。つけるでなく回すでなく、やる。この辺りにギラリと牙が見えたような気にもなりましたが、やはりこの人の方が説得力も力もありそうです。そう思いましたね。
コメント
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