柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

恣意

2008-11-04 08:43:40 | Weblog
小室哲哉の詐欺事件しつこく報道しています。確かに時代の寵児でしたね、安室なみえとかスピードとかの沖縄群、自分も何とかいうバンド作って羽振りがよかったですよね。新聞によれば世紀が変わってからはさっぱりだったそうで、ここ20年くらい、それこそ小室が席巻していた頃から歌謡曲全然知りませんから、最近の彼の動向など知る由もないことなのですが、詐欺とはね。しかも5億円。自分の曲の著作権をちらつかせての悪事。所詮は泡銭だったと言うこと、悪銭身につかずという諺の正しさを証明してくれました。芸能人気質の典型でしょうか、類型化一般式化したい私の趣味で言えば。
 自衛隊空幕長の論文事件、えらく問題化してきましたが、私は気づきました(以前から繰り返し指摘されてきていることではありますが)これはNHKの煽りが原動力です。古館も昨日は例によって眉を顰め声を潜めて困ったことです調で言ってましたが、何度も何度もしつこいのはNHKです(ここばかり見ているからかも知れませんが)。そしていつも最後にこう付け加えます、中国韓国がどう思うと考えてるんだ?彼らが今のところ怒らないのが幸いだけれどと。朝の短時間の解説コーナーでも論文内容の不適切さを言うのと同じくらいの時間と重さをかけて中国韓国の機嫌とりを言ってました。対外的な問題なんでしょうかそれともこの考え方自体の問題なんでしょうか。私は、今更断らなくても今迄拙文お読みいただいている方々にはおわかりでしょうが、この論文をトンデモ文とはしません、そういう考え方の者です、そういう前提で読んでいただきますが、NHKはじめマスコミは、政府見解と違う(村山ゲジゲジ眉が発表した日本悪者見解)事を自衛隊のトップが堂々と言う、文章にして発表することをまず非難して(表現の自由は保障されている国だからこういう考え方をとやかく言うのではないがと偽善に満ちた一呼吸入れて、先の中山放言大臣の如きTPOを弁えぬことへの非難調です)、それよりなにより問題は中国様韓国様がお怒りになったらどうするんだ?!この馬鹿者!!と何度も言うのです。明らかに後者にウエイトが置かれています。何~にを言うとるか、です。確かにTPOの問題はありますが、何をそんなにびくびくしなければならぬのでしょうね。世論はマスコミの恣意によって作られるのです。今回はまことよくわかる事例だと思いました。そんなことより経済恐慌はどうなったのよ?こっちが先じゃないんだろうか・・
コメント
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