柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

不意

2008-11-23 07:49:58 | Weblog
今朝の話です。そういえば昨夜TVにテロップで速報が流れてました、厚生次官狙いのテロ事件の犯人が出頭してきたと。へぇ逃げ切れぬと観念したかい、なんてぼんやり見てました。TVの報道は小さいことを繰り返し言いますよね、例えば凶器に使われたナイフはどこどこで購入されたものだとか、現場に残された足跡から犯人の履いていた靴は東南アジア製のズック靴だとか。そんなこといちいち報道せずとも、なんて思いますが、きっと犯人はずっとTV見てましょうし、報道内容が全部当たっていた日には不安になってくるでしょう、それが自首を促すことになるんでしょうね。全く見当外れであればあったで犯人から連絡したりしてね、そんなことで私が捕まるとでも思っているのかねとかなんとか。そこから簡単に足がつくって寸法で。所詮目立ちたがりがやる犯罪はすぐに解決するが相場です。真剣に逃げられると捕まらない。悪いと思ってもいない、目立とうとも思っていない、そんな犯人が捕まらない。皮肉と言えば皮肉、当然といえば当然。で、今朝です。最近は犯人の親がインタビューに応じて嘆き謝罪する見せ物が多いですが、今回もそう、おやじが話してます、方言がこっちのものです。あらら、田舎もんの犯罪かと初めはぼんやり聞いてました。何度もこのおやじの話しぶりが流れて、こりゃ近いのう、広島山口の者かいな、なんて思っていたら犯人は山口県に長く住んでいてという解説。あららやっぱり、とまぁ、興味はそこで終わったのでしたが、次のニュースコーナーでは山口県柳井市と出て、ええっ?!TVのテロップで山口県柳井市と出たのは何年か前の大雨浸水時以来じゃないでしょうか、と妙な感心して。さてさて今度は当地でしばらくもちきりです、どこどこの誰の息子で、どこの高校出て、誰々と同級生で、今までどういう仕事していて、そういやぁおかしな奴じゃったとかなんとか。当地ここ何日か面白くなります。不意をつかれてびっくりしたことでした。
 落合監督が言ってます、私が指示したことではないと。WBCの選考辞退が中日選手に相次いだことを受けてのコメントです。そんなことは球団や監督がとやかく言うことではない、選手自身が決めることだ。そしてその理由など言う必要はない。嫌だといったらそれまでのことだと。らしいと言えばらしい発言です。こういう指揮官あればこその行動でしょうね、世間はそう思います。スポーツ欄に載る記事によれば落合監督、来シーズンはウッズを出すわ、川上出すわ、中村に戦力外通知するわで大鉈振るってますから、中日の選手にすれば出遅れやら怪我やらがチームの中での競争に大きく響くことになって、全日本所の話じゃないって訳でしょう。WBC自体が巷間伝わるように読売の宣伝戦略であって、そんなところに尻尾振ってついていく必要もないってことになってるのかもしれません。売り出し中の新人選手ならいざ知らず、功成り名を遂げた選手が今更という空気、しかも原の元で?というテンションの低さも相俟って。松坂やら岩村やらは(イチローはどうなんでしょうか、原と決まってからコメントしてませんよね)参加を表明していますが、あの人達の日の丸への意識と、中日勢のそれとではかなり熱さが違うのでしょうね。違って当然ですか。監督が原じゃぁ、日本じゃなくて、読売ですものねぇ。落合さん、やるねぇ。これには違いのないことでしたか。
コメント
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