柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

悪者

2010-09-01 08:24:38 | Weblog
結局誰が悪かったのかと言えばやっぱり鳩山さんだっていうつまらぬ談合話でした。30日の夜のあの話しぶりでは「俺が何とかする」なんて気負い十分でしたが、トロイカなんて表現すること自体先に議員引退まで口にしていた者のセリフではなかったですし、ここでこの二人の間を取りもつには俺しかいない、小沢さんも俺の顔なら立ててくれるだろう、もちろん菅さんもという甘い読みだったわけでした。菅さんも本気ですわね、ここで引いたら二度と首相なんかになれない。そういう卑近な理由の他に、会見でも言ってましたが小沢さんに象徴される、自民党が営々と続けてきた金ー権力ー恫喝黒幕政治を斬りたいという信念。選挙を前に声高に叫びたい大義(鳩山さんも大好きな言葉ですが)を押しだして勝負です。談合を蹴って見せる。ポストの配分調整で均衡を取ってきた自民党型政治との決別。これはこれで評価できる考え方なんですが、でも、こっちを斬っても、暫く経てば菅さんを中心にしたしがらみや談合が繰り返されていくわけです。自民党型の政治形態は「議会民主主義」が続く限り、数は力であるわけですから、消えはしないわけです。何より問題なのは、菅さんの左翼ぶりです。ひょっとしたら今の共産党より左、社会主義色が強い人です。自民党型の政治と仮に決別できたとしても次にやってくるのは日本文化の破壊という流れではあります。菅さんは危ない。小沢さんもドロドロだけれども、所詮はドロドロの自民党体質の人です、まだこっちの方が希望を持てますか。でもこの人が首相になれば金の問題で国会が立ち往生して、衆院解散があり得る話です。菅さんが勝てば小沢さんは党を割る。でも評論家が書いているようにその時誰々がついていくか。小沢さんの会見の席、隣に女議員が一人しかTVには写ってませんでしたが、新聞見るとその隣に谷亮子です。ああ、こんなことなのね、と何だか白けた気分になりました。勝手にやってろ!そういうわけにもいかないのですがねぇ・・谷垣さ~ん!どこ行っちゃったんだ~?
コメント
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