ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

スッキリ@ポルトガルワイン

2006-05-29 20:51:56 | ワイン&酒


今日はポルトガルのワイン試飲会があったのですが、
ポルトガルワインといって一番日本人になじみが深いのが、あの マテウス・ロゼ でしょう。

えっ?マテウスってポルトガルだったの?
って初めて気づく人もいるかもしれませんが、そう、ポルトガルだったんです。

昔々は、ほの甘くって軽やかで、ごくごく微発泡の飲みやすいワイン
ってイメージだったかと思いますが、
改めて飲んでみると、意外にもきりっとキレがある飲み口のドライなワインでした。

もしかして市場に合わせてスタイルが変わっているのかも?


もうひとつ一緒に写っている右側のワインは、ヴィーニョ・ヴェルデ です。
ヴィーニョ=ワイン、ヴェルデ=緑なので、「緑ワイン」ってわけ。
もちろん緑色をしているわけではなく、でも、薄いライムグリーン系の爽やかな色のものが多く、また、若いフレッシュさを楽しむということで、こんな名前が付けられています。

このボトルは見るからに爽やかで、
これからの季節にキーンと冷やして飲みたい!って感じですね~
味わいもスッキリ&さっぱりで、みずみずしい酸味が心地よいワインでした。




ココ↑のワイナリーなんかは4種類もヴィーニョ・ヴェルデがあり、
それぞれ味わいが少しずつ違います。
少しコクを感じるタイプとか、フルーツの感じがよく出ているタイプとか。

いずれにしても、ヴィーニョ・ヴェルデはお値段も手頃
1,000円前後~1,500円前後で買えますので、初夏から夏にかけて気軽に楽しむにはもってこいですよ~



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コピ・ルアック

2006-05-29 00:57:52 | 映画
映画「かもめ食堂」の、コーヒーがおいしくなるおまじない
コピ・ルアック って、不思議な響きの言葉ですよね?


コピはジャワ式のコーヒー、ルアックは動物のジャコウネコのこと。

よって、ジャコウネココーヒー  


実は、ジャコウネコがコーヒーの実を食べた後の排泄物の中にあるコーヒー豆を拾い、よーく洗ったものがコピ・ルアックと呼ばれるのだとか・・・ 

コーヒーの実って、オリーブみたいに外側に果肉があり、中は種(いわゆるコーヒー豆になる部分)という構造をしているので、丸飲みしたら、種はそのままの形で出てくるわけで・・・・

ジャコウネコは、尾の付け根に「麝香」の香りがする腺を持っているので、そこを通過するコーヒーの種には素晴らしい香りが付くようです。


そんなわけで、排泄物の中にあるにもかかわらず、非常に貴重で高価な、幻のコーヒー豆として売られているそうですが、私はちょっと抵抗があるかも・・・

みなさんなら、このコピ・ルアックのコーヒー豆で淹れたコーヒーを飲む勇気がありますか?
コメント (2)
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