ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

このマコン・ヴィラージュ・プリムール2018は飲み頃が長い!

2019-01-11 18:50:42 | ワイン&酒
昨夜は牡蠣と白菜のクリーム煮を作ったので、フレッシュなシャルドネはどうでしょう?と思い、まだ開けずに置いてあった2018年の新酒と合わせてみました。



Macon-Village Primeur 2018 Louis Jadot(France)

昨年のボージョレ・ヌーヴォー解禁の際に画像でちらりと紹介した、ブルゴーニュのマコン地区の2018年収穫ワインで、シャルドネ100%。




ルイ・ジャド社では、通常のヴィラージュワインの醸造過程の中で、特にフルーティーな仕上がりのキュヴェを新酒扱いの“プリムール”として出荷しているそうです。
要は、このワインは、最初から新酒用、というものではないということ。




飲んでみると、果実味が凝縮していて、心地よい酸がフレッシュ!
たしかに果実味がフルーティーですが、しっかりした骨格のあるワインで、言われなければ“プリムール”だと気づかないと思います。



これを牡蠣と白菜のクリーム煮に合わせたわけですが(とろけるチーズも投入)、トロトロに煮込んだ白菜とクリームの部分はいい感じでした。
桃の季節ではありませんが、ワインの果実味が濃厚なので、フレッシュな桃も合いそうだと思いました。
チーズ(このところ食べているイタリアのチーズ)も相性いいです。




普段、家ではあまりシャルドネを飲まない私ですが、このルイ・ジャドのマコン・ヴィラージュ・プリムール2018のフレッシュな酸と果実味が気に入りました。
ヌーヴォーの時季からずいぶん過ぎましたが、実はこれからがおいしいかも

※輸入元:日本リカー

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