ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

カーブドッチワイナリーのレストラン@新潟

2015-01-16 12:43:00 | レストラン&店
今年の年頭に書いた「2014年の3大ニュース」 の中に、マスターカードのクリスマスキャンペーンの取材がありました。

この取材で、新潟の カーブドッチワイナリーカンティーナ・ジーオセットを11月に訪問しました。
同じ敷地内に4つのワイナリー、レストラン、スパ、宿泊施設などもある、とてもユニークな一帯です。


カーブドッチワイナリー


地下セラー

取材の際に、2カ所のレストランで食事をしてきましたので、紹介します。



まずは、「ガーデンレストラン・カーブドッチ」です。

ガーデンレストランでは、地元の食材だけでなく、世界各地のさまざまな食材を使った料理が提供されます。
わたしたちが訪問した11月は、こちらのディナーコースをいただきました。



チーズまでしっかり用意されているのが嬉しかったです。

コース料理は、肉か魚を選べるハーフコース(3600円、税別)から用意されています。



ワイン は、グラスで390円(税別)からあり、もちろんボトルでもいただけます。

おトクだと思ったのは、平日の夜限定の「プレジャーワイン6」
カーブドッチワイナリーのワイン6種(1杯60ml)が、1人1500円(税別)で飲めます。
インターネット特別企画ということなので、ぜひHPでチェックしてください。


私たちは取材だったこともあり、特別にこちらのワインをいただきました

訪問したのは風の強い寒い日でしたが、暖かい季節なら、テラスでの食事もよさそうです。
レストランは天井が高く、解放感があり、スタッフのホスピタリティ溢れるサービスで、心地よく食事がいただけました。

食事をしてワインを飲み、お腹がふくれたら、後は敷地内の宿泊施設で眠るのみ
宿泊施設はなかなか予約が取れないことで有名ですので、お早めにどうぞ。




ガーデンレストラン・カーブドッチ
新潟県新潟市西蒲区角田浜1661
http://www.docci.com/restaurant/

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アルザスワインを推す理由@シュルンバジェ

2015-01-15 10:19:00 | ワイン&酒
先日の記事 「2015年に注目したいワイン」 の中に、フランスのアルザスを入れました。

そこで、昨年11月に来日したアルザスワインの生産者を例に紹介したいと思います。


Domaine Schlumberger (Alsace, France)

ドメーヌ・シュルンバジェ は、アルザス南部のゲッビレール に位置する家族経営のワイン生産者で、創業は1810年です。
現在の当主は6代目のアラン・ベイドン=シュルンバジェ氏ですが、7代目(セイヴリン・ベイドン=シュルンバジェ)もしっかり育っています。


Alain Beydon- Schlumberger

アランさんの3代前のアーネスト・シュルンバジェ氏(1885-1954)の時代、フィロキセラ禍、第一次世界大戦(1914-1918、終戦後アルザスはドイツに編入)による畑の荒廃がありましたが、アーネスト氏は畑の復興に務めました。

次代のエリック・ベイドン=シュルンバジェ氏になると、現在の本拠地ゲッビレールに会社を立ち上げ(1971年)、ブドウの植樹を進め、ドメーヌ・シュルンバジェの評判を上げていきます。

ゲッビレール はアルザスの最も南に位置しています。
西にボージュ山脈の山々があり、この山が雨雲を防ぎ、そのおかげで乾燥した気候となり、ブドウが守られます。

「この土地のベスト品種は、ピノ・グリとゲヴュルツトラミネール」と、アランさん。

シュルンバジェでは130haの畑を所有し、自社畑のブドウのみでワインを生産します。
買いブドウや果汁を使わない生産者は、アルザス全体の22%だとか。

畑はビオロジックで、グラン・クリュの一部(ケスラー)が2006年よりビオディナミ(30ha)です。
※ケスラーは2003年よりTYFLO(アルザスの約50生産者で構成される団体)認証



アルザスでは単一品種での仕込みが基本で、ブドウ品種名がラベルに表示されます。
この日、アランさんが紹介してくれたのは、5つの品種の白ワインでした。

アルザスのブドウ品種は7種 で、白が6種(シルバネール、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、リースリング、ミュスカ、ゲヴュルツトラミネール)、赤が1種(ピノ・ノワール)。

シュルンバジェでは、7品種の基本レンジ(同社ではクラシック・レンジと呼んでいます)のワインに、「Les Prince Abbes」(レ・プランス・アベ)という銘柄名をつけています。
1000年以上前にゲッビレールの地にブドウ畑を拓いた修道院長にちなんだ名前だとか。

「このレンジは、軽い酸があり、アルコールが低く、飲みやすい辛口タイプ」とアランさん。



シルヴァネールはエレガントなタッチで、さっぱりして飲みやすいワインでした。



「サラダにピッタリで、寿司、刺身などの日本の食にもよく合う」、とアランさん。

ピノ・ブラン はシルヴァネールよりもふっくらと厚みのある果実味がありました。
アランさんによると、アルザスでは、ピノ・ブランはシルヴァネールよりも飲まれているワインで、バイザグラスでも人気だとか。アルザス南部でつくっているので、酸をキープするようにしていると言っていました。

ピノ・オーセロワ (単にオーセロワとも呼ばれます)という品種も、アルザスではピノ・ブランのワインに加えることができ、シュルンバジェのピノ・ブランはオーセロワ70%、ピノ・ブラン30%で構成されています。
オーセロワは丸みと複雑さを、ピノ・ブランは酸を与えるので、多めにするとより軽やかさを増します。

ピノ・ブランはドイツではヴァイス・ブルグンダーと呼ばれ、ピノ・グリ(グラウ・ブルグンダー)とともに非常に人気を博しています。
ピノ・グリのテイスティングは今回はありませんでしたが、アメリカ市場で人気だそうです。
ピノ・グリはリッチなニュアンスがあるので、アメリカで人気なのはわかる気がします。
※シルヴァネールとピノ・ブランの希望小売価格は2300円(税別、以下同様)、ピノ・グリ2600円

レ・プランス・アベのミュスカも試飲。
他の地域では甘口につくられますが、アルザスのミュスカは辛口のワインになります。
マスカットフレーバーが特徴の品種ですが、フラワリーなアロマが華やかすぎず、デリケートな酸があります。これはポンズを使った料理に合いそう?いえいえ、マグロの刺身かカツオのたたきでしょう!と、色々な提案が飛び交いました。

「ミュスカはアスパラガスの時期にしか売れない。だから、皆あまりつくりたがらない。
でも、フルーティなテイストと酸が食欲を刺激するので、ファンタスティックなアペリティフになる」とアランさん。

そういえば、昨年末に夫がフランス人、妻がドイツ人カップルの家に遊びに行った時に、アルザスのミュスカの辛口ワインがアペリティフに出てきました。この使い方はぜひ参考にしたいものです。
※希望小売価格3300円


アルザスの辛口白は、シャルキュトリや前菜の盛り合わせ(左)、タルトフランベ(右)にピッタリ!

レ・プランス・アベシリーズでは、7品種すべてが揃います。
上記以外では、リースリング2600円、ゲヴュルツトラミネールとピノ・ノワールが3300円。



グラン・クリュ は、シュルンバジェの130haの自社畑のうち70haで、ケスラー、キッテルレー、サエリング、スピーゲル の4つ。

この周辺の畑の標高は約250~400メートル前後になりますが、グラン・クリュ畑は斜度50~60度にもなる傾斜の厳しい場所に位置し、南、東、西の3方向からの日照を受けることができます。

アルザスでは、グラン・グリュは上質ブドウ品種のみとなります。
それは、リースリング、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネール、ミュスカの4種。

シュルンバジェのグラン・クリュは、リースリング、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネールの3種をつくっており、畑との組み合わせでは、ケスラーとキッテルレは3種すべてをつくっています。
サエリングはリースリングのみ、シュピーゲルはピノ・グリのみです。

今回試飲したのは、ケスラー リースリング2009、キッテルレ リースリング2008の2種。


Grand Cru Kitterle Riesling 2008  Grand Cru Kessler Riesling 2009

ケスラー はよく熟して果物のニュアンスがあり、丸く、まろやか。酸はよく溶け込んでいます。ややねっとり感のある熟成感があります。
キッテルレ は、酸をより強く感じます。ミネラルがキリリとして複雑味があり、グレープフルーツのようなニュアンスも感じました。

アランさんは、「リースリングはテロワールのワイン」だと言います。
それに対し、シャルドネはワインメーカーによる、と。

アルザスの土壌はモザイク状に入り組んでいるため、畑によって土壌が異なります。
土壌を反映したリースリングのブドウから、それぞれ異なるキャラクターのリースリングワインが誕生する、というわけです。

アルザスには51のグラン・クリュがありますから、その数だけ異なるキャラクターのリースリングワインがあるということです。

50を超えるグラン・クリュの名前を覚えるだけでも大変ですし、ひとつずつの特徴をつかんでいこうとなると、気が遠くなりそうです。
だからこそ、知的好奇心をくすぐられるかもしれません。

しかも、グラン・クリュワインながら、手が届きやすい価格です。
例えば、シュルンバジェのケスラー2009年は3500円、キッテルレ2008年は5000円です。
ブルゴーニュのグラン・クリュワインと比べてみると、格段にお手頃じゃないですか?

今回の中で、私はキッテルレ2008年が特に素晴らしいと思いました。
このような品質のワインが、しかも少し熟成を重ねていい飲み頃に入ってきたワインがこの価格で買えるとは、嬉しい驚きじゃありませんか?

だからこそ、アルザスワインをオススメしたいのです。

日本では、この1、2年、ビストロでアルザスワインが使われるようになってきているとか。
食事にも合わせやすく、プライスも魅力的なアルザスワイン が好まれるのは、当然です。



アルザスの郷土料理シュークルート(右)には、ほどよい厚みのある白ワインがオススメ。
個人的には、シルヴァネールかピノ・ブランであっさりいただくのも好みです。



ワイン初心者にも、「7つの品種」で覚えやすく、上級者には50超のグラン・クリュの個性探究と いう魔宮を思う存分楽しめるアルザスワインは、もっと飲まれるようになってしかるべきだと思います。


最後に登場したのは、ゲヴュルツトラミネールのセレクション・グラン・ノーブル


Cuvee Anne Gewurztraminer Selection Gains Noble 2009

貴腐菌をつけたブドウで仕込んだ甘口ワインです。
凝縮感のあるなめらかな甘さにうっとりですが、酸がしっかりしてバランス抜群。
アプリコットのニュアンスがあり、甘美。パンデピスに合わせたい!
参考価格15500円


アルザスの伝統菓子クグロフ(手前)とパンデピス(奥)



ちなみに、今回は赤ワインのピノ・ノワールの試飲はありませんでしたが、アランさんによると、「ブルゴーニュのピノ・ノワールと違って、ナチュラルな果実味やタンニンを若々しく楽しむのがアルザスのピノ。軽く冷やして飲むのもお勧め」。
日照の少ない北の産地ですが、地球温暖化の恩恵で、この10年で赤ワイン用のブドウがよく熟すようになってきました。
次回はぜひピノ・ノワールも飲んでみたいですね。


このように、アルザスには、発泡性のクレマン・ダルザスや、複数のブドウをブレンドしたジョンティやエデルツヴィッカーもあり、今回紹介した辛口白、甘口、さらに赤ワインと、実に多彩なワインが勢揃いしています。

ブドウ品種は7つとシンプルですが、ほかのすべてが複雑なのも、アルザスの魅力。
生産者も多様ですが、まずは、このシュルンバジェで手堅くいかが?



なお、今回はアルザス料理の「ブラッスリー・ジョンティ」(浅草橋)さんにお世話になりました。


(輸入元:株式会社ワインオリエンテッド)

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三越伊勢丹で販売したフランス赤ワインにガラス片混入

2015-01-14 13:13:23 | ワイン&酒
また?と思うほど、食品への異物混入 の報道が相次いでいますが、
ワインにガラス片が混入していた、というニュースが流れました。

(株)三越伊勢丹ホールディングスと、連結子会社である(株)センチュリートレーディングカンパニー(ワイン輸入業)が、「ボルドー赤ワイン」ガラス片等混入に関するお詫びと商品回収のお知らせ のプレスリリースを1月13日の日付で発表しました。

問題が起きたのは、2014年8~11月に三越伊勢丹で販売された仏ボルドーの「シャトー・ジャン・ガシー」 の赤ワインで、消費者からの連絡により、ワインの中にガラス片が混入されていたことが明らかになりました。

現在、同じ日にボトリングされたロットナンバー「205」の商品が回収対象になっています。
ロットナンバーはボトルの首に印刷されています。

ボトル写真および詳細は、同社のプレスリリースを参照ください → コチラ


単品での販売のほか、「ボルドー赤白ワインセット」としても販売されましたので、心当たりのある方は、よくご確認ください。




ワインの中にガラス片が入ったニュースは以前にも取り上げたことがあります → コチラ


飲む前に気付ける大きさならいいですが、破片が小さく、かつ色の濃い赤ワインだと、気づきにくいかもしれませんね。

じっくり外観を眺め、ゆっくり飲むにこしたことはありません。

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あわやインフルエンザ!

2015-01-13 15:33:36 | 雑記
この連休は不調続きで、昨日は昼から悪寒がしてたまりませんでした。
熱を測ると、38℃超え。
前日よりノドにも違和感があり、いよいよ席が出てきました。
暖房をつけても悪寒が治まらず、熱も下がらないことから、夜間救急外来へ。
ここは徒歩5分の近所にあります。

診察を受けるも、インフルエンザの検査はできないらしく、咳止めと解熱剤のみもらい、今日改めて病院へ。

インフルエンザの検査(ラップで鼻をかんでOKでした)をし、待たされること4時間、ようやく診察へ。
さきほど帰ってきました。

結果からいうと、インフルエンザは陰性でした。
よかった、と思ったのですが、医師は「いいともいえない」と言います。
ここはスパッとインフルエンザだった方がよかったんでしょうか?

診断としては風邪です。
でも、いつもの風邪の症状とはまったく違い、ひどい頭痛があり、身体の節々が痛みます。特に腰痛がひどいです。

咳はまだゴホゴホですが、少しやわらいできました。
熱は解熱剤で36℃台に下がっていましたが、長時間の待合で、また37℃後半にまで上がりました(苦笑)

めったに風邪をひかない私ですが、先週の新年会で体調を崩し、免疫力がかなり落ちていたところに風邪のウィルスが入り込んできたのかもしれません。

皆さんも、どうぞお気を付けください。

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バレンタインにチェリーボンボン@グマイナー

2015-01-12 14:36:40 | 甘いもん
お正月、成人式を過ぎたら、節分、バレンタインデーと、このひと月ほどに行事がもりだくさんです。

オトナ女子には、恵方巻きよりも、バレンタインのチョコレートの方が大事ですよね?

私のもとにも、甘いプレスリリースが続々届いていますが、今回は、自分ならコレがほしい!と思っているNO.1候補 を紹介します。

それは、昨年11月に海外1号店となる店舗を日本橋高島屋にオープンした 「グマイナー」 のもの。

ドイツ南西部シュヴァルツヴァルト(黒い森)地方で1898年に創業したドイツ菓子の老舗で、オープンの際の記事はすでに紹介しましたね。


その際に口にした “チェリーボンボン” のおいしさが忘れられません。



チェリーボンボン  2個 972円、4個 1944円、6個 2916円(税込) グマイナー

黒い森地方の名産であるサクランボを、サクランボの蒸留酒キルシュヴァッサーに半年も漬け込み、フォンダンとダークチョコで丁寧に手で包み込んでいます。



チョコを齧ると、芳醇なキルシュヴァッサーをたっぷり含んだチェリーが現れ、キルシュヴァッサーがじゅわ~っと口の中に広がります。
う~ん、これはオトナの味!
グマイナーのスペシャリテだそうです。
※中の種に注意!

このチェリーボンボンの素晴らしさをわかってくれるオトナな男性になら贈りたいですが、本音をいうと、自分が贈られたいくらいです(笑)

大事な女友達との女子会にも似合いそう



先日、日本橋高島屋の店舗に行った時に、チェリーボンボンの姿を確認しました。

ここは常設店舗なのでいつでも買えますが、高島屋各店のバレンタインフェア「アムール・デュ・ショコラ」にも登場するようなので、地方の方もチャンスありです。
(日本橋高島屋/新宿高島屋/横浜高島屋/JR名古屋高島屋/大阪高島屋/京都高島屋)

※日本橋高島屋では、アムール・デュ・ショコラ限定パッケージが用意されています。

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自家製地ビール飲み放題@銀座

2015-01-11 12:05:27 | レストラン&店
諸事情で昨年末の忘年会は1つもなかったのですが、大学の先輩と友人の誘いで、自家製地ビール飲み放題という新年会へ。

東銀座の歌舞伎座の横を北方向に行ったところの 「八蛮」(はちばん)というのが、その店。

店内にビールの醸造所があり、オリジナルの 八蛮ビールが2時間飲み放題、食事はおまかせで、1人4000円(税抜)というルールになっています。



ビールは何種類かあるのですが、とりあえずピッチャーでドーンと出てきます。



その日の出来で出てくるものが違い、ビールの色も隣のテーブルのものと違っていたり(笑)



料理は何が出てくるかわかりません(笑)
とにかく、出てきたものを食べます。



日本酒 や焼酎もあり、これも飲み放題。

私たちは6人グループ。他のグループも6~8人くらいが多かったでしょうか。
長テーブルなので、いつしか隣のグループとの垣根もなくなり、皆、仲間状態に。

それはそれで楽しいんですが、この雰囲気に流されて、あれこれ勧められるまま飲むと、確実に撃沈します。
私もなんとか帰宅しましたが、翌日は1日中臥せるはめに(苦笑)

アルコールは何でも飲める!という強者にはオススメです(笑)


八蛮 (はちばん)
http://www.hachiban.net/

※銀座店のほか、日本橋店もあります

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「ルート・デュ・ショコラ」のロングセラーチョコレート

2015-01-10 11:02:03 | 甘いもん
先日会った友人から、チョコレートをいただきました

その店名は 「99 ROUTE DU CHOCOLAT ルート・デュ・ショコラ」
初めて耳にする名前かも?

調べてみると、1977年代にチョコレート専門店として都内の江古田にオープンした「GRIMM」(グリム)が前身だとか。
現在は、目白本郷に2店舗を構えているチョコレート店です。



いただいたのは、同店のロングセラーという トリュフ (左)と オランジェット (右)。




トリュフ

同店のトリュフは5種あるようです。
今回は以下の3種。

白:エーデルワイス…ホワイトチョコレート&ウォッカ
薄茶:フェルコールラム…ダークチョコレート&ラム酒
濃茶:フェルコールキルシュ…ダークチョコレート&チェリーブランデー

私のイチオシは、チェリーブランデーがじんわり浸みたダークチョコのフェルコールキルシュ
洋酒がたっぷりきいたオトナの味。



オランジェット

スペインはバレンシア産の無農薬のオレンジの皮をダークチョコでコーティングしたもので、オレンジの皮が思ったよりもみずみずしさがあり、ソフトでおいしい

これはワインのおつまみにも合うかもしれないと思い、買いためておいた赤ワイン「SEIN」と合わせていただきました。


Vinessens SEIN 2011 (Spain, DO Alicante)

オレンジの華やかな風味とビターなチョコが、モナストレル&シラーブレンドのワインによく合います。

そういえば、このSEINもスペンのバレンシア産じゃない?
へえ~、な偶然でした(笑)

オランジェットはまだまだ残っているので、大事にいただきます


99 ROUTE DU CHOCOLAT
http://homepage3.nifty.com/99routeduchocolat/index.html

目白店
東京都新宿区下落合3-15-21 目白SKコーポラス1F

本郷店
東京都文京区本郷2-13-10 湯浅ビル1F

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日本橋お多幸本店で670円ランチ

2015-01-09 12:51:36 | レストラン&店
日本橋で打ち合わせがあったので、一度食べてみたかったお多幸のランチへ。


とうめしランチ  670円(税込) 日本橋お多幸本店 

お多幸おでん屋として知られていますが、ランチタイムは定食がお手頃価格で食べられます。
今の時代に、これで670円ですよ?

とうめし は、おでんの豆腐がドーンと乗っかったご飯で、お多幸の名物。
とうふめし、だからとうめし?
味のよーく染み込んだ豆腐が美味しい!
添えられている薬味のネギを載せて、ザックリくずしながらいただきました。

味噌汁はしじみ。
左奥は大根と煮卵、少々の肉片。

ご飯は白米ではなさそうな?
おでんのつゆが染み込んでいるのか、つゆで炊いたのか、お米にも味が染みています。
このご飯もおいしい!
でも量もたっぷりあり、さすがに食べ切れませんでした。



女性一人ではちょっと入りにくいかもしれませんが、誰かと一緒なら勇気百倍!
次は一人でも入れそうです(笑)

混雑しているので、相席必至。
私たちの目の前は、韓国か中国系の20歳前後の若い女性の二人連れ。
彼女たちも「とうめし」とおでん定食らしきものをチョイスし、写真に撮っていました。
海外でも人気なんでしょうか?


日本橋お多幸本店
東京都中央区日本橋2-23

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2015年に注目したいワイン

2015-01-08 10:00:00 | ワイン&酒
年の初めでもありますので、2015年のワイン予想をしてみましょう。

2015年にブレイクする(さらにブレイクする)と予想される3大ワイン は…

1.ジョージアワイン (グルジアワイン)
2.大阪ワイン
3.アルザスワイン





グルジア が、国名の呼び方を “ジョージア” にしてほしい、と日本政府に要請したのが2014年の10月のこと。
来日していた同国の大統領が、安倍首相との対談の際に要請しました。
ですから、グルジアのことを語る時は、これからはジョージアと呼ぶべきなのですが、長年の習慣はなかなか抜けにくいかもしれませんね。

そんなジョージアのワインは、2014年に本格的に輸入されるようになり、その独特のブドウ品種、ワインづくり、風味、色合いから、プロの間では話題のワインとなりました。

11月に開催されたセミナーでは、生産者も来日し、非常に盛況でしたし、ワイン専門誌「ワインホワット!?」でも現地取材の特集記事を組みました。  → コチラ

2014年は、世界で最古のワインづくりが行なわれた地域とされるジョージアワインの、日本デビューの年でした。
このジョージアの波が、2015年も引き続き広がっていくことは間違いありません。
ジョージア周辺の国のワインも、要チェックです。



日本のワイン が相変わらず人気ですが、私はその中で “大阪” に注目してみました。

首都圏在住の人にとって、日本のワインといえば、山梨、長野、山形、新潟と、東日本地域のものがお馴染みです。
もちろん、西日本にも素晴らしいワインがたくさんありますが、私が今もっとも気になっているのが、大阪のワインなのです。

2012年10月、「大阪ワイナリー協会」 が設立されました。
大正3年創業の古株ワイナリーから、設立数年の新ワイナリーまで、現在6社が加盟しています。

東京でワイナリーというのがなかなか想像つかないように(2014年9月に東京の第一号ワイナリーが誕生しましたが)、大阪のワイナリーもピンと来ません。
でも、個性豊かなワイナリーが6つもあるんです。
しかも、大阪市内に醸造所を持つワイナリーもあります。

私は、地域でワイナリー協会を立ち上げたことが、いい方向への動きと評価しています。
今年はあれこれ試してみたいと思っています。

大阪ワイナリー協会
http://www.osaka-winery.com/



3つめに持ってきたのが、フランスの “アルザス” です。

伝統ワイン産地ですから、今さら?という感じがしないでもないですが、このところ、以前に比べて販売が上向きになってきている、という話を輸入元から耳にしました。

その理由を推察してみました。

1)ワインが品種ごとにつくられている
2)ブルゴーニュと似たグラン・クリュを頂点とする階層がある
3)複雑な土壌、畑のテロワール
4)価格
5)食に寄り添いやすい


アルザスワインには、ラベルにブドウ品種名が表記されています。
それも、ブレンドではなく、単一品種です。
だからこそ、その品種を飲みたい場合には、うってつけ。

アルザスには50を超えるグラン・クリュがあります。
それに品種も加わりますので、ブルゴーニュに比べてより複雑な様相となります。

土壌はモザイク状に入り組み、非常に多彩です。
すぐ隣同士の畑の土質がまったく違うということは、珍しくもなんともありません。

つまり、ブドウ品種、畑の個性、土壌の個性が複雑に組み合わさって生まれるアルザスワインは、実は奥が深いワインなのだ、と改めて気づく人が増えてきそうな予感がします。

嬉しいことに、手の届きにくくなってしまったブルゴーニュに比べると、同じ階級のグラン・クリュでも、アルザスのグラン・クリュはグッと手頃です。
加えて、食事とともに楽しめるなじみやすさ、親しみやすさがあります。

知的好奇心を刺激しながら、初心者でも上級者でも歩み寄りやすいアルザスワイン は、改めて見直され、人気が上がってくるのでは?




さて、これらの予想、どうなることでしょうか(笑)

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オザミ本店でランチ@銀座

2015-01-07 10:00:00 | レストラン&店
久しぶりにレストラン&ワインバー 「銀座オザミデヴァン本店」でランチ をいただきました。
お相手は古い友人たちで、こちらも久しぶりでした。

ランチコースの価格帯はいくつかありますが、平日限定の1000円ランチ(税抜) をチョイス。
前菜、メイン、デザート、パン、コーヒーor紅茶 という内容です。




前菜


メイン

前菜は決まっていますが、メインは魚と肉からチョイスできます。
この日の肉は吉田豚で、かなり惹かれましたけれど、魚をチョイス。


青海苔のソースがユニーク!
魚の下に敷かれたキャベツがおいしかったです。

これにパンが一切れ付きます。
パンをおかわりできるかどうかはわかりません。



デザート

デザートもあらかじめ決まっています。
小ぶりながら、しっとりとしたオレンジのパウンドケーキで、意外と食べ応えがありました。
たっぷり注がれたコーヒーとともにいただくと、ほどよい満腹感。



ランチ1000円は、パスタランチならよくありがちな価格設定ですが、パスタではなく料理のコースが1000円でいただけるのなら、優秀といえるでしょう。

マイナス面を挙げるとすれば、
人気店なので行列必至(並ばずに入れたらラッキー)、
料理の選択肢が少ないこと、でしょうか。

前者は、予約する(2500円以上のコースのみ)ことで解決、
後者も、1500円以上のコースをチョイスすることで選択肢が広がりますが、1000円という価格は捨てがたいですよね(笑)

グラスワインもあり、昼からワインを飲むことができますので、お好きな方はどうぞ


銀座オザミデヴァン本店
http://auxamis.com/desvins

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伊達巻のカワイイ羊

2015-01-06 10:00:00 | おいしい食べもん
まだ松の内なので、干支にまつわる話題 をちょこっとお送りします。

Facebookで友人のページに載っていた“伊達巻の羊”がかわいかったので、私も作ってみました。


伊達巻の羊

黒豆で作った顔と耳が、羊の頭部のように見えませんか?
伊達巻の雲のような形も、羊のボディらしく見えます。
ボディが黄色なのがキュートです


蒲鉾やチーズと一緒に皿の上に並べてみました




これらのお供には超お手頃な 京都・伏見の大吟醸酒


日本酒用のグラスよりも磁器のカップの方がおいしくいただけました

伊達巻も蒲鉾も黒豆も、数の子もまだ残っていますが、2015年のお正月ももうおしまいですね…

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洗練のフレンチ「エスキス」@銀座

2015-01-05 16:27:31 | レストラン&店
2014年のレストラン紹介第10弾は、ミシュランガイド2015で星を2つに増やしたフランス料理の店
「ESQUISSE」 (エスキス)

昨日紹介した 「オレキス」の名もそうでしたが、「エスキス」も耳慣れない不思議な響きです。
建築用語で設計の下書き、試作を、絵画では素描を意味する言葉だとか。

「エスキス」は銀座の一等地に店を構え、内装は意外にもシンプルで洗練されていました。




カキと馬刺しのコンポジション

牡蠣と馬刺しというユニークな取り合わせ。
添えられた青りんごがフレッシュで、ハーブのフェンネルもほんのり効いていました。
イクラが載っているので、一見するとフレンチには見えないのが面白いですね。



鱈白子のブリュロン ボワブルベール風味

ブリュロン(brûlante)は“燃焼”という意味なので、白子を焼いたもの、ということになるでしょう。
葉野菜のエンダイブ、紫蘇、グリーンペッパーで風味をつけています。
これまた見た目が和風なこの白子も絶品で、余韻の長い一皿でした。



伊勢海老のポッシュ 黒カルダモンのナージュ

魚介や甲殻類を、香草と白ワインのブイヨンなどで煮出したのがナージュ。
フランス語のメニューを見ると、伊勢海老(ラングスティーヌ)のほか、栗、セロリ、干しアンズが使われていました。カルダモンの香りがスーッとなじんだナージュがおいしい。



次のメインの肉料理のためにラギオールのナイフが用意されました


ヴォースーラメールのロースト 白トリュフとセージのアンサンブル

フランス産の生後3か月の乳飲み仔牛(Veau sous la mère)をローストしたもの。



お肉の上に載った付け合せを横によけ、お肉を切った断面がこちら。
ナイフがよく切れます!
肉の色がピンクで、質感はしっとりやわらかで、臭みがまったくありません。
乳飲み仔牛だからこそですね。



モワルーマルメロとババ ヴェルジョワーズのアイスクリーム オレンジのサバイヨン

お皿の上に、それこそ絵のように描かれた美しいデザート。
ヴェルジョワーズとはテンサイ(ビート)のこと。このアイスが絶品!
オレンジのフレーバーが、食事の最後を爽やかな余韻で引き締めてくれました。



小菓子

マカロン、ショコラトリュフ、カヌレ、マドレーヌと盛りだくさんでした





この日のワインは、最初から最後までシャンパーニュで通しました。
肉料理も、繊細でやわらかなピンク色の乳飲み仔牛でしたので、コク、うま味があり、熟成の進んだシャンパーニュが見事にマッチしました。

「エスキス」のシェフは、仏コルシカ島生まれ、マルセイユ育ちのリオネル・ベカ氏。
父がチュニジア出身、母がシチリア出身だそうで、スパイス使いに定評があるシェフです。
地中海沿岸で育ったので、フルーツ、柑橘をよく使うと言っていました。

シェフ・ソムリエとして、若林英司さんがいらしたのは嬉しい驚きでした。
以前、別の店にいらした時に取材でお世話になったことがあり、久しぶりの再会でした。
食材や調理法でわからない時に質問すると、サッと答えてくださいました。
ありがとうございました。

評価されている店は、シェフだけでなく、サービスも超一流の人材を揃えていますね。

特別な時に訪れたい店です。


ESQUISSE (エスキス)
東京都中央区銀座5丁目4-6 ロイヤルクリスタル銀座9F
http://www.esquissetokyo.com/index.html

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大人の隠れ家レストラン「オレキス」@白金高輪

2015-01-04 17:03:07 | レストラン&店
2014年にアップできなかったレストランシリーズ再び(年末からの第9弾)です。

レストランの名は 「OREXIS」 (オレキス)
不思議な響きの名前ですが、ギリシャ語で“欲求”という意味で、それが“食欲”を意味する言葉にもなるとか。

店に足を踏み入れると、レストランというよりも、画廊とかギャラリーとか、そんな雰囲気の漂う空間がありました。



店に伺ったのは春の始まりの頃。
よって、食材や料理も春のものとなります。


なごり雪
信州サーモン/菜の花/伊予柑/フランス産オシェトラキャヴィア/松の実/マジョラム

菜の花と伊予柑のほのかなビター感が、白ワインといい相性でした。



ジャックと豆の木
北海道産ホタテ貝/豆苗/セロリシード/ピスタチオ/北緯40度のハーブ

切り株を模した器がユニーク!


料理のアップはこちら
セロリシードの香味が印象的な一皿でした。
ホタテは白ワインとの相性が定番すが、軽快で上品な仏ローヌの赤とも合いました。



大地と海と
赤座エビ/フォアグラ/信州産キノコ/ブラッドオレンジ/シェリービネガー/アマランサス

素材を見ると、海のもの、山のもの、日本のもの、外国のもの、多彩にミックス。
ブラッドオレンジの風味は白ワインと合い、エビはエレガントな赤ワイン(この時はシャトーヌフ・デュ・パプ2011年)との意外なマリアージュを見せてくれました。



春の散歩道
エゾ鹿/根パセリ/葉付き玉ねぎ/クレソン/自家製エピス

鹿肉がしっとりとやわらかく、絶妙な火の通し方で、どこか官能的。
この料理も、上質でエレガントなシャトーヌフ・デュ・パプ2011年と素敵な相性でした。
お皿に付けた足跡も楽しい一皿。



チョコレート革命
フォンダンショコラ/ラズベリー/ヘーゼルナッツ/イチゴ/ブルーベリー


チョコレートの殻を崩すと、フォンダンショコラとベリーのソースが登場!
遊び心のあるデザートって面白いですね



溢れる愛
食後の口福 小菓子

左は、たしかクレームブリュレ。
右は、わかりにくいかもしれませんが、樹を模したオブジェの枝の先にマカロンやミニマドレーヌなどの小菓子が飾られています。
なかなか斬新なディスプレイです(笑)
でも、見る人を楽しませる、笑顔にすることは間違いありません。



食材の組み合わせ方といい、皿の上での見せ方といい、驚きがあり、大変楽しめました。

かつて「ジョージアンクラブ」で支配人を務めていたオーナーソムリエ春藤氏のサービスぶりも心地よく見事でした。

料理はおまかせコースのみ。
落ち着いたオトナのためのレストランです。


OREXIS オレキス
東京都港区白金2-3-3カームコート白金高輪1F
http://www.orexis.co.jp/

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干支のお年賀のお茶

2015-01-03 12:43:02 | おいしい飲みもん
嬉しいお年賀が届きました。
開けてみたところ、2015年の干支のパッケージのお茶 が入っていました


静岡県産一番茶葉ティーバッグ 特上静岡之茶  山壽杉本商店(静岡県静岡市)

静岡の老舗茶舗「山壽杉本商店」(やますすぎもと)緑茶のティーバッグです。


高さ約7cmのミニ缶の中に 静岡県産緑茶のティーバッグ(1個3g)が5個 入っていますを
この缶がとてもキュートで、胸をガシッと鷲掴みされました。
カワイイもの好きな女性へのちょっとしたプレゼントに使えそう


もうひとつ入っていたのが、こちら。


役者が揃ったteabag  山壽杉本商店
(静岡県静岡市)


パッケージがとてもユニークな パウチ袋のティーバッグです

助六、忍者、十二単、侍、芸者、相撲 の6つの絵柄が英語で紹介されていて、それらのモチーフがティーバッグのタグになっています。


左)忍者                 右)侍

こちらのティーバッグは1個3gで、6個入り。
軽いパウチ包装なので、海外の方への手土産にすると喜ばれそうです。
先に紹介したミニ缶の方も、海外の方には嬉しいかもしれません。

海外といえば、これを自分が飲む用としてスーツケースに入れてもいいですね。
ティーバッグだから簡単に淹れられますし、いかにもなニッポンのタグがちょっとバカバカしくて(笑)、おいしい緑茶とともに、ほっと癒されそうです。

海外出張の多い方への差し入れにも喜ばれそう。
私も次回は持って行きたいです。
日本のお茶はもっと見直されてもいいかもしれません。

嬉しいお年賀をありがとうございました



山壽杉本商店
http://www.cha-yamasu.co.jp/


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新年はロゼワインから

2015-01-02 13:00:00 | ワイン&酒
2015年のスタートのワインは、ロゼワイン に決めていました


Rose de Marsannay 2012 Domaine Clair Dau (Louis Jadot)

かつては仏ブルゴーニュ、マルサネを本拠地とするドメーヌ・クレール・ダユが所有していた畑が、相続の関係で1985年にブルゴーニュのルイ・ジャド社に売却されました。



それゆえ、ワインにはルイ・ジャド社のマークが付けられていますが、マルサネ村のAOC昇格(1987年)に多大な影響を与えたクレール・ダユに敬意を表し、クレール・ダユ -Domaine Clair Dau- の名がラベルに残されています。

ロゼ・ド・マルサネ は、マルサネ村の ピノ・ノワール100%でつくられるロゼワインです。
イチゴをはじめとする、赤い果実のチャーミングな果実味のフレッシュで品のいい味わいが楽しめました。うま味がありながら、強すぎないのがいいですね。アルコールは13%。




ハムなどのシャルキュトリとは、もちろんよく合いましたし、チーズ(白カビタイプ)、赤カブ酢漬け、レンコンのキンピラ、ブラックオリーブともよくマッチ。意外なところでは、イクラにもいけました。


家で炊いた北海道産の大福豆の上品な甘さにもマッチ


果汁グミ ザクロ味 (明治)との相性もバッチリ
コチラ を参照してください



これらのフードと一緒に飲むマルサネ・ロゼが美味しすぎて、いつもはボトル1/3を目安にしているのですが、ついつい半分飲んでしまいました(笑)

日本酒を用意しようかとも思っていたのですが、フードマッチングしやすいロゼワイン を選んで正解でした。

美しいロゼ色も、今年一年の運気を上げてくれそうです

(輸入元:日本リカー株式会社)

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