拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

あたしって、そんなに綺麗?

2021-05-24 21:59:44 | 音楽
矢切の渡しって、江戸川の東京側も千葉側もどっちもそういう名称なのだね。単に、「矢切」という町名・駅名が千葉県にあるということなのだね。ただ、千葉側の渡しは、今、「臨時に」休業しているだけなのだね。あらためて、矢切のあたりの航空写真をみると、江戸川の河川敷は東京側も千葉側もそれなりに緑があるが、千葉側に広がる広大な畑は東京側にはない。コメントでも教えていただき、地図に書いてあったが、千葉側の広大な畑は冬になると「矢切ネギ」の畑になり、直売場がいくつもできるようである。いいなぁ。こういうところで働きたい。「農家の婿」の来てはどうなのだろう。もし来てがないなら、私、行きますよ!え?お呼びじゃない?もっとピチピチしたのがいい?けしからん、年齢による不合理な差別だ……と無駄に吠える。年齢と言えば、私の所属している某男声合唱団の正団員では、私だけ65歳未満。先輩方のラインの会話は、いつワクチンを打つ、自分は大手町で今日打った等々でもちきり。いいなぁ。いつ打てるかの見込みがたたないのは指導兼ピアノのK子先生と私だけである。もし、アストラゼネカが怖いって人が多くて余るんなら私に何度でもいいから打ってほしい。おっと、私が「男声合唱団所属」と聞いても某味噌煮込合唱団のお姉様方は理解不能であろう。なんでも、こちらのお姉様方は、とっても私によくしてくださるのだが、その実、私のことを「外見は男なのに女声で歌う意味不明の生物」ととらえていただいてるそうで、私のいないところで、私について「あの方は男声でも歌えるの?」と噂をされているとのこと。はーい!ときと場合によれば男になりますよおー(男としての生殖能力もありますよ(多分))。もし、「あなたに」耳元でドン・ホセになって愛をささやいて言われたら、いつでも、羊の仮面を脱ぎ捨てて狼になって、あるいは、羊の素顔に狼の仮面をかぶって歌いますともさ。まあ、しかし、本籍はアルトであるのはたしかである。「千人通唱会」でも、クラリネットよりもアルトの歌の方をほめられたって話を書いた。例えば、こういうことである。第1回の千人通唱会には、クラリネットのE先生が参加して下さった(E先生は、Y先生のクラリネットのお師匠さんである)。そのE先生が、打ち上げですっかりご機嫌になられて私に向かって、「あなたは、とってもきれいだね」とおっしゃる。あらん、E先生ったら、そんな風に言って下さると照れますわん……いや、情景描写が間違っている。男性のE先生は、決して私の容姿を「きれい」と言って下さったのではない。それは瞬時に理解した。それほど私は勘違いをしていない。私はてっきり、クラリネットの音を「きれい」と言って下さったのだと思った。これは光栄である。E先生はクラリネットの専門家である。そのE先生にほめていただいとのなら私も吹きがいがあったと言うもの……ところがこれがまた勘違いであった。あなたのアルトの声はきれいだね、と言うことであった。ほめていただいたのではあるが、なんだか複雑な心境であった。

人生、塞翁が馬(デムーロ復活)

2021-05-24 11:52:15 | 日記
昨日の記事に間違いがあった。「オークス」と書くべきところを「桜花賞」と書いてしまった(訂正済み)。だが、大事ないであろう。競馬好きなら間違いだとすぐ分かるし、競馬が好きでなければどうでもいい情報だからである。それに対して某通販会社の間違いは大事(おおごと)である。MCがシャープのエアコンを紹介しているのに思いっきり「ダイキン」と言ったのである。私は一瞬耳を疑った。「代金」のことかな、と思った。そのMCも数秒固まっていた。だが、「いろいろ売ってるんで」と言い訳をした後は平静を装っていた。メーカーの製品を「売ってやる」立場だからまだよかった(それでも、安く卸してもらってるだろうに)。もしアナウンサーがCMの商品で同じような間違いをしたら蟄居閉門の処分が下るに間違いない。そのオークスで優勝したのは、かつて当ブログでその名前を紹介した「ユーバーレーベン」。「生き残り」(Ueberleben)という名前は馬にとってしゃれにならないと言って紹介したのだが、「長生き」というニュアンスもある。「ユーバー」と言っているが、この「ウー・ウムラウト」の発音の表記は難しい。ウのクチをしてイを言う、と説明される。私は、シュッツの会の資料では「ウ(イ)ー」と表記している(酔っ払ってるのではない)。そう言えば、「ウーバーイーツ」が流行りだが、あれは元々英語(Uber-Eats)だから「ウーバー」で良いのだろうが、英語の「uber」も、もとはドイツ語の「über」だそうだ。オークスに戻る。そのユーバーレーベンを勝利に導いたジョッキーが、ミルコ・デムーロ。勝利騎手インタビューで、「人生は難しい。いいこともあれば悪いこともある。早く厄年を抜けたい」と語っていた。数年前までは、日本の競馬は、フランス人のルメールとイタリア人のデムーロが席巻していた。だが、ルメールが順調に勝ち続けているのに対し、デムーロの成績はこの2,3年がくっと落ちた。気性が激しくエージェント(騎手に代わって乗る馬を見つけてくる人)を代えまくったからだ、とか、干されたからだ、とかいろいろな理由がささやかれた。だが、今年になって、みるみる成績が上がってきた。このブログの多くの読者は、私に、音楽のことなんかどうでもいいから男女のことを書け、とおっしゃる。私のブログに期待されているのはどうもそこらしい。そうか、気乗りがしないけど(大ウソ)求められてるんならそっち系のことを書かなくてはなるまい。デムーロには、かつてイタリア人妻がいた。騎手らしく小柄なデムーロに対して妻はモデルのようだった。いいな、騎手はもてるんだな、と思ってたら離婚したという。成績が下がった頃である。ところが、今年になって再婚、妻の出産って話を聞いたと思ったらオークス制覇。人生と競馬の成績のアップダウンが見事に一致。デムーロが今回のインタビューで「人生は難しい」と言ったのは実感だろう。私生活が仕事に影響したのかもしれないし逆かもしれない。いずれにせよ、元気なデムーロが帰ってきてくれて嬉しい。それにしても「人生、塞翁が馬」。「栄枯盛衰」ともいう。もし、今が幸せなら、これらの言葉はあまり聞きたい言葉ではないだろう。「栄枯盛衰」ならまだいい。「盛者必衰」は落ちるだけである。そうそう、こないだ、千一夜物語で今読んでるのは大臣が王様に献上しようと思っていた女奴隷と大臣の息子が関係してしまった話だって書いた。その続きをまだ読んでいる。その後、その息子=ヌレディンは、父に許してもらってその女奴隷と結婚した(人生絶頂)。その後、大臣を相続して莫大な財産を相続した(なお絶頂)。それを、友達に惜しみなく振る舞っていたら破産して、友達がみんな去っていった(転落)。読んだのはここまでである。この後どうなるのだろう。盛者必衰で終わるのか、栄枯盛衰(逆転あり)となるのか。その結末はまだ知らない。