ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

現地で買ってきたイタリアのチーズ

2019-01-08 19:11:30 | おいしい食べもん
現在、輸入チーズには日本で29.8%の関税がかかりますので、外国産のチーズは高く感じていました。

それゆえ、海外に出かけると、現地のチーズをよく買ってきますが、2019年2月1日に欧州連合(EU)と日本との間の経済連携協定(EPA)が発効する予定とのことなので、EU諸国の輸入チーズはお安くなりそうでしょうか?

そんなことを考えながら、昨年の12月のイタリア出張で買ってきたチーズを正月明けから食べています。
いずれもスーパーで買ったものです。



ASIAGO DOP / Toma Piemontese DOP

ピエモンテ州への出張だったので、地元のチーズがほしいと思い、まずはそのまんまの名前の「トーマ・ピエモンテーゼ」を購入しました。




「トーマ」はチーズのこと。
フランスだと「トム」で、「トム・ド・地名」というのをよく見ませんか?



牛のミルクのハードチーズです。



外皮は硬く、カビが見られましたが、削り取ってカットすればOK。



ほどよいコクがあり、塩気は薄め。
食べやすいタイプだと思います。





アジアーゴは、ヴェネト州ヴィチェンツァの北にあるアジアーゴ村が産地のセミハードチーズです。



こちらも牛のミルクでつくられています。



外皮に「ASIAGO」と刻印されているのが見えます。

トーマ・ピエモンテーゼよりも色がやや白っぽく、質感も少しソフトでした。
味わいもソフトで、口の中に含んでいると、バターのような味わいを感じます。




左がアジアーゴ、右がトーマ・ピエモンテーゼ

食べ比べすると、味わいの違いがよくわかりますね。





もうひとつ買ってきた、パルミジャーノ・レッジャーノがありますが、こちらは賞味期限がずっと先なので、また改めて食べたいと思っています



コメント (2)
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